相手との上手な距離感の保ち方。


看護師コーチング BEAUTIFUL DREAMER の新規投稿


投稿者: midori

私は生まれも育ちも関西で、それはそれはよく喋る子どもでした。

みんながずっと喋っているので、ちゃんと喋らないと聞いてくれないんですよ。

よくしゃべる上におせっかいという、「大阪のおばちゃん」みたいな感じです。

私としては、「良かれ」と思って、困っている人に声をかけるのですが、それが大きなお世話、なんてこともありますよね。

看護師になってからも、相手に感情移入しすぎて、自分がしんどくなってしまうことがよくありました。

「相手」と「自分」の距離感って、難しいですよね・・・。

目の前で苦しんでいる人に手を差し伸べることはできても、苦しみから抜け出すか、そのままでいるかは相手が決めることなので、

自分の手が及ばない範囲のことも多々あります。

では、どのようにうまく距離を取ればよいのでしょうか?

one black chess piece separated from red pawn chess pieces
Photo by Markus Spiske on Pexels.com
距離感がうまく保てない人ほど、相手に感情移入してしまいます。

感情移入してしまうと、相手と自分との境目が分からなくなってしまうんです。

相手の問題なのに、自分のことのように感じてしまい、「もっとなんとかしてあげなきゃ」と相手をコントロールしようとします。

その結果、どうなるのかというと・・・

必要以上に相手に口出してエネルギーを消耗したり、いつまでも引きずってしまったり、最悪の場合、相手に嫌われてしまいます。

一方で、うまく距離感を保てる人は、相手に「想いを馳せる」ことができます。

相手の状況や感情を想像して、自分の心に映しだして眺めることができるんです。

相手が今どんな気持ちなのかを想像するけど、主導権はあくまでも相手。

相手の力を信じて状況を眺めるんです。

そのうえで、「私にはどんなことが手伝えるか」「私に何ができるか」を考えます。

相手の可能性を信じて、心で眺めるということは、良好な人間関係を築くためにとても大切なことです。

crop woman with heart on palms
Photo by Puwadon Sang-ngern on Pexels.com
おせっかいが悪いわけではありませんが、「相手が何を望んでいるのか」を考え、自分の価値観を押し付けないように気を付けなければなりません。

ポケットにたくさん「飴ちゃん」を持っていて、泣いている人にあげたって、それが相手にとって最善の手段なのか分かりません。

私がコーチングを学ぶまでは、頭の中を「思い込み」が大きく支配していました。

「○○すれば良いに決まっている」「〇〇すれば喜ぶに違いない」と、自分のベクトルで、自分にそのベクトルが向いたままでした。

このベクトルを相手に向けることで、相手が望むことを心で眺めることができるんです。

コーチとして、師匠から「自分が話し過ぎない」ことを何度も注意されました(^^;

相手の心を深読みせず、相手の感じる自由を尊重することが大切なのです。

距離感は目に見えない分、難しく、繊細です。

相手の心に土足でずけずけ入っていかず、よく観察するようにしましょう。

関西人でおしゃべり好きな私ですが、もちろんセッションではめっちゃ聴きますよ!(当たり前か)

相手に100%寄り添い、相手の可能性を100%信じるのが、私の強みです。

ぜひお気軽にお問い合わせくださいね(^^)/

体験セッションは無料で受けつけ中♪

体験セッション申込み
midori | 2021年7月11日 10:37 午後 | カテゴリー: 看護師向け | URL: https://wp.me/scbwxT-distance
看護師コーチング BEAUTIFUL DREAMER からの更新を今後受信しない場合は購読を解除してください。
メール設定は購読管理画面で変更してください。

クリックできない場合 以下の URL をコピーし、ブラウザのアドレスバーにペーストしてください。 
https://nursecoachingsakura.jp/2021/07/11/distance/

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?