ハイクサークル4月のネット句会参加作品です。
故郷を何度忘れて鳥雲よ
振り向けば秘めた嫉妬に花時雨
佐保姫か野にほつほつと紅淡く
パンプスにおくれ毛跳ねて春日傘
ゆく日々よ夕日の中を花筏
春と言えば桜。俳句では「桜」と言う言葉よりも、むしろ桜をあらわす「花」を使う場合が多いと言われています。
「桜」は植物としての花木を意味し「花」は人の心の目に写る桜を意味するらしいです。
花吹雪、花便り、花の門などなども全て「花」とありますが桜を意味しています。
それだけ日本人は桜を愛しているのでしょうね🌸
今月は花時雨と花筏を使ってみました。
#俳句 #ハイクサークル