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詩集 《青い風花》矢口蓮人さん


そもそもわたしは『眺め読むような詩』を書いていたいと思っている。

 矢口さんが出されて文庫本 詩集『青い風花』が届いた。

 noteにおいても矢口さんの書かれる詩に惹かれる人は多いと思う。わたしもそのひとりだ。今回の文庫本の発売を楽しみにしていたので、届くとすぐに封を開け表紙を味わった。
 とても優しいイラスト。無彩色の中にところどころブルーが入る表紙イラストは、感情を静めてくれる。

 中に書かれた詩のひとつひとつについてここに書くのは控えようと思う。是非実物を手に取ってもらいたい。
 この『青い風花』は記述の仕方、改行の場所や行間の大きさにも拘って書かれたのではないだろうか。リズムや構成にぴったりと合致して心地よい。わたしの好きな『眺め読む』という言葉にも繋がる。詩というものはやはりビジュアルがとても大切だと改めて感じた。

 静かに静かに一文一文が綴られて、着地した時にじんわりと広がる矢口さんらしい素晴らしい詩の数々。それらがまとまり、表紙も含めて手元に残し、いつでも何度でも味わいたと思う詩集だ。


矢口蓮人さん書籍告知記事
https://note.mu/lentoy/n/n54975bc99339

幻冬舎 青い風花はこちらから


#矢口蓮人さん #青い風花




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