男性更年期障害をきっかけに体と心に向き合う

43歳で男性更年期障害と診断されたまろです。
私が男性更年期障害になって敏感になったことがあります。それは体や心の反応です。今日はそのことについてお伝えしますね。

実は体と心は助けを求めていた

男性更年期障害を自力で抜け出せないことがきっかけ

男性更年期障害の症状は人によって様々です。私の場合、軽度だと動悸、ひどくなると無気力で動けなくなります。私はここ1年くらい毎朝の運動を日課にしているのですが、症状がひどくなると運動するのも億劫になっていました。朝日を浴びたり、運動したりすることは症状改善にいいとわかっていても動けなくなります。こうなるとホルモン注射に頼るしかなくなります。自力で改善できないことに情けないと感じてしまいますが、どうしようもないのです。

ひどくなると自力で抜け出せない経験を積み重ねることで、やばくなりそうな予兆に敏感になってきました。予兆とは軽度の症状の動機ですね。

心と体の声に耳を傾けなかった過去

男性更年期障害になる前から私には動悸かあったと思います。でも気づいていませんでした。治療を始めてから体の変化に目を向けるようになりはじめて気づきました。「あ、今動悸が来てる」と今では必ず気づきます。

心と体の声は私へのSOS

気づくようになってから更にどんな時に動悸が起こるのかわかるようになってきました。私の場合、何かに不安を感じる時に動悸が来ていました。多くは仕事のことで、なかなかうまくいかない時、期日が近い時などです。それに気づくとどうやったらその状態を改善できるかを考えました。でも、その状態って受け入れることくらいしかできないんですよね。頑張って仕事していてもそうなっているわけですから。

できることは受け入れること

そんな時私は「不安に感じているんだね」と素直に受け入れるようにしました。イメージとしては小さい頃の自分に優しく声をかける感じです。まずは現状を受け入れてあげることで自分を安心させてあげます。誰かと会話すると楽になりますが、誰かがいつもいるとは限りません。気がついた時に自分で解消できるのが一番ですね。

心や体と向き合うようになってはじめて自分の心と体が悲鳴をあげていたんだなと気がつきました。仕事や家庭での責任、それに応えないといけないプレッシャー、自分の時間の少なさなど心と体は助けを求めていました。それに耳を傾けてこなかったことで、男性更年期障害になったのだと思います。

男性更年期障害になって感謝!

今まで心と体の声に耳を傾けてこなかったツケが男性更年期障害につながりました。ただ、私は男性更年期障害になってよかったです。それにはいくつか理由があります。

心と体と向き合えるようになった

「今、しんどいよ」という心と体の声が聞こえるようになり、無理せず休むようになりました。残業が続いていたら早めに切り上げたり、休みの日に思い切って休もう!と自分に言い聞かせたりしています。思えば休むことにもどこか罪悪感があった気がしますね。

食事に気を使うようになった

野菜を先に食べる、果物や牛肉、鮭を意識的に買うなど具体的に行動するようになりました。これまで買い物では高いものを避けていましたが、体のことが優先となりました(笑)。以前は野菜を取った方がいい、と認識していましたが、今は取らないといけないに変わっています。危機を感じたことと、具体的な行動が見えたことが大きいですね。

最後に

同じように男性更年期障害で苦しんでいる人が少しでも楽になれると私は嬉しいです。私は誰かに頼ったり、本音で話をしたりするのは苦手です。それはこれまで誰も頼れなかったからかもしれません。そんな私でも唯一頼れるのが自分自身です(苦笑)。

あなたがもし、「私も一緒だ!」と感じたら今からあなた自身を頼ってくださいね。そして、あなたの心と体に優しくしてあげてください。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?