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海外に暮らす人の常識なのか「麺から手作り担々麺」

夫が麺から手作りで担々麺を作りました。

おいしい日本食を食べたい!その欲求が極限まで高まるのが海外生活なんだと、私はこの1年で知りました。
日本に住んでいたときは、保育園の帰り道に自転車で行くことができた回転寿司。
会社を出たら5分でかえたサクサクコロッケ。
食べたいと思った次の日には餅が食べられる生活。。。。
その全てを失うのが海外生活です。
そして、みんなせっせと自作し始めます。

私の感想ですが「味噌」と「納豆」を作る人が多いです。
味噌も納豆も手に入るんですよ。
でも「気に入った味ではない。。。」そして
「買えないならば作ればいい」に辿り着く日本人のなんと多いことか。

さて、夫は「担々麺」が大好きです。
日本に出張に行っている時は毎回3軒ほど坦々麺屋に行っているようで、写真をせっせと私に送ってきてくれます。

そんな夫は日本人補習校で出会ってしまったのです。
「ラーメンを麺から作る男」に。

男性二人でワクワク材料を買い揃えたり、一緒に作る日を決めたりして、何やら楽しそうに準備しています。
私は食べるだけ、そして、日本を出て以来1年以上食べていない生麺のラーメンにありつけそうなので静観していました。

坦々麺づくり結構の3日前「今からラー油を作ります」と、
夫は夜8時から「ラー油」を作り始めました。
家の中が本格中華料理店のような匂いになりますが、、、気にしません。
文句も言いません。
だって、私は面倒だから作りたくない!でも、食べたい。

そして、日本人補習校のある土曜日。
朝、夫は大量の胡麻を炒ってからペーストにしています。
NHKの番組でディレクターをしていた時「胡麻ペーストは面倒なのでアーモンドミルクで作る担々麺」のレシピを紹介した私は驚きました。
ねり胡麻も家にあるのに、、、家で胡麻を炒るところから担々麺を作るのかと!!

土曜日の午後4時、補習校を終えて
家に帰ると、、、そこには大量の麺がっ!!

自家製麺15人前
誇らしげな夫

麺を茹でて、炒りごまから作ったスープと共にいただきましたっ!


完成した麺、ラー油、手作り担々麺

おいしい!手作りの麺ってなんておいしいんだっ!!
小麦粉とかんすいでこんなにおいしくなるだなんて!!!

あまりにおいしかったので、二人に日本に帰っても作るか聞いたところ。。。

「日本に住んでいたら絶対にやらない。だって、おいしい担々麺、簡単に食べられるから」
だそうです。

海外に住んでいるからこそ、磨きがかかる夫の自炊能力です。

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