未解決事件シリーズ酒鬼薔薇聖斗事件

脚本・大河小説
殺人鬼 酒鬼薔薇聖斗
~最年少14歳 神戸連続児童殺傷事件 元・少年A・西慎二郎(仮名) 20年目の真実~
KILLER DEVIL  SAKAKIBARASEITO
~「連続児童殺傷事件」はいかにしてなったか。~ ノンフィクションドラマ
total-produced&PRESENTED&written by
NAGAO Kagetora長尾景虎
this drama is a dramatic interoretation
of events and characters based on public
sources and an in complete historical record.
some scenes and events are presented as
composites or have been hypothesized or condensed.
”過去に無知なものは未来からも見放される運命にある”                 米国哲学者ジョージ・サンタヤナ
またこの物語のベースはウィキペディア参照です。引用をお許しください。印税の一部1%は被害者遺族へ寄付いたします。では。

          あらすじ
神戸連続児童殺傷事件(ウィキペデイアより)
神戸連続児童殺傷事件(こうべれんぞくじどうさっしょうじけん)とは、1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生による連続殺傷事件。少年が名乗った名前から別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』とも呼ばれる。
本項では事件を起こした少年の仮名を、後述するのちに本人が出版した著書などの名義である「少年A」をもとにして表記する。
概要
数か月にわたり、複数の小学生が被害を受け、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。通り魔的犯行や遺体の損壊が伴った点、特に被害者の頭部が「声明文」とともに中学校の正門前に置かれた点、地元新聞社に「挑戦状」が郵送された点など、強い暴力性が伴なう特異な事件であった。また、犯人がいわゆる「普通の中学生」であった点も社会に衝撃を与えた。
兵庫県警察は聞き込み捜査の結果、少年が動物虐待行為をたびたびおこなっていたという情報や、被害者男児と顔見知りである点などから、比較的早期から彼に対する嫌疑を深めていたが、対象が中学生であるため、極めて慎重に捜査は進められた。
事件の発覚
所轄警察の須磨警察署
1997年5月27日早朝、神戸市須磨区の中学校正門に、切断された男児の頭部が放置されているのを通行人が発見し、警察に通報。5月24日から行方不明となっていた近隣マンションに住む11歳の男児のものと判明した。耳まで切り裂かれた被害者の口には、「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)」名の犯行声明文が挟まれており、その残虐さと特異さからマスメディアを通じて全国に報道された。6月4日に犯人から第二の犯行声明文が神戸新聞社に郵送され、報道はさらに過熱。警察の捜査により、6月28日に犯人を逮捕。マスコミが報じていた推定犯人像(がっちり体型の30~40代)と異なり、犯人が14歳の中学生であったこと、連続殺傷事件であったことが判明した。
 おわり

脚本・総合プロデュース…長尾景虎 主題歌hypergroove 音楽・大島ミチル
*キャスト 酒鬼薔薇聖斗・元・少年A・西慎二郎(仮名)…加藤清史郎 女性レポーター・中見美里…木村多江 刑事A・南沢竜次…ディーン・フジオカ
 刑事B・北岡真司…ムロツヨシ 大村淳二君・仮名…石坂大志 大石結菜・仮名…新津ちせ
 コメンテーター…やくみつる …吉田潮 …ディーブ・スペクター …ダンカン 
 刑事A・妻…吉田羊 大村淳二君・仮名の父親・大村康行…松尾貴史 
淳二君・母親・大村みつ子…笛木優子 淳二君・姉・大村良子…佐久間由衣
大石結菜ちゃんの姉・大石このみ…上白石萌音
少年院いじめっ子ら(劇団ひまわり以外は坊主頭・特殊メイク)
42番…東出昌大 48番…中川大志
元・少年A・父親・西慎吾…佐藤二朗 元・少年A・母親・西京子…ファーストサマーウイカ
N(ナレーション)+元・少年A・祖母・西きよゑ…宮本信子
 他

○1 プロローグ

  S(字幕)“このドラマは当時の資料を元に忠実に再現した上で、一部再構築した実録ドラマです。登場する団体名、人物名、証言、などの資料は一部をのぞき架空のものです。”
○2 事件の始まり 当時の事件映像等 現場 少年A(役者)写真 ジャーナリズム!
