結局、女は溺愛ハイスぺ男子の権力でイヤな女を踏みつけ、男はチートに転生して世界にざまぁするしかないんですか！？最近の漫画って！？

昔ながらのお淑やかで物静かな女性キャラが好き。
『トイ・ストーリー4』でボーがポリコレの洗礼を浴びて再登場した時は泣いたね。子供心にお姫様みたいに可愛いと思った私のボーを返せと。

海外作品はもうポリコレ警察の検閲が厳しすぎてフラットな目で見れないから諦めた。
でも国内で流行してる漫画のパターンも凄い不思議だ。
女向けだと
①主人公が不当に虐げられている
②特にマウントして虐めてくるイヤな女がいる
③社会的、経済的に優れたハイスペック男子が主人公を溺愛する
④幸せそうな主人公を見てイヤな女が「キー！」って言う
ってテンプレートがある。
私マジで悲しくなるんやけど、これで読者はスカッとするん？
この手の主人公って女性誌で叩かれがちな「夫の肩書を自分の価値と勘違いした痛い女」そのものじゃないか。何で女性誌で愚かだと叩かれてる女性像が漫画では主人公になって救済されてんの？
しかも漫画ではイヤな女に対して「〇〇（主人公）は最高の女で、お前なんかクズだ！」的なことを言うのはハイスぺ男子の役目じゃないですか。
主人公って自分でマウントとることすらしないんだよ。自分はハイスぺ男子の腕に抱かれながら（そんなつもりなかったのに…）って困惑顔してるだけの知能犯ポジションに収まっている。
何なんだよ。〇〇の花嫁だの、〇〇の秘書だの。
主人公が自ら手を下さないだけで、結局は男の肩書で相手殴ってスッキリしてるだけじゃん。
女性誌で叩かれる、みずから夫の肩書でマウントとってくるクソババァの方がよっぽど度胸あんなって感心しちゃうよ。自分でやるんだもん。

もう訳わかんねぇよ。

女は何がしたいんだよ。

結局、ハイスぺイケメンに【選ばれて】、自分は何もせず手を汚さないまま、ハイスぺ男子が自分の気に入らない女をバッサバッサ断罪していくのを困惑気味の表情で眺めるだけの女になりたいのかよ。
そういうテンプレが売れてるってことは、女の本音ってソコなのかよ。
選んでもらって？
臭い仕事は自分を溺愛するハイスぺ男子が喜んでやってくれて？
そんなつもりじゃなかったのに…って人畜無害な顔で男の腕に抱かれてその光景を眺めてるのが？
そんなにいいか？？？？
そんなにスカッとするか？？？？？？？？？？
いやマジわっかんねぇわ。

…って思ってたんだけどさ。
ああいう作品は消耗品（エロ本）の役目をしているんだよね。
例えその作品にエロがなくても。
選ばれて、誰かが全部やってくれて、自分はただラクにしていればいい。
そんな夢を見られる。
自慰だね。
あれはエロ本なんだわ、精神的な。

男性向けだとそれがもっと分かりやすい。
冴えないスペックの男が異世界に転生したら、凄いスキルを持ったチートになっていてハーレムを作ったりする。
見ていて清々しいくらい現実逃避な設定だ。
開始三秒でチート主人公に従属したり惚れたりする美女がたくさん出てくるのもいい。
個人的にはお洋服ではせき止められないほど立派なオパーイを持つセクシーエルフのお姉様や、序盤だけは歯向かってくるけど勝負に負けて「くっ、殺せ！」ってなった後に世話焼き女房ポジションに収まる爆乳の女剣士とか好きですね。特に女剣士って尻もいいよね。デカくて最高。
男性向けと女性向けの違いで一番面白いのは、
女性向けだと【ざまぁ対象】は特定の一人（主人公を虐めていたイヤな女）であり、そいつがざまぁされるまでの過程が滅茶苦茶丁寧に書かれている。それ自体が作品の目玉であり、ざまぁ場面は最高のショーである。
一方、男性向けだと例えば主人公に冷たく当たっているのは世界全体だ。序盤の冴えない主人公は【会社・学校・世間】等、ざっくりとした社会全体から迫害されていて、特定の意地悪な人間一人にスポットが当たることは少ない。（代表してギルドマスターや上司が出てくることはあるが、あくまで代表に過ぎない）すると勿論、特定の誰かに復讐したりざまぁする過程が詳しく描写されることもない。
男主人公はいきなり転生してチート能力を授かり、その瞬間に世界全体にざまぁしたことになる。後は勇者になるなりハーレムを作るなり、何だかんだ自分がやりたいことをやっていくのだ。

男女平等だ何だ言うけれど、結局のところ本音では、女は優れたオスに選ばれて大人しく従いたいし、男は自分がリーダーになってあれこれやりたいのかもしれない。
でももうそんなことをおおっぴらに言える世の中ではなくなってしまったから、最近はこういった形式の【精神のエロ本】が流行っているのかな。
『理想の生き方をしている自分』で抜いている。
エロ本って消耗品だからソレ自体は人生の足しにはならないけど、夜に読んでスッキリしたら明日への活力にはなるんじゃないかな。

人類はどんどん正直さを捨てていくけれど、エロ本はどんな時代も零れ落ちた本音の受け皿になってくれる。やはり必須の消耗品。
私はツンと硬くなった乳首を人差し指と中指の間に挟んでコシコシしながら乳房全体を大きく揉みしだきたいですね。エルフでも女剣士でもいいので。