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遊んできたシャドバがサ終するので120%楽しむためにずんだもんになった男の話

ある時、男は天の声をきいた。ずんだもんが2Pickをする世界のほうが、より面白いのではないか?と。

この先2Pickerずんだもんについて赤裸々に語る内容となっています。ずんだもん過激派の方はブラウザバックしてください。


事の始まり

3月。有志が運営する環境の集大成と言える大会、21期2Pickレート杯に参加するにあたって、筆者は調整に励んでいた。今回で参加が11回目となるも、プレーオフへの進出は2回、悲願の優勝目指して、と毎回努力をするも実らず、今回も予選落ち。これだけならいつもどおりであったのだが…

一緒に調整していたbouchi氏が優勝した。今回BO3のリーダー順位、持ち込みについて二人でかなり試行錯誤したうえで答えを出した中の優勝であった。
これは自身の取り組みが実を結んだものでもあった。

ビヨンドに移行するうえで現行シャドウバースはサービスを終了することになっている。私は不完全燃焼感を抱えたまま、最終弾のリリースをむかえることとなった。

これまでのとりくみ

私はこれまでレート環境を遊ぶ上でいくつか取り組んできたものがある。

一つ目はレート配信だ。(ここ一年くらいしてなかったけど)ニッチな配信なので視聴回数は多いものではなかったが、それでも一定数の視聴者がいた。配信をすることで集中力が要求されるし、高水準なプレイが求められる。これはそこそこモチベーションの維持に有効であった。

二つ目がプレイの振り返りである。具体的にはレート当日の負け試合をチーム内で画面共有してプレイをみてもらうというもの。これはチーズの穴を埋める、多段階的なミスの発見を行うことができ、自身では見つけられなかった択が洗い出されることによってプレイの質の向上に貢献していた。
唯一ネックなのが当日なので検討開始が23時~となること。場合によっては24時にならないとメンバーが集まらないということもあり、社会人の筆者には厳しいものとなることもあった。

3つ目がティア表の作成である。つぁん氏が公開しているティアメイカーを使ってレート開始時点などでカード評価を行うというもの。これをチーム内で共有することで、自身の過大評価や、見落としていたカードのバリューに気づくことができた。
難点はつくることが手間だということである。

しかしこれらの取り組みをかれこれ十何回とやってるわけでマンネリ感は否めないものであった。

天啓、くだる

私の趣味の一つにRTA動画をみることがある。いつものようにお気に入りの投稿者の動画を見ていた時、ふとある考えが浮かんできた。

ずんだもんが2Pickの配信をしたら面白いんじゃねえか?

思い立った私はチームメンバーにずんだもんになって来期配信をしようと思うんだ、と伝えたところ、
K氏「chihiroさん、ちょっとおかしいんじゃないですか」
M氏「考え直した方がいいと思いますよ」

と反応は全くつれないものだった。

しかし天啓を得た私は投稿者本人に配信のやり方などを聞き、着々と2Pickerずんだもんの配信を準備していった。なにより2Pickをするずんだもんが見たかった。そして…

2Pickerずんだもん、あらわる

配信が始まった。レート前後半あわせて2か月にわたる、2Pickerずんだもんの配信が。
配信開始時間は月曜だけ用事があるので21時~、その他は基本19時~で10本対戦が終わるまで。ずんだもんとしての2か月が幕をあけたのである。

ずんだもんの試行錯誤

語尾にのだ!をつけるのは一貫するとして、ずんだもんとしての配信は苦労が絶えなかった。というのもゆかりねっとというソフトを利用してずんだもんをしゃべらせているのだが、

聞き取り(特にカタカナ系)が悪い。
・Googleの変換システムを利用しているので誤変換が発生する。

この二点が最後まで配信の課題となった。ボイチェンではないがゆえの問題であり、前者はとにかくカタカナ名のカードゲームと相性が悪く、前者と後者が合体した結果初配信から、

(5ターン目なのだ、と言っている)「五反田」
(金鉱のネクロマンサー、と言っている)「銀行」「ち〇こ」

めちゃくちゃである。辞書設定機能が一応あり、誤変換の解消につながるかとも思われたが、扱いきれず配信二日目にしてゆかりねっとが機能不全に陥るという有様で毎日配信が途絶えるという始末。

たぶん詳しい人が使えば問題なくしゃべれるのかもしれないけれど、私は諦めた。なので後半の配信となっても誤変換はいくらでも出てくる。

「今日もレート冷凍配信をするのだ!」 おまえは料理配信でもするのか。

ずんだもんになってみてどうだったか

メリット
・配信を毎日するのでモチベーションの維持につながる。
・配信でPick択も残っているので、後々検討できる。
ずんだもんをレート杯まで勝たせたいという目標ができる。
ずんだもんとして他人にコミュニケーションがとれる。

デメリット
・なし

私の場合はこうだった。VTuberとかがガワの設定に引っ張られて口調が変わるとかいう事例はあるかもしれないけれど、少なくとも私は日常的に「のだ!」ということはなかった。このへんは人によるかもしれない。

配信が残るメリットは当然として他のプレイヤーにずんだもんとしてアクセスできたことは少なく無いメリットだったと思う。筆者はコミュ強の陰キャなので普段積極的に交友を広げたり他者にアクションをしかけることはないのだが、ずんだもんなので!という大義名分のもと、何人かの人とやりとりできたことは成果といえるかもしれない。

レート杯権利を取るまで

前期は数をやったもののてんでダメだった。勝率が6割いかないのである。久方ぶりに400戦もやったことに驚く一方で無力感は大きかった。

うーん弱い!

後期に入るにあたって前期一位でレートを終えた前田氏を召喚。Pick択からティアメイカーまで後半戦に入るまでに共有、指南を受けた。迎えた後半戦。

みれるものになった

なんとか上振れを掴んで16位内にランクイン。2か月にわたるずんだもんの配信活動は幕を閉じた。



終わりに

とりあえずずんだもんとしての配信活動は終了した。あとはずんだもんがレート杯を優勝することだけが望みである。サ終するゲームへの取り組み方として、十分熱をもって臨むことができ、満足である。

最後に配信を毎回リポストしてくれたソーさんと、毎日リプレイの検討に付き合ってくれたかりんぶりん氏両名の名前をクレジットして終わりたいと思う。

ではまたいつか、ずんだもんになることがあったら。





「2Pickerずんだもん」

製作・実働
chihiro3


広報
ソー

監督・監修
かりんぶりん

スタジオZEAL



                                 




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