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プリンのカラメルをバケツいっぱい飲み干したい

今朝、キャラメルラテを飲んだ。普段は普通ラテを頼むところを、今日はどうしてもあの香ばしいキャラメルをいただきたかった。
一口飲んでふとプリンが思い浮かんだ。「プリンみたいでおいしい」と思った。
何故だろうか。プリンはカスタード系のたまごのお味じゃないか。私はプリンとこのキャラメルラテにどんな共通点を見出しているというのか。
カラメル。共通項はキャラメルだった。私はプリンをカラメルの方の味で認識しているんだと気が付いた。体積にしてカスタードの10分の1にも満たないかもしれないあのカラメルが、私にとってはプリンだった。

そういえば、サイゼリヤに通っていた頃、ミラノ風ドリアが好きだった。特に、ホワイトソースの焦げた部分が好きだった。私はその理由を、プリンみたいでおいしいから、と周囲に説明していた。もちろん、誰の賛同も受けられなかったけど、私の中では確固として自信があった。プリンである、と。
あのとき、私の中のプリン像とみんなの中のプリン像に相違があったのでは無いだろうか。みんなはカスタード部分の味を想像して、違う、と言っていたのではなかろうか。

私のプリンについての考察はここでお終い。自分のこと、ちょっとは理解が深まったかな。

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