N「『神戸連続児童殺傷事件』『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗事件』……
日本中を震撼(しんかん)させた当時14歳の中学生男子による神戸連続児童殺傷事件。
元・少年Aの西慎二郎(仮名)→東岡真(仮名)→伊藤学(仮名)→?は残虐な犯行と異常すぎる精神性で、日本中を恐怖のどん底に落とし入れた。あれからもう20年以上………
犯人が逮捕され、犯人が当時14歳の中学生で………
タンク山の中腹にある貯水タンク前広場。参拝する地元老人。慰霊の石仏が建つ。
神戸連続児童殺傷事件(こうべれんぞくじどうさっしょうじけん)とは、1997年(平成9年)に兵庫県神戸市須磨区で発生した当時14歳の中学生による連続殺傷事件である。少年が名乗った名前から別名『酒鬼薔薇事件』『酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)事件』とも呼ばれる。
犯人が未成年であり、犯行当時14歳のこともあって、犯人少年は現場検証でも送検や少年院でもすべてブルーシートや隠蔽で覆い隠された。犯人少年は別名で少年院暮らしの後、釈放され、別名で整形手術までして、関西弁を封印し、普通の人間としてある地方都市で現在も暮らしている。東京都杉並区花畑で暮らしていた当時は、週刊文春の記者に突撃取材を受けるとふところにナイフを忍ばせるようなポーズを取りながら、数キロ週刊文春の記者を追いかけ回したらしい。異常さは治っていない。」
○3 カメラ週刊文春記者目線でぶらぶら 走って逃げようという記者を追いかけ回すA
週刊文春記者(声)「…はあ。はあ。…やめてください!…はあはあ。」
元・少年A「なんや?てめえ!なめんなや!」
カメラは元・少年Aの顔をとらえられない。異常者VS記者
○4 事件の始まり 当時のニュース映像 ジャーナリズム!
N「あれは異常者によるサイコパス犯罪だったのか?いわゆる神戸連続児童殺傷事件である。
当時、数か月にわたり、複数の小学生が被害を受け、2名が死亡し、3名が重軽傷を負った。通り魔的犯行や遺体の損壊が伴った点、特に被害者の頭部が「声明文」とともに中学校の正門前に置かれた点、地元新聞社に「挑戦状」が郵送された点など、強い暴力性が伴なう特異な事件であった。また、犯人がいわゆる「普通の中学生」であった点も社会に衝撃を与えた。
兵庫県警察は聞き込み捜査の結果、少年が動物虐待行為をたびたびおこなっていたという情報や、被害者男児と顔見知りである点などから、比較的早期から彼に対する嫌疑を深めていたが、対象が中学生であるため、極めて慎重に捜査は進められたという。
事件の発覚は所轄警察の須磨警察署及び兵庫県警が導いたことだ。
1997年5月27日早朝、神戸市須磨区の中学校正門に、切断された男児の頭部が放置されているのを通行人が発見し、警察に通報した。5月24日から行方不明となっていた近隣マンションに住む11歳の男児(大村淳二君・仮名)のものと判明した。耳まで切り裂かれた被害者の口には、「酒鬼薔薇聖斗(さかきばらせいと)」名の犯行声明文が挟まれており、その残虐さと特異さからマスメディアを通じて全国に報道された。6月4日に犯人から第二の犯行声明文が神戸新聞社に郵送され、報道はさらに過熱する。警察の捜査により、6月28日に犯人を逮捕された。マスコミが報じていた推定犯人像(がっちり体型の30~40代)と異なり、犯人が14歳の中学生であったこと、連続殺傷事件であったことが判明した。」

(+S+N)
「これは日本中が震撼し、恐怖のどん底に落とし入れられた神戸連続児童殺傷事件・酒鬼薔薇事件の全記録である。」

○タイトル「大河小説
殺人鬼 酒鬼薔薇聖斗」
「~最年少14歳 神戸連続児童殺傷事件 元・少年A・西慎二郎(仮名) 20年目の真実~KILLER DEVIL  SAKAKIBARASEITO
~「連続児童殺傷事件」はいかにしてなったか。~ノンフィクションドラマ
total-produced&PRESENTED&written by
NAGAOKAGETORA長尾景虎」
○5 当時の文化的映像 TKサウンドブームアムラー事件までの映像!ジャーナリズム!
