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直筆も久しき文よ秋の宿


アルバムを閉ぢて仰がばひと葉落つ
【ひと葉落つ】初秋

直筆も久しき文よ秋の宿
【秋の宿】三秋

栗飯や仕切り直しは子の喧嘩
【栗】晩秋


ハイクサークルの句会に三句詠ませていただきました。
今回は三句共古語を使いました。気まぐれです。
仮に直訳で現代語にするならば

閉ぢ→閉じ、仰がば→仰げば、落つ→落ちる
久しき文→久しい文
栗飯や→栗めしだぞ・栗飯よ!(等)

のようになるでしょうか。
ですので現代語俳句ならば、構成や詠み方、つまり表現方法が変わるとわたしは考えます。(超個人的意見)

例えば栗飯の句を現代語で詠むならば

今泣いたカラスも笑う栗ごはん

みたいな感じにするかもしれないです。
わたしは俳句に関して素人です。
ですが偉そうに言えば、詩を書いてきた事で感じたり意見を持ったりする事もあるかな?と思ったりします。

先程きまぐれでと書きましたが、今、現代語俳句の表現は、ネタ的に出し惜しみしなければマズイと言う状況にあるからです。
↑ナンノコッチャ 理由は最後に。


秋は落ち着いた静けさを感じる季節なのかな、と思います。
同時に「爽やか」は秋の季語でもあるように、余計なものを削ぎ落とす時でもあるのかも知れないですね。

【ハイクサークルの皆様へ】
現在サークル内公開で半歌仙を試験的に巻いています。全て現代語の句で巻きます。
良かったら見学してくだされ。
ツッコミお待ちしてます←

頭の中、noteの記事どころじゃなくなるか?

#ハイクサークル #俳句

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