☆MIDORI☆

「美しい言葉」が好きです。本やドラマで表現される「言葉」に注目してみたいと思っています。

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最近の記事

私が「未来のために出来ること」とは何か?

今夏より投稿を始めた私にとって、無論、投稿記事は初めてです。 「未来のために出来ること」とは何か? 暫し考えてみることにしてみました。 「少子化」「高齢化社会」等という言葉に触れるたびに申し訳ない気持ちになる独身50代・・・ そのような私に「未来のためにできること」はどんなことであるのか。これは投稿記事に限らず、日々私自身に突き付けられている問題でもあります。 大学卒業後、30年余り「教育」という現場で仕事をさせて戴いている私にとってやはり出来ることと言えば・・・ と考え

    • 神様のカルテ0

      『神様のカルテ0』は、夏川草介さんによる「神様のカルテ」シリーズの前日譚であり、珠玉の短編集です。この作品では、主人公の栗原一止が医師国家試験直前のエピソードや、信州の本庄病院での研修医時代の葛藤が描かれています。また、一止の妻である山岳写真家の榛名との関係も深く掘り下げられています。 この作品を読んで感じたのは、医療現場の厳しさと、それに立ち向かう医師たちの情熱です。一止は、医師としての使命感と患者への思いやりを持ちながらも、現実の厳しさに直面します。特に、末期癌患者との

      • 読書ノート「神様のカルテ3」

        「神様のカルテ3」は、栗原一止が地域医療の現場で奮闘する姿を描いた感動的な物語です。新たに登場する消化器内科医の小幡との出会いが、一止の信念を揺るがし、彼の成長を促します。 小幡先生の強い覚悟と患者への対応に触れ、一止は自らの医師としての在り方を見つめ直します。また、御嶽荘の住人たちとの交流や、患者たちの多様な事情に向き合う姿勢が、物語に深みを与えています。特に、絵描きの男爵が大学生の屋久杉くんに語った という美しい言葉が心に残ります。 この作品は、医療の現場で働く人々

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