S+「1997年」
N「時代は1997年頃である。時代はバブル崩壊後の日本経済低迷期であり、世間ではTKサウンド(音楽プロデューサー小室哲哉氏による音楽)ブームの頃である。
まだまだ携帯電話はおおきく幼稚で、ノートパソコンのインターネット速度もだいぶ遅い。
たまごっちなる幼稚な携帯ゲームや、現在引退した当時の人気歌手安室奈美恵を真似したアムラーなるやまんばメイクの制服の少女が跋扈(ばっこ)していた。
こんな時代に酒鬼薔薇聖斗事件は起こった。
日本中が震撼し、恐れたが、犯人が捕まってみると未成年の14歳の地元の中学生男子で……これには驚いたひとが続出した。かくいうわたしも驚いたひとりである。
兵庫県警察は聞き込み捜査の結果、少年が動物虐待行為をたびたびおこなっていたという情報や、被害者男児と顔見知りである点などから、比較的早期から彼に対する嫌疑を深めていたが、対象が中学生であるため、極めて慎重に捜査は進められたという。
事件の発覚は所轄警察の須磨警察署及び兵庫県警が導いたことだ。
○6 警察署外観から内観へ。午後過ぎ頃・曇り
 暗い警察署の廊下をふたりの背広の刑事の男が歩いていた。
見るといつも穏やかな表情を崩さない南沢刑事の顔が青白くなっている。南沢の背筋に冷たいものが走った。南沢が緊張していることは北岡にははっきり見てとれた。
重苦しくなった胸に、早鐘のように鼓動がひとつひとつ蓄積していく。
ひとりは刑事A・南沢竜次(47・仮名)というイケメンの兵庫県警のキャリアの刑事であり、もうひとりはぽっちゃり気味の刑事B・北岡真司(47・仮名)というメガネの男である。
S+「南沢竜次刑事 兵庫県警キャリア警察官僚」「北岡真司刑事 同」
北岡「また適当にあの狂人坊やに話をはぐらかされるんやないんか?」
北岡の言葉に、
南沢「そんなことさせへんで!絶対や!」と決意を語った。
心臓がどくんどくんと鼓動したのが五月蠅いかのような不思議な感覚だった。
いや、恐怖なのだろうか?相手はまだ14歳の中学生男子だが、異常者の酒鬼薔薇聖斗かも知れない。何故?何故におれがそんな異常者のケツをふく役割を?馬鹿野郎め!
ふたりは事情聴取室まで向かっていた。
○6 警察署事情聴取室(午後)
N+S「扉の向こうに猟奇的殺人鬼であろう少年がまっている。
少年A、殺人鬼・酒鬼薔薇聖斗、西慎二郎(仮名)………」
*(カメラ 明るく照明が灯った事情聴取室でカメラ少年Aを360度でパノラマ撮り)
その少年は聴取室の椅子に座り、小刻みに震えていた。
流石に異常者のようなキモさがある。みるからに異常者の酒鬼薔薇聖斗だ。
ひとを殺す訳だ。しかし、その異常者の酒鬼薔薇聖斗が恐怖にカラダを小刻みに振るわして座っている。こいつが悪魔……殺人鬼…異常者の酒鬼薔薇聖斗か……???
……こいつが殺人鬼?少年A???
