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(協力隊という肩書きですが)高山村民になってみて

ゴールデンウィーク明けに活動が始まり、もう1ヶ月が経ちました。

今年度はコロナウイルスの関係でイベントが軒並み中止ということで、私の活動は例年に比べ農作業が多くなりました。肉体的には辛いけど、よく動きよく食べよく寝る生活なので毎日生き生きしていると思います。1日過ぎるのがとにかく早いです。

活動の時やそれ以外の時間でもいろんなことがありました。

隣に住んでいる大家さんに蛍が綺麗だからと、大家さんとジョン(大家さんの犬)と僕で、缶ビール片手に散歩に出かけたり

畑で、苗を植えていたら隣の畑で家庭菜園をしている初対面のお母さんと少しお喋りをして、「アイス食べる?」と言われお母さんのお宅の庭先で一緒にパルムを食べながらお茶したり

また他の畑で作業をしていると、初対面のおじさんに「この横の畑、なんか植えるか?」とおじさん所有の1反歩以上ある畑を指差され、「ちょっと考えます(笑)」と言ったり。

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奥の草の生えている畑を指さされました。(この前見たときにはもう耕してある。少しプレッシャー笑)


色んな人たちによくしてもらって嬉しいです。これが何十年も住んだりすると、逆に閉鎖的に感じて村を出たくなるのかなぁと考えたりもします。

活動する先々で、「昨日はどこの家に行ったの?」と言われますが、「〇〇さん宅です。」と答えると大体「あーあの人ね。」となります。人口3000人程度の村なのでみんな何となく知っているんですね。最近僕も知りあいが増えてきて、知っている人と車ですれ違うと軽く手を上げるようになりました。

住んでいるといろんな人に見られている感じがして鬱陶しく感じることもあるんだろうけど、誰かが見ているということはいざという時に心強いことでもあるんだろうと思います。

都市部や地方にかかわらず、家族以外の関わりも大切にできる環境がたくさんあればいいのになぁ。


ほかにも

活動後、家に帰ると近所の子供達に「だいきお兄ちゃんあそぼー」と声を掛けられることもあれば、休日うちにいると急に近所の中学生が来て1日中家にいることもあります。

よく近くの田んぼで子供たちとカエル捕り。

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でっかいカエル。子供たちはカエルが大好き。


家でゆっくりしていたら、誰かが声をかけてくれたりするので活動と休みのときの境目が自分の中ではすごく曖昧です。平日と休日をきちんと分けて考えるよりも、仕事とプライベートの境目をぼんやりさせる方が自分には合っているのかなぁと感じるようになりました。

活動や日々の生活を振り返りながら協力隊後のこともゆっくり考えていこうと思います。


それでは、また。





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