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広がり続ける"サターン"の世界。ずとまよ/テクノプア叢雲のつるぎ。

1/15(日)、ROAD GAME『テクノプア』~叢雲のつるぎ~at. 国立代々木競技場第一体育館に行ってきました。

たくさんしゃもじを叩いてきた。
去年のさいたまスーパーアリーナのZUTOMAYO FACTORY以来のずとまよ。
やっぱり今回も、ACAねさんと会話をしているような気分になる、そんなライブでした。

あんなに多くの人がいるのに、
1対1でお話をしているような気分になるライブなんてなかなかない。
ライブハウス規模だってなかなかないというのに。

本当にACAねさんは不思議な魅力をお持ちの人だと心から思うし、
ACAねさんを支える"危険な男たち"の演奏の力強さに毎回心掴まれるのでした。

全然関係ないんですが"綺羅キラー"が好きな人、TWICEの"PUSH & PULL"も好きな気がする。私だけかしら。

一緒に歌っているMori Calliopeさんって、V Tuberなんですね。
恥ずかしいことに知らなかった。

Mori Calliopeさんが出てきた時の場内の盛り上がりよ。
V Tuberの市民権ってもう既にかなり得ているんだろうな。

そんな"綺羅キラー"はもちろん、今回のライブもすごく、すごくよかった。

一緒に行ってくれた彼女も「これまでに行ったどのライブより一番楽しかった」なんてことを言ってくれて。その言葉に尽きるわな。
数曲しかずとまよのことを知らなかったはずなのに、すっかり好きになってくれました。
次回からも一緒に行けそうでわたしゃ嬉しいよ。




■"サターン"が欠かせない私たち

昨年の9月から12月にかけて開催されていた、GAME CENTER TOUR 『テクノプア』には行っていないので(セトリも知らない)
どれくらい今回のライブがそのツアーを踏襲しているのかは知らないですが

前回のZUTOMAYO FACTORY「鷹は飢えても踊り忘れず」で、"サターン"の世界観が一気に大爆発するかのように広がって、これはとんでもない音楽に成長してしまったぞ……と思っていたところ。

今回は"サターン"で始まって、"サターン"で終わるという贅沢。

"サターン"を初めて聴いた時は、なんて健気でなんてかわいい音楽なんだろうと思って、「土星」という名前を冠していて「太陽」も「月」も言葉として顔を出してくるのに、すごくひとりぼっちなぽつんとした音楽だなと思っていて
「夏休みLIVE」で初めて生で聴いたら、身体が勝手に揺れ動いてしまってZeppが一瞬でダンスフロアに変わっていて。

まだ起きてる?今日は誰をみているの
なんの為に私 照らしてるの?
太陽も 月も 突き抜けなきゃ
叶わぬ恋も触れられないもん

こんなにもあたたかくて、かわいらしい言葉と共に、踊り狂っている私がいて、"サターン"のとりこになってしまったわけですが。

もう、"サターン"はずとまよにとって、背骨のような大きな存在になったのだなと。
どこか、ぽつんと佇んでいた私に、友だちができたわけではないけれど。
同じく、どこかでぽつんと佇んでいる誰かがこんなにもたくさんいるのかと、"サターン"を聴くたびに強く強く思うのでした。




■"DearMr.「F」"にきっとこれからも救われ続ける


いつも、比較的、どの会場でも前の方に座ることができていて、
ずとまよと私の周波数がなんとなく合っているんじゃないかなぁ、
なんて、勘違いも甚だしいけれど、
愛情を勝手に持ち合わせていたところ、今回はアリーナのほぼほぼ最後列。

まぁ、そんなに人生上手くいくわけもないですよね。
と思ってたらまさかの最後方にセカンドステージがあるじゃないですか。

結果的に最前列になるというミラクル。

私が、ずとまよで一番好きで、一番大切にしていて、一番苦しい気持ちになる"DearMr.「F」"を最前列で聴くことができた。
もうこの事実だけで私は生きていける。

あぁ、なんか わからなくなりました
自分って誰 あれ 何故なれないの
降らす 張っ苦 胸が堕悪
強がり 群がり 口走り 空回り
僕なりに演じてるよ
ひとりぼっちが叫んでるよ
ねえ 気付いてた 知らなかったよ
どこに居ても 答えなど無いな

ACAねさんと、演奏をする"危険な男たち"との間に緑と紫の照明で区切られた世界ができていて。

13,000人ほどが集まっていた体育館のなかで、ただただ、ひとりぼっちの光の世界の中で"DearMr.「F」"を歌い続けるACAねさん。

その姿を、画面を通さずこの目で見ることができたことは本当に宝物のような時間になりました。

ちょっとした息遣いもスピーカーからではなく、直接この耳に届いたりもしていて。
初めて、ACAねさんが私たちと同じように生きているんだと実感して、"DearMr.「F」"とともにこれまで歩んできたし、きっとこれからもたくさん助けていただきます、本当にありがとうございます、なんて胸の中でACAねさんに感謝の気持ちを述べたりなど、しておりました。




■セットリスト

■ROAD GAME『テクノプア』~叢雲のつるぎ~
at. 国立代々木競技場第一体育館

2023.01.15(日)OPEN 16:30/START 18:00

01.サターン
02.MILABO
03.居眠り遠征隊
04.お勉強しといてよ
05.猫リセット
06.勘ぐれい
07.秒針を噛む
08.勘冴えて悔しいわ
09.雲丹と栗
10.ばかじゃないのに
11.Dear.Mr「F」
12.夜中のキスミ
13.暗く黒く
14.脳裏上のクラッカー
15.ミラーチューン
16.正義
17.残機

En01.胸の煙
En02.過眠
En03.綺羅キラー(feat. Mori Calliope)
En04.あいつら全員同窓会
En05.サターン


いつも、ライブでACAねさんたちに救われている。
明日も頑張ろうね。ありがとうございました。


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