そこにいたのは極度におびえた普通の14歳の中学生の少年であった。
刑事ふたりは椅子にすわった。
N+S「その少年の日本犯罪史上最悪ともいう事件の自供が記録されていた。(なお関係者のプライバシー保護のため、犯人名や被害者名や自供のセリフや証言はフィクションにさしかえている)」
*事情聴取室と西慎二郎の写真(役者の本物風の写真フラッシュ+コラージュ)
西慎二郎「何がききたいんや?具体的にはなんや?確かにナメクジや蛙や猫は殺したで。」「だからなんやねん?」「具体的に?」「性質上……」「校門に大村淳二君(仮名)の首?証拠でもあんのんか?」「……犯行声明の筆跡?指紋?なんや?」「証拠だせや?お前らのは状況証拠やろ?」「酒鬼薔薇?なんで僕やねん?」「証拠だせや!証拠?」
N「小学生を死傷したとき少年A・西慎二郎は何を思ったか?」
西慎二郎「悪い言い方だけどぼくが殺したいときにそこにいたのが運が悪いなあちゅうことやね。どうせぼくは未成年だから少年院……死刑はないんや。刑事事件化する前に頭おかしいマネするしやなあ」「ぼくやない。殺したのは死に神や。殺したのは死に神や」
「どうせ未成年で少年法でぼくは守られるンや!ぼくの不幸を祈ったって無駄やで!」

N+S「自供は数時間にもおよんだ。少年A・西慎二郎VS取調官との緊迫した全記録。
(なお関係者のプライバシー保護のため、犯人名や被害者名や自供のセリフや証言はフィクションにさしかえている)」
南沢「具体的に言ってるやんけ!!!」(机をばん!と叩く)
西「………勘違いしとった。」
南沢「恥かかせへんな?」
西「うん。……そや。ほんまやで!」
N「しかし、西慎二郎は第一の事件と第二の事件と第三の事件は認めたが、第二の事件の当時小学校4年生の撲殺通り魔事件(被害者・大石結菜ちゃん(仮名))については「やってへん!」と嘘を貫き通した。自分ではないと言い張ったのだ。
何故に少年A・西慎二郎は嘘をついたのか?20年目の真実が白日のもとにさらされる。」
南沢「小学生4年生の少女も撲殺しただろう?!!」
西「ぼくが殺ったんは大村淳二君(仮名)だけや!」S+役者大村淳二君写真
南沢「ん?」
西「殺したんはひとりだけや!」
西「……きけや。(小声)」
南沢「ん?」
西「きけやー!!!!」大声をだした。
刑事ふたりは「?!!!」驚いて顔を見合わせた。
西慎二郎の発狂のはじまりで、ある。

○7 当時の映像と舞台が神戸市須磨区に。映像とジャーナリズム!当時の写真+役者
N+S「時間を過去に戻す。
関西の大阪のマスコミは神戸市須磨区での通り魔事件を報道していた。
そして、やがて大村淳二君(仮名)の首が兵庫県神戸市立友が丘中学校の校門に晒され、犯行声明がマスコミに郵送される事件へと発展すると報道は過激化した。」
○8マスコミ ワイドショー架空の番組 連続児童殺傷事件の通り魔の報道…
フジサンテレビの女性アナウンサーの中見美里(40・仮名)は犯行声明を番組内で読み上げる。そのあいだ彼女はずっと陰鬱な気分であったという。番組内で犯行声明アップパネル
S「中見美里アナウンサー」S+架空ワイドショー番組「突撃ナイスエブリディ」
中見アナ「……さあゲームの始まりです。愚鈍な警察諸君、ぼくをとめてみたまえ。
さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを…学校殺死の酒鬼薔薇(さけ・おに・ばら)……SHOOLLKILL。……まさに恐ろしい事件です」
*マスコミ報道の様子*被害少年の首が学校の校門に晒されるという猟奇的な事件であった点から、マスコミはこの事件の報道を連日行った。この事件は海外においても報道の対象になっている。
中見アナ「犯人像ですが……読売新聞大阪本社版の朝刊では「劇画やアニメの影響を受けた無口な犯人」と報道しています。言語学者からは、挑戦状に出てくる難しい熟語は劇画では頻繁に登場し、長文ながら口語調がほとんどない点について、犯人が日頃会話が少ないことの表れと分析しているようです。朝日新聞には多数の意見が寄せられ、「高い教育程度」「孤独な30代」「複数の可能性」などの犯人像が報じられています。
また、犯行声明文の文章の組み立ても論理的なことから高い教育を受けている、とも。
—またある弁護士の方は、年齢は30歳代と思う、と。10代や20代の若者では、声明文にあった「銜(くわ)える」などの漢字を使おうという発想を持たないだろうし、逆にあえてこの漢字を使ったところに若さが抜けない30代ならではの背伸びを感じる、と。」
