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Technics SL-1200シリーズというターンテーブルをとにかく強くすすめる理由

ターンテーブルと一口に言っても、今は価格帯や機能の幅が広く、かなりの種類があるため、どれがいいか迷ってしまいそうですが、ここは迷わずTechnics SL-1200シリーズで揃えておけば後悔はありません。シリーズが生まれてから50年、累計350万台以上販売されており、昨年7代目が登場。どうでしょう?ちょっと興味がわいてきませんか?

価格をみると「意外と高い」と思われるかもしれません。最新機種は1代で10万円近くしますし、中古でも5万円程度することを考えると、レコードをプレイする「だけ」の機械ですから、高いと感じられるのは不思議ではありません。しかしながら、ここで安価なレコードプレーヤーに手を出すのはおすすめしません。理由は沢山ありますが、端的に言えば、Technics SL-1200シリーズを推す一番の理由は、世界中の殆どのクラブ・スタジオで使われているからです。

DJがプレイ中に一番長くさわる機材はターンテーブルとミキサー。特に最初の頃はピッチが合わないから、兎に角、ターンテーブルをいじることになります。だから、どんどん慣れてきて勘所がわかってくる。想像してみてください、自分の手に馴染んだ機材が世界中・日本中のどのフロアでも使える事って、とてもすごいことじゃないでしょうか。ちなみにテクノDJで世界一とも言われているリッチー・ホウティンのレーベル「プラス8」のレーベル名は、このターンテーブルにあるピッチコントローラーの増減表示「+8」から取られているそうです。

とはいえ、いきなり高価な機材を購入することに抵抗がある方や、そもそもターンテーブルを使ったアナログDJが自分に合うかわからない方には、スタジオで練習するところから始めるのもオススメです。都内のほとんどスタジオならDJ用の機材は揃えてあります。予約の際、ターンテーブルの種類を確かめてください。

私のTechnics も今年で25年選手ですが、今も元気にアナログレコードを鳴らしてくれています。

【Technics SL-1200の最新シリーズ】
Technics SL-1200MK7-K ダイレクトドライブターンテーブルシステム テクニクス

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