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子どもの勉強を加速させるバーンダウンチャート
子どもが塾や教材学習を溜めてしまうことありますよね。
我が家では小5の息子がZ会の教材を96回も溜め込んでしまってどうにもならない状態になってしまいました。。溜めすぎてしまうとやる気も無くなるんですよね。。
今回はその状態を解決すべく業務で手法の一つ『バーンダウンチャート』を活用してみました。よければ見てください。
なぜ宿題にバーンダウンチャートを適用したのか
私の息子は日々、Z会や宿題、クラブ活動と頑張っています。ただそれ以上に毎月のZ会の宿題のノルマが降ってきます。聞いてみると毎月35件程度の内容があるようで、単純に考えても1日1件以上コツコツとやる必要があります。
一方で自分で完璧にスケジュール管理ができる子どもはまずいないでしょう。日々いろいろなことがありますし、状況が見えないとすぐ宿題は溜まってしまいます。大人でも難しいですし。
「これって業務だな」
残件96件の宿題があると聞いた時にまるで仕事のようだと思った私は、思いつきでバーンダウンチャートを使ってみることにしました。バーンダウンチャートとは現在のタスク量と目標完了日を決めて単純に1日あたりの目標を決めて線を引っ張ったグラフです。
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上の写真は実際のバーンダウンチャートです。我が家のリビングにはDIYでホワイトボードシートを貼っていて、そこに書きました。年内に終わらせるには1日に4件完了させることが必要です。
子どもには状況が見えていないのではないか
思いつきでバーンダウンチャートを作りましたが、宿題を溜め込むということは状況が見えていないのかなと思ったことがきっかけでした。1日にこなす量より追加される量が多いから宿題がたまっているわけです。毎日残り件数、そしてこのペースで進めたらどうなるかがわかれば自然と自分でやるのではないかと思いこのやり方をしてみました。
バーンダウンチャートの作り方
バーンダウンチャートを作る方法は現状の明確化、完了日の設定くらいです。あとは日々状況を入れていきます。
現状を明確にする
最初にやったことは今どのくらい宿題が溜まっているかを明確にしたことです。溜まっている状況を明確にするのは子どもにとってはしんどいものでした。できていないことがわかるわけですので。そこは一緒に解決していこう!ということで乗り切りました。
ここでポイントとしては溜まっている内容以外に追加になる宿題の数も一緒にいれることですね。我が家でも溜まっている宿題の数を明確にして満足していましたが、「あれ、待てよ」と考えてみて追加になる宿題も明確にしました。
完了目標日を設定する
1日のペースがわかっていればそれを元に設定してもいいのですが、それができていればおそらく宿題を溜める事態にはなっていないと思います。そういうわけで我が家ではとりあえず年内目標で設定しました。
現在、半分くらい過ぎましたが、おそらくペースとしては月48件というところがやっとかなと感じています。元々、月35件程度の宿題があるわけなので、Z会としては毎日1件+αを想定しているのは妥当なのでしょう、毎日続けたらの話ですが。
まずは自分で状況を理解するためにやっているので、多少無茶なスケジュールとはわかっていても今の所進めています。
日々実績を入力する
1日何件終わったかをグラフに書いていきます。予定は黒、実績はオレンジで記入しています。私がフォローするのはグラフに実績を入力することくらいですね。
バーンダウンチャートの効果
日々の状況が可視化されることで息子は自発的に何件今日は頑張ろうと決めてやるようになりました。加えて毎日の推移がわかるのでクラブ活動があるとできない、毎日無理なくできるのは2件くらいといったことが見えてきています。親としても状況が見えるのは精神衛生上もいいですね。
考察
息子は算数が好きでいつも数字のことばかりなので、数字で見せることで刺激になったようです。あと、バーンダウンチャートだと少しずつ減っていることがわかるのでモチベーションにも繋がりやすい気がしています。
勉強のやり方には向き不向きがあったり、慣れや飽きもあります。いろんなやり方を試しながらこれからも子どもと向き合っていきたいです。
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