コメンテーター①「私は単独犯人説が強いが、私はあえて知的レベルの高い複数犯と考えます」
コメンテーター②「5月30日付の朝日新聞大阪本社版の朝刊で「金物店に同型の南京錠求める不審な男性」が浮上と報道しましたよね?男性は30代半ばで身長165センチ、ベージュの作業着に紺色のズボンと報道している。読売新聞でも、アンテナ基地の南京錠と同じメーカーの錠を求めて5月初め、垂水区内の金物店を訪れた男は30-40歳と報道してます」
コメンテーター③「しかし、6月23日付の産経新聞で、捜査本部が南京錠を購入するための金物店を訪れた二人の男性は無関係と報道したでしょう?したがって、「南京錠を探していた男」の線は無くなったんです。」
中見「スクーターの線はどうですか?6月2日付の朝日新聞で「不審なスクーター目撃、『タンク山』へ向かう」という見出しが掲載されました。記事によると、タンク山の入り口付近で遺体が発見された前日の5月26日夕方、スクーターで山に向かう不審な男性が目撃されているという。運転していた男性は40代で身長170センチ、眼鏡はかけておらず、白色のジャンバー姿だったという」
コメンテーター①「しかし、スクーターの男性が名乗り出たため、事件とは無関係と判明したよねえ。ところが、6月7日付の毎日新聞で、再びスクーターの男が浮上。頭部が遺棄された時間帯に目撃された不審なスクーターがあるという情報が寄せられた。当日は晴れていたにもかかわらず、紺色の雨合羽上下を着用し、つばのある黒いヘルメットをかぶっていた。この男が、前かごから黒いポリ袋を落として走り去ったという。その後の報道で、この男は黒いポリ袋をさげて歩いていた男と同一人物ではないかとされた。
一旦は車説が浮上したためスクーター説がなくなったが、再浮上。6月23日付の朝日新聞で、「二輪車タイヤ痕採取」と報道。頭部が置かれる直前の5月27日早朝、正門付近を猛スピードで走るスクーターが目撃されているころが判明。黒のブルーバードに加えてスクーターについても事件に関連している疑いがあるとみて特定を急いでいる、と報道された。しかし、この後にスクーターに関する新たな目撃談は取り上げられなかった。」
中見「車の線はどうですか?犯行に使用された車として多くの目撃情報が寄せられたのが「黒のブルーバード」と「白い車」です。」
N「不審車の目撃情報を追ったのは、被害者と犯人が路上で一緒にいるところを見たものがいないこと、被害者がいつも愛用している自転車を使わなかったこと、などから犯人が車を使って拉致したと考えたからである。
まず、浮かび上がったのは「黒のブルーバード」で、新聞各社が、被害者の頭部が遺棄された5月27日午前5時過ぎ、友が丘中学校正門前で不審な旧式の黒い乗用車が目撃されている、と報じられた。さらに、被害者が行方不明になった5月24日の昼過ぎにも、自宅マンション近くに黒っぽい不審な乗用車が停止しているのを近くの住民が目撃していた。
タンク山のふもと付近では、不審な中高年の目撃証言もあり、毎日新聞によれば、男は35-40歳、身長160-170センチで短髪のがっちり形で、目がぱっちりしているのが特徴だという。
*現場 当時の映像 ジャーナリズム!
N「黒い袋の男。マスコミは逮捕直前まで、「黒い袋の男」を追いかけていた。5月28日付の産経新聞夕刊で、30歳くらいの不審者が頭部が発見された中学校正門前で目撃されたという情報が報じられた。目撃された男は30歳代くらいで身長170-180センチで白っぽい上着を着用。普段歩かない車道を歩いていたため不審に思ったという。
5月31日付の読売新聞朝刊では、中学通用口にゴミ袋を持ってかがみ込んでいる不審な30
「目撃証言のゴミ袋男はスポーツ刈り 後ろ姿の絵作成へ」とゴミ袋の男がスポーツ刈りだったと報じられた。新聞によれば、捜査本部は数回に及ぶ事情聴取の結果、スポーツ刈りで、がっちりした体格の男との証言を得たという。2日後には、行方不明になる前後にタンク山にいた不審な男の目撃証言も取り上げた。
「ホームベース形の角張った顔」「横わけできないほどの短髪」という目撃情報が加わることにより、犯人像がどんどんひとり歩きした。
○9 事件明るみに!現場 ジャーナリズム!当時の映像と写真フラッシュ!

