日英子育ての違い

Hello, みろろんです。

今日は目についた記事を読んだので私の気持ちをお伝えしたいと思います。

私は赤ちゃん時期の子育てが本当につらかった人間です。私には母性本能があるのか?というくらい、他のお母さんとは違いました。。。(ダメ母自覚あり)

一人目の出産後も、生後6か月の子供を預けて仕事。二人目はもう少し休もうと思っていて退職したのに、理想の求人(当時)を見つけて生後5か月の子供を預けて仕事再開。

しかしイギリスでは赤ちゃんがかわいそう、と言われたことがありません。

むしろ、「やりたいことがあるなら我慢しちゃだめ! 子供はどこででも育つんだから」

というアドバイスの元、ヘルスビジター(日本の保健師)、ママ友などいろいろな励ましがあり今の私の家族があります。(ちなみに子供たちからなぜ家にいなかったの?とは一度も言われていません)

イギリスでは主夫の方も多く、「お母さん」の稼ぎが多いところはお父さんが子供の送り迎え、ご飯作りなどを請け負っています。

ちなみに専業主婦はHouse wifeといいますが、主夫は英語でもあんまり聞いたことがありません。家で仕事してる、とかパートです、とかいうくらいです。

そして、今日読んだ記事の「外から子供の声が聞こえる・・・(苦情)」というのもそれで何か言われたりしないです。

道路で遊んでいる家族(この前はテニスのネットを道路ではっていて、私の車が来るとネットを片方に寄せるという感じ)もいます。

ただ、今は亡きお隣のおじいちゃんは、中学生の子供がサッカーボールを蹴っていたとき、うるさい!と怒鳴っていました。

その時子供たちは「じゃ、どこで蹴ればいいのか?道路は公共のものだろ」ということを訴えていましたが、言い争いになるのはまれです。


私の経験上、バスで子供がぐずっても、「あら、大変ねー。私もこんな時期(子育て)があったわー」と年配の方が声をかけてくれたり、あやしてくれたり。

ベビーカーでも段差をすぐに手伝ってくれたり。

イギリス紳士なんて今どきいませんが、そういうことはすごくやってくれるのです。

年配の女性は常に先輩お母さんとして、いろいろ愚痴をきいてくれたり、サポートしてくれたり。

私はかなり救われました。


でもしかし、お国が違えば態度も違う・・。

一度ベビーカーでフランスのパリに行ったとき。私は別行動で、赤ちゃんと2人で有名な百貨店へ。

地下鉄に乗ったのですが、エレベーターもなく、階段が多い。そして電車に乗るときも結構線路と車両の間があいていて、苦労しました。

降りようと思っても、自分でボタンを押してドアをあけるタイプ。もたもたしているとやっと周りの人が助けてくれました。


私がイギリスはいいな、と思うのはこういうところです。フランスだけでなく、オランダ、フィンランド(もちろんスペイン!)でも同じようにベビーカーを押したことがあるのですが、一番さっと助けてくれるのはイギリスです。

フィンランド人の友達にこの話をしたら

「フィンランドはそうよー(あまり助けない)」

と。

なんだか意外でしたが、私には結構イギリスがあっていてよかったな、と今では思っています。


最近お隣さんのおじいちゃんの家におじいちゃんのお孫さん家族が引っ越してきました。

今度は私が「先輩お母さん」をする番だな、と思っています。

子供の元気な声をきいて、なんだかほほえましく、元気がでる社会に世界がなればいいな、と思っています。

よろしければサポートをお願いします。サポートしていただければ、現教員、学校に苦手意識のある生徒さんへの支援に使わせていただきたいです。