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いよいよ評価を決められる時期へ

Helo, みろろんです。

イギリスではイースター休みがあり、今年は4月2日から4連休でした。そこにあわせて学校もイースター休み(春休み)が2週間あります。

それが終わると上の子がそわそわしてきました。

何でも6th Form1年目のテスト期間に入るそう。

今年も一斉テストである、GCSEやAレベルの試験が中止になったイングランド。(イギリスとは敢えて書きません。によって違うので!笑)学校での模擬試験により評価(グレード)が決定されることになっています。

昨年度は3月からのロックダウンで急遽5,6月に行われる試験が中止になり学校も生徒家庭も混乱したため、今年は準備をして何度かの「模試」によりグレードを決定するようです。

イギリスでは学校ごとに作るテスト(小テストを除く)などありませんので、過去問が中心でテストが行われます。たまに何年前の過去問を事前に勉強していたら、当日同じ問題を解くことになりラッキーだった、という生徒の話をきいたりすると、公平なのかどうか疑問なところもありますが。

うちの子、本番は来年に3教科最終試験を受けるのですが、今年は1つ「本番」(グレード決定)の試験があるのです。

それがFurther Mathsです。

普段から4つの科目しか勉強していないうちの子ですが、実はMathsとFurther Mathsを入れて4つです。ということはどんなに少ない科目しか勉強していないのかお分かりですよね。

私自身を振り返るとほぼ全教科、全科目網羅していたといっていいほど、理系の3年生で2つも社会を勉強していた私。それに比べうちの子は勉強している科目でいくと実質3科目ということになります。

多くの生徒が来年3科目に絞って勉強し、大学を目指すので1年目に4つとって1つ辞めることは普通なのですが、それでも私には「少なすぎるな・・」と感じているのですが・・・。

今回のFurther Mathsは大学のレベルも勉強するとあって、かなりハードです。といっても半分くらいは日本の数IIIの範囲です。しかし、それ以外私の見たことのない単元もあったりします。

うちの子はもともと途中でやめる予定で、2年コースの1年で区切りの試験(AS)を受け、グレードをとり、最終学年のYear 13で残り3科目のAレベルを受ける予定です。

そんなわけで本人なりにさすがに頑張って勉強している様子。

放課後学校に残って勉強したりしています。

おもしろいのは、イギリスには家庭教師はあるのですが、塾がないことです。

集団形式の授業は学校で十分、ということなのでしょうか?

もともと6th Formはかなり少人数制です。心理学のクラスは10人以下だそうです。学年としては2クラスあるのに。

私立に行っている生徒さんは数学のクラスは3人だ、と言っていました。

この辺りも国の教育に対する考え方がわかっておもしろいです。(私だけかもしれませんが)

ちなみに6th Formは日本では高校と言われますが、私の感覚では予備校です。今までの学校のように先生がうるさくないそうで、急に仲間感覚になるようです。きっと制服でもないし、大人として扱ってくれているからなんでしょうね。

さてさて、6月の模試地獄まであとわずか。もうすぐ2週間ほどのStudy leaveとよばれる、自宅での自習が始まります。

親としてはやっとイギリスの学校が対面になってまた子供が家にいる生活になるのか・・と思うと気が重いですが(お昼ご飯がめんどくさい)できる限りサポートしていきたいと思っています。



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