S+「少年が男児の首を置いた神戸市立友が丘中学校。」
S+当時の犯行声明映像……
「さあゲームの始まりです
愚鈍な警察諸君
ボクを止めてみたまえ
ボクは殺しが愉快でたまらない
人の死が見たくて見たくてしょうがない
汚い野菜共には死の制裁を
積年の大怨に流血の裁きを
SHOOLL KILL
学校殺死の酒鬼薔薇」
N+S「手紙について。
「酒鬼薔薇聖斗」のマーク
取調べでは、少年A・西慎二郎(仮名)は手紙の文章をよく覚えており、取調官に対し「赤のペンと黒のペンで書いたので、それぞれのペンを貸してくれれば、僕が書いたとおりに再現できます」と話し、取調官は少年A・西慎二郎(仮名)に白紙と赤、黒のボールペンを渡したところ、任意に文章を作成したため、それを受け取り(資料一)として、本調書末尾に添付した。この際は「積年の大怨」ではなく「積年の大恐」と書いているが、これを「今書いた文章だと”恐”と書きましたが、僕自身、このときはそのマンガの本を見ながら書いたものであり、僕が覚えていた字ではなかったので、間違っているかもしれません」と説明した。「愚鈍な」という文字は、別の本で読んで覚えていたものであり、「汚い野菜」という表現は、少年A・西慎二郎(仮名)自身の言葉で、少年A・西慎二郎(仮名)が小さいころに親から「運動会で緊張するなら、周りの人間を野菜と思ったらいいよ」と言われていたため、周りの人間が野菜に見えてしまうと答えた。
手紙には文章とともにマークが書かれていたが、少年A・西慎二郎(仮名)はこれを「僕のマークであり、ナチスドイツの逆卍をヒントにしたのです」と供述している。ナチスドイツの逆卍は、テレビで見たことがあり、少年A・西慎二郎(仮名)自身ヒトラーの『我が闘争』を読んでおり、マークは小学生の頃に作ったものだった。英語で「SHOOLL KILL」と書いたのは、その時はこれで「スクールキラー」と呼ぶものだと思っていたためその通りに書いた。」
○10 神戸市警察団地 外観から内部リビングで食事 朝食 テレビかかって…
ある朝、兵庫県の警察官団地の南沢刑事の団地部屋で朝食だった。
南沢竜次にはふたりの子供(長男10歳と長女13歳)と美しい妻がいた。テレビでは神戸市須磨区での通り魔事件の報道をしていた。
長男 飯を食べながら「お父さん、この事件を担当するんでしょう?」ときく。
南沢「ああ。そうだ」
長女「絶対に犯人を捕まえてよ。殺された小学生の供養のためにも」
南沢「ああ」
妻「がんばって、あなた!」という。
すると報道で異常者の酒鬼薔薇聖斗の犯行声明が報道される。
竜次の妻「なに?!!このひとゲームでもやってるつもりなの?信じられない!」
南沢竜次は何も言わず無言で味噌汁をのどに流し込んだ。
確かに異常な印象を与える犯行声明であり、知能犯、サイコパスによる劇場型殺人である。
○11 警察署署内 捜査本部……
警察は事件担当の組織を立ち上げて、全員で起立敬礼し、犯人逮捕に全力を挙げた。
南沢「俺と北岡を須磨警察署にいかせてください!」
と上司に頼んだ。
上司「いいけど……そんなガキ犯人の訳ないやんか。犯人は短髪のがっちりした体格の中年男で車は黒いブルーバード……全然違う」
南沢「ですが……もしもということも…」
上司「ないない。ガキは任意同行されてぶるぶる震えてるってさ(笑)万引き犯くらいやないけ」
南沢「……とにかくお願いします!」
N「南沢竜次刑事と北岡真司刑事は兵庫県警のキャリア組であり、須磨警察署の任意同行の少年など関係ない筈である。だが、南沢が少年Aを、西慎二郎(仮名)をおとした。
南沢「ガキは何時間も黙ってるて。」
西岡(南沢に笑いながら)「だから!犯人じゃないから何もいえないんだって!万引きがいいところだよ、ガキには。あと猫殺し?」タバコを吹かす。
○12 異常者の酒鬼薔薇聖斗逮捕でメディアスクラム ジャーナリズム!
