【DJ】セットリストの作り方 ポイント3つ「持ち時間・ジャンル・流行り曲」
DJをやるとき、前もってセットリストを組むことで、DJプレイ中、選曲に迷うことなく、落ち着いてミックスすることができます。
私はDJ初心者のころ、ナイトクラブでのDJでは「セットリスト」を組んでいませんでした。そもそも「曲順をあらかじめ組み立ててDJプレイをやる。」という発想がなかったのです。
しかし、いつもその場の思いつきで選曲するため、迷って時間がかかり、ずっと焦りながらDJミックスをやっていました。
この経験から、ナイトクラブでのDJでは、常にセットリストを組むようにしています。セットリストを組むようになってからは、選曲に迷わないため、DJミックスに十分な時間がとれ、最後まで落ち着いてプレイできるようになりました。
セットリストの組み方にはポイントがあります。それは「持ち時間・パーティーのジャンル・流行りの曲」です。
ただ曲を選ぶだけではなく、持ち時間や、フロアのお客さんのことも考えて組むことで、セットリストの内容がより良いものになります。
1. 持ち時間を知り、かけられる曲数を知る。
ナイトクラブでは、ひと晩で数名のDJが交代するため、自分の持ち時間が決められています。
自分の持ち時間がわかれば、かけられる曲数が決まります。その曲数のなかで、自分がかけたい曲をあつめて構成を考えると、曲の流れや盛りあがる曲を流すタイミングが決めやすくなります。
2. パーティーのジャンルを知り、曲調を絞る。
パーティーは1つのジャンルでしばられていることが多いです。自分が出演するパーティーのジャンルを知らずにのぞんでしまうと、お客さんの期待と大きく違うジャンルの曲をプレイして大ゴケすることになります。
パーティーのジャンルをあらかじめ知っておくことで、選曲しやすく、当日の心配がありません。
3. 流行りの曲を知ることで、盛り上がりを生む。
ジャンルにはそれぞれ、その時の「流行りの曲」があります。ナイトクラブによく通うお客さんは、さまざまなイベントに参加していますから、そのジャンルで流行っている曲を知っています。
自分の知っている曲がかかると、元気よく踊ってくれるお客さんが多いため、流行りの曲を使ってフロアの盛り上がりを作ることができます。
今回はセットリスト作成のポイントを紹介いたしました。セットリストを作ることで落ち着いてDJすることができますが、反面、そのセットリストで盛り上がると、何度も使いまわしてしまうクセがついてしまいます。
自分で様々なクラブイベントに行って、その時の流行りの曲や、曲の使い方を研究するなど、常に新しい情報を取り入れるようにしましょう。
ちなみに私は、デジタルでDJをやるときはセットリストが見やすく、曲にアクセスしやすいアプリを使います。また、アナログでのDJの場合は、暗いDJブースでもレコードのレーベルが見やすいように、電池式のミニスタンドやペンライトをよくつかいます。
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