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月の句

今月もメンバーシップメール句会に参加いたしました。
秋の句です。

「月は秋」と言う事で、全て月の句を詠みました。

以下参加句です。


生きてこそ見えるこころの名月よ


実りゆく田にしんしんと月の影


はかなさは人のえにしか夕月夜


徳利を傾けてなお十六夜か


不忍の水も色付く月桂よ



月の桂とは、月に生えている桂の木と言う中国伝承から来ています。
日本では月に生えている桂木と言うそのままの意味と、月明かりの意味で使われます。恐らく桂の木はくっきりと美しい紅葉を見せる所から月明かりが来ているのかな?と思いました。

また不忍とは東京上野の不忍の池の事です。この池は天然で、江戸時代はここで鰻が採れたとか。
不忍近くの鰻屋さんのウェブサイトがずっと前に言ってました🙄(上野か神田辺りで鰻屋さんを探した時に見つけたんだ)

縄文海進の後、ピークを過ぎても入り江だったこの辺りが、やがて海岸線の後退が進んだ末に取り残されたもので、Wikipediaによると、紀元数世紀頃(弥生から古墳初期の時代)までに池になったとされています。


#俳句 #メンバーシップ句会

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