見出し画像

詩 不断


一点の星の淵に沈む

そこは

やがて次の海原へと続く場所

洗い流した身体を横たえ

安楽の雫の中へと記憶を落とす

邪悪も豊かさも無い

無の中に広がる

さざ波のような喜悦はやがて静穏へ

多くを語り

何かを成さずと信じる者は

次の意思を与えられる時まで

目覚めを待つ

遥かなる巡りの道よ

道よ

細石を抱きかかえ

悠久の中を巡れ

道よ

恍惚の叫びなどたやすく置き去る

それは命を育てる大海の

その目の中に仮に映るだけの


不断の真であれ


It makes a pair with “海原より来たりて”


畏れ多いとは思いつつ、何を知っているのかと思いつつ、わたしの感じるままを言語化できたのでこれを投稿いたします。

スキもコメントもサポートも、いただけたら素直に嬉しいです♡