現場検証など全部ブルーシート…当時のニュース映像とか…
しかし、この少年が異常者の酒鬼薔薇聖斗、であった。
逮捕の報道がでるとマスコミは騒ぎ出す。
中見「まさかの展開です!神戸連続児童殺傷事件の犯人は14歳の中学生男子です!」
現場を取材しながらマスコミの中見美里アナウンサーは恐怖の顔をした。
カメラが止まってから、美里アナは取材クルーの若い男に
中見「でもさ……こんな場所で殺されるなんて誰も思わないし……実際、防ぎようがないよね。」と本音を吐露した。
まさに地獄の底がまるでブラックホールのように渦を巻いて迫る気がした。
それは絶望でもあり、慚愧(ざんき)でもあった。
○13 現場 映像ニュース映像 ジャーナリズム!
 できるだけ自供場面再現(殺しや残虐表現は控える+殺しはカメラ被害者の目線)
N+S「5月27日
5月27日未明、A・少年A・西慎二郎(仮名)の供述によれば午前1時ころから午前3時までの間に、頭部が入ったカバンを自転車の前カゴに入れて、中学校の校門前に遺棄した。その用意のため、まず、少年A・西慎二郎(仮名)の部屋の天井裏に置いてあった男児の首を入れた黒色のビニール袋を取り出し、手紙をジーパンのポケットに入れた。男児の首の入ったビニール袋はそのまま補助カバンに入れた。部屋を出る際には、両親に気付かれないよう、部屋の窓から外へ出た。少年A・西慎二郎(仮名)自身が窓から外に降り、補助カバンをもって自転車置き場まで行き、ママチャリの前カゴに補助カバンを入れ友が丘中学校へ向かった。車道ではなく歩道を通って行ったが、その間誰にも会わなかった。正門前に着くと、補助カバンの中から男児の首を入れた黒のビニール袋を取り出したのか、あるいは頭部だけを取り出したのかは少年A・西慎二郎(仮名)自身覚えていないが、男児の髪の毛を持って首を取り出した。正門右側の塀が目に入り、その上に首を両手で持って背伸びをし置いて、2, 3歩下がって男児の首を見た。ところがその時、据わりが悪かったのか、男児の首が手前の地面に落下した。少年A・西慎二郎(仮名)はまさか男児の首が落ちるとは予想していなかったため、一瞬、男児の首が塀の上から消えたと思い、下を見ると男児の首があった。「学校の正門前に首が生えているというような『ちょっと不思議な映像だな』と思って見ていたのです」と供述している。少年A・西慎二郎(仮名)はその光景を5、6分見ていた。また、この時少年A・西慎二郎(仮名)は「性的興奮は最高潮に達し、性器に何の刺激も与えてないのに、何回もイッてました」という。少年A・西慎二郎(仮名)はのちにその時の光景を「作品」と呼んでいる。」
***カメラ被害者目線+少年Aは抑えてナイフで(刺したりしているような腕動き映像+校門前で仁王立ち+カメラ背後からパノラマ+被害者頭部は少年Aのカラダでみえない+残虐シーンはなしで。ナレーションのみで映像化しない。危険シーンはカメラ血糊風メタルギア風)*****
N「帰宅すると家のそばにある鉄の柵を利用し窓から2階の自室へ戻った。その後は眠くなり、朝まで寝ていた。取調べでは当日の午前5時ころに中学校の正門に来た人が、男児の首はなかったと話しているが、その点はどうかと尋ねられたが少年A・西慎二郎(仮名)は「単なる思い違いです。なぜなら僕の親は、午前5時ころには台所にいるので、とてもその様な時間帯に〇〇君(大村淳二君・仮名)の首を持って家を出ることなど不可能です。少なくとも午前3時ころまででなければ、親に知られずに行動することはできないのです。」と供述した。
○14少年Aの自宅 部屋テレビ
N「ニュースを見た少年。*出来るだけ自供場面再現*
少年A・西慎二郎(仮名)は当日のテレビで男児の首が発見されたことを知る。発見されるように置いたので、そのこと自体は当たり前だと考え何も思いつかなかった。ここまで上手くいったなら、自分が犯人だとは分からないだろうと思うようになる。「はっきり言って、調子づいていました」と少年A・西慎二郎(仮名)自身供述している。そこで、少年A・西慎二郎(仮名)は新たに「神戸新聞社宛ての手紙」を書くことにする。
