テンションの上げ下げ
本来の自分は多分そんなに明るい性格ではないのだと思う。子供の頃から、身体が弱くて自信なさげで、声が小さかった。どちらかと言うと物静かな方だった。だが、ある時このままでは、ダメだという危機感から、明るい性格へと何とか変えた。
そうなのだ。この性格は、危機感から生まれてたものだった。だから、いつも明るく元気よくいれるようにと出来るだけテンションを上げる様にしてきた。
だが、この無駄に明るいハイテンションは、どうやら自分の周りの人に迷惑をかけているようなのだ。周りの人の代表は何といっても、妻、子供、相棒なのだけど。
朝おはよう!と挨拶した瞬間から基本テンションが高く、自分的にはかなり機嫌を上げている。そのテンションの高さが、妻や子供の気分を害する。特に受験生でもある子供は、イライラしがちだ。余計に話しかけたりすると、うざいと言われる。妻にも、朝食美味いね〜と言うと、普通だからと。朝は本当に難しい。自分的には「今日も一日頑張るぞ!」という気持ちも込めてテンションを上げるのだが、ダメ出しをされる。
会社でも相棒にも、何故朝からそんなにテンション高いの?と言われるが、いや、「一日明るく頑張ろうと思ってね」と言うとウザイねそのテンションは!とハッキリ言われる。
そうなのだ私の周りの人は、ハッキリと言う人が多い。ウザイ、好き、嫌い、なんでもハッキリと言う。別に言われてへこんだりはしないのけど、たまに静かにしていたり、黙っているとどこか調子悪いの?元気ないじゃん?などと聞かれる。中間のテンション表現が上手く出来ない。
明るいか?暗いか?喋るか?喋らないか?
自分でも嫌になる程、極端な人間なのだ。妻にもよく言われる事が多い。黙っていることも別に苦ではないので、ずっと黙っていることも出来る。だから相棒とは、朝の挨拶以外は、相手が喋りかけてくるまで極力黙っているようにしているが、相棒にはその方が良いみたいだ。相棒が喋りる時まで待っていた方が、その後の機嫌が良いからね。
相手に合わせて、自分のテンションの上げ下げをした方が周りをイラッとさせないで済むのならばそれが良いのだろうな〜
自分らしさは、ないけどね。
自分を全てコントロール出来ないのだから、他人なんてもっと、コントロール出来るわけない。近しい人でも、コミュニケーションは簡単なようで、やっぱり難しい。
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