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ちょうどよい分量の1日

穏やかな日々を送りたいなと思う。
たぶん、今日は「穏やか」に分類される日ではあった。
とはいえ、仕事終わりに笑いながら仲間と交わした会話は「もう今日はおなかいっぱいですよ~」だった。

朝から来週までに仕上げる動画の撮影をして、合間に書類を作り、データを入力したり、電話対応をしたり、そうこうしているうちに、午前中の仕上げ作業に入った。

いつもの流れ、手順で仕事を進めていた。

すると、部屋の天井の隅に手のひらぐらいの大きさのくもを見つけてしまった。なぜ、そんなところに。いつから。
見つけた瞬間、大きな声を出さなかった自分をほめたい。

しばらくそっとしておいて、こちらの仕事がひと段落してから、ぞわぞわしつつも、虫取り網で捕獲し、生かしながら外へ。ほっとした。


ひとしきり盛り上がったあと、別の部署の人がひょっこり来た。
キャベツと生のあんずをおすそわけ頂き、重いけれどうれしい帰り道。
でも実は我が家、今、冷蔵庫にもキャベツが半玉あるのです。

帰りに100円ショップに寄って、小物を買った。小さな達成感。

帰宅後、オンラインで話すこと1時間、驚いたり、感情があっちこっち揺れたり、忙しくも楽しい時間。仕事とは違うしめきりとか仕上げとかの話。


通常業務に加えて小さなことがあれこれ起こったけれど、一応無事に対応できたし、久々に笑いながら話す場面もいくつかあった1日を振り返りながら、夜ごはんを食べ、片づけた。

いい疲れ具合、程よく自分を使った感じがする。
ごく自然と、あとはお風呂に入って寝ようという気持ちになる。

大きな出来事が起こり、急な対応を求められたり、時間と追いかけっこになったり、とにかく気持ちを無にして進めなければならん!ということが続くと「穏やか」を激しく求めるわけだけど、それは凪とはちょっと違うみたいだ。

今日はちょうどよい分量の1日だった。

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