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全力でにげろ

明日は9月1日です。
先日の笹塚さんの投稿を読んで改めて、共感したこと、思うことを書いて見たいと思います。少なからずその苦しみの片鱗を踏んだ者として。

笹塚さんのエッセイはこちらです

https://note.mu/heron0213/n/n360880bbe639?creator_urlname=heron0213

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【日本は『場』を構築する母性原理の社会】
これは善悪の基準で
どうこういう言う類いのことでも無く
長年培ってきたこの国の気質のようなもの。
優れた形で作用することもあれば
残酷なシーンを生み出すこともある。
 
この『場』を、集団という言葉におきかえてみれば、
理解が早いだろう。
 
そしてこの『場』は本来
あくまでも
出入り可能なものであるという。

その『場』の中で
みんな同じ考えを持ち、同じ価値観の中で
同じ方向を見ていなければいけないなんて
そこまで窮屈なこと
本来は、あるはずではないと思うが?

そんなことはみんなわかっている。

けれど
不自然な形でその『場』に依存が生まれ
その『場』はそれを構成する人達の手で
怪物に変容させられていく場合がある。

その中で、培養された虐めは激しさを増し
時に、どこを見ているのかわからない大人の力で
二重のハラスメントを受ける多くの子供達が
行き場を失う。
 
いつ砕けるかわからない
ガラスでできた小さなこころに
あなたなら大丈夫
あなたならきっとできる
「何がですか?」と言いたくなる時もある。
 
溢れるようなきれいすぎる言葉の数々。
それでは救われない命もある。
きれいな言葉が時に鋭利な刃になることさえある。

だから、笹塚さんが叫ぶように投げかけた言葉をわたしも使わせて貰いたい。

残酷で小さな世界から
助けを求めて全力で逃げろ。
裸足でいいから走って逃げろ。
そして生き延びろ。

 
 場は出入り可能だ
そしてその場は、決してひとつではない。

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