普通に生活していたら突然病に襲われた1

はじめまして!

普通に生活していたら、突然、病に襲われました、みどりです。

今、病室です。T病院にて、検査入院中。

今日が検査の山場で、検査といえ、手術着に着替えて、手術室に入り、麻酔をして、肺や横隔膜に病変があるかを調べる検査。

めちゃめちゃ苦しくて辛くて痛くて、もうやりたくない、と思った検査でした。

時間にして30分くらいだっと思うけど、思い出すだけで全身が痛くなる。

今は痛み止めも効いてきて、夜ご飯も美味しく食べることができました。

あまりにも辛い検査だったけど、きっと、これから、本当の手術が待ってるし、治療に進むにあたって、記録を残したくて、ブログを始めました。

私の病名は、難治性の気胸で、月経随伴性気胸というものです。

大学病院でも、年にあるかないかの、超稀な疾患だから、このブログが誰かのお役なたつのか分かりませんが、何か私のメッセージが、必要な人に、届きたい人に、何かしら届けばいいなぁと思ってます。あとは、自分の人生の記録として。


子供が幼稚園に行くようになり、ようやく時間もできて、またダンスやりたいなーと思って、産後、YouTubeで見つけた、めちゃめちゃ素敵なダンサーさん。その憧れの先生のレッスンを受けることを日々の楽しみにしていました。ママダンサーだって、真剣にダンスと向き合っていた。

ピラティスの仕事も少しして、ミュージカル劇団の活動も楽しかったし、娘も夫も好きなことを、それぞれが、自分の力で全力で楽しむ我が家は、日々、充実してました。

そんなある日、忘れもしない2020年6月中旬。

背中を丸めた時に(床の物を拾う時とか)、なんとなく、背中のあたりから、なんとなく、ジリジリする。

でも痛みもないし、何だろうと思いつつ、そのまま過ごす。

次の日、そのジリジリが、ポコポコに変わり、大きくなった。

何だろうと不思議に思いつつも、痛みもないし、特に目立つ症状もないから、そのまま過ごす。

で、そのまた次の日、そのポコポコな感じが、増えてくる。

前屈みになった時、ポコポコポコーー、ボコボコボコーって。

金魚の水槽の中に入れてあるポコポコする空気のようなイメージに近い。

4日目には、ポコポコ感がさらに強くなってきたので、とりあえず、近くの内科へ。

先生が「ポコポコ音がするだけですか?痛みは?」

不思議がる医師。

痛みがないなら、筋肉痛とか何か?整形外科に行ってみてくださいと。

でも、私は、ピラティスインストラクターとして、解剖学を勉強してきたし、さらに趣味でダンスをしてるので、筋肉痛の感じも筋肉疲労の感じも骨の異常も、常に敏感で、このポコポコは、整形外科ではない、内科的な何かだ、と思った。

だから次の日、また別の内科に行きました。

「うーん。痛みはないよね。念のためレントゲン撮りましょう」

レントゲンも異常なし。

「筋肉痛に効く飲み薬、処方しておきますね。」

いやいやいやーー。その処方箋は、ゴミ箱へ。

私は夜な夜な、ネットで検索しました。

何時間も。日付が変わっても。

でも、なかなか検索がヒットしない。

「ポコポコ、背中あたりから、音がする、前屈み」などなど検索しまくった。

そしたら、やっっと、似たような症状があった!!

でもその方は、若い男性。

布団の上で寝返りを打つときに、ポコポコ音がする、胸が苦しい、痛い。

病名は、自然気胸。肺に穴が開く。

でも、私の場合は、痛みはないにしろ、この人のブログに書いてあった、ポコポコ音がする表現の仕方が、まさに、私と同じでした。

「私は、気胸だ!!間違いない!!」

そして、次の日、3軒目の内科へ。今度は呼吸器も分かる先生。

でも、先生は、「うーん。気胸ねぇ。でも腸の音かなぁ」

一応、レントゲン撮ったところ、、、

「あなたの診断が合ってましたよ。あなたは、気胸です。肺が縮んでますね。軽度レベルだけど、一応、大きな病院へ行ってください」

やっっぱり。

自分の予想していた答えが出たのはスッキリするけど、、、自分は肺に穴が空いたんだ、気胸なんだ、と思ったら、今度は、不安でいっぱいになりました。

ダンスのレッスンは?踊っちゃダメなの?歌ってもダメ?ピラティスは?

そこから、病院巡り、治療へと、長く苦しい治療へと進むのです。

 続く