うちの子の小学校体験談 「ウーメン」とは?

Hello, みろろんです。

うちの子たちは両親が日本人で、イギリス生まれです。

日本に住んだことはなく、年に一度日本に行くくらいなのですが、上の子は数日だけ日本の小学校を体験したことがあります。(少し前の話です)

日本の学校の「体験入学」ができる、と知ったのは私が補習校に勤務してからです。

多くの方が「体験入学」をさせていました。

「体験入学」とは、正式に学校に編入、入学せず、数日から数週間日本の学校に入れる、というものです。

私は仕事があるため、いつでも日本に帰国できるわけではありません。しかも学校関係で働いていると学校の休みが休暇が取れる時期。だから日本に行くときは学校が休み、ということが多いのです。

下の子が赤ちゃんの時に私も育児休暇だったので日本の学校がある時期に行くことができた時、上の子は小学校4年生でした。

私はまず市役所に問い合わせ、子供を学校に入れたい、といいました。

しかし、正式に入らないのであれば、個別に学校に問い合わせてください、とのことで私は母校の小学校に電話しました。(なんと実家から歩いて1分!)

まずは、面接に来てください、とのことで子供を連れて学校に行きました。

母校とはいえ、かなり変わっていました。私のころよりかなりきれい。

一通り学校を案内され、「給食代だけでいいですよ、3日間だけなので」

と言われ、検討しました。

よかったのは、学期の終わりだったので行事があり、なんと地元のJ1サッカーコーチによるサッカー講座が行われるとのことで、子供を行かせることを決意。

子供は嫌がっていましたが、何とか説得し、クラスへ。

はやり作文などは大変だったようですが、担任の先生も熱心に指導してくださいました。

サッカー講座では一躍有名人に。(当時の夢はサッカー選手でしたしね)

担任の先生からも

「彼は今モテ期ですよ!」

と。

モテ期があんまりわからなかったので、そうですか、とだけ言った私です。(日本語の動画見てなかったころ)

ある日、帰りが遅かったので、こっそり学校が見えるところで立っていた私。

すると女の子5人くらいが

「○○くんのお母さんですか?」と。

「そうです」というと親切に

「もうすぐ来ると思いますよ」

と教えてくれました。


ちなみにその時放課後の別のところでサッカーもしていたんです。

そこではイギリスの芝生ではない土のピッチでがんばるうちの子がいました。

週末の試合にも呼ばれ、一人で出かけていきました。

ちなみにイギリスでは監督がいても親が試合会場まで連れていくので、みなで電車で出かける経験は初めてでした。


そして、意外に外国人が多かったのも印象的でした。

クラスにはフランス人との国際児。サッカーチームにはアルゼンチン人の子がいました。

うちの子からすると「ふーん。普通。(まだ少ない)」らしいですが、私が子供のころはそんなバックグラウンドの人はいなかったので新鮮でした。

クールなうちの子はしれっと「英語の時間に何か言わされた!」と。

先生がカタカナで「ウーメン」って書いて、これの英語は?という授業をしていたけど、わからなかった、と。

確かに。

百歩譲って「ウーマン」ならわかる。「ウィメン」ならわかる。(woman, womenのこと)

でも「ウーメン」は・・・。

小学生とはいえ、スペルも紹介したほうがいいよね、と家で話しました。



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