***できるだけ自供場面再現(残酷場面はなし*劇画でも)
5月28日以降
神戸新聞社宛ての手紙
6月4日、神戸新聞社宛てに赤インクで書かれた第二の声明文が届く。投函したのは6月3日の午後だったため、手紙を書いたのは6月2日の夜だったと少年A・西慎二郎(仮名)は供述している。自室で書かれ、書くのに要した時間は1時間30分位。内容はこれまでの報道において「さかきばら」を「おにばら」と誤って読んだ事に強く抗議し、再び間違えた場合は報復する、としたものだった。
学校時代にいじめにあったので、自分を「透明な存在」と思うようになり、そんな自分を作り出した義務教育を怨んでいる。被害妄想と自己顕示欲が人一倍強く、社会を憎み、密かに復讐を考えている。
「手紙を書く時には、辞書を見ながら書きました。僕が、漢字を知らなくて、辞書を引いた漢字については覚えています。その漢字は『愚弄(ぐろう)』、『追跡(ついせき)』、『銜(くわ)えさせた』、『滲(にじ)んで』でした。その手紙のナンバーの欄に『9』と書いてますが、書いた理由は、ただ単に便箋にその欄があったので、僕が一番好きな数字を書いただけなのです。
〇〇君(大村淳二君・仮名)の首を正門に置いたことや、〇〇(大村淳二君・仮名)君の口に手紙をくわえさせたことは、それぞれ捜査攪乱という目的があってやったものの、どの一つが書けても完全なものにならないと思ったからでした。新たに手紙を書いたりすれば、僕の筆跡が警察に分かってしまうと思ったものの、僕自身、警察の筆跡鑑定を甘く見ていたのです。
○15 神戸市警察署外観 早回しの一日朝→夜
 当時の映像+ジャーナリズム!
N「少年A・西慎二郎(仮名)は小学校5年の時から動物に対する殺害を始め、最初はなめくじやかえるが対象だったが、その後は猫が対象になった。少年A・西慎二郎(仮名)自身が友人に、全部で20匹ぐらいの猫を殺したと語っている。標準的な人は性的な発育が始まる以前の段階で、性欲や性的関心と暴力的衝動は分離されるが、少年A・西慎二郎(仮名)は性的な発育が始まった時点で性欲や性的関心と暴力的衝動が分離されず(鑑定医はその状態を未分化な性衝動と攻撃性の結合と表現した)、動物に対する暴力による殺害と遺体の損壊が性的興奮と結合していた。
***できるだけ自供場面再現(残虐シーンはさける+たびたび劇画タッチで)
N+S+「少年逮捕以降の動き
6月28日 - 少年A・西慎二郎(仮名)を逮捕。
6月29日 - 兵庫県警察捜査本部は、少年A・西慎二郎(仮名)を男児殺害・死体遺棄容疑で神戸地検に送検。10日間の拘置が認められる。
6月30日 - 頭部を一時、自宅に持ち帰ったなどの供述が報道される。
7月1日 - 頭部切断は儀式とする供述が報道される。
7月2日 - 少年A・西慎二郎(仮名)の顔写真が掲載された写真週刊誌『FOCUS』が発売される。犯行の経緯について「カメを見せる」と誘ったなど供述が報道される。
7月25日 - 神戸地検が、男児殺害、通り魔事件で神戸家裁に一括送致。午後には少年A・西慎二郎(仮名)は神戸家裁から神戸少年鑑別所に移送。午後、須磨署捜査本部が解散。
○16 事件の余波 インパクト 当時の映像+ジャーナリズム!
N+S「

———— ボクには一人の人間を二度殺す能力が備わっている ————

6月28日、現場近くに住む少年A・西慎二郎(仮名)に朝から任意同行を求め、事情を聞いていたところで犯行を自供。少年A・西慎二郎(仮名)は当初犯行を否認していたが、取調官が第一の犯行声明文のカラーコピーを取り出して、「これが君の書いたものであるということは、はっきりしている。筆跡が一致したんや」と突きつけると、声を上げて泣き出し、自供を始めた。午後7時5分、殺人及び死体遺棄の容疑で少年A・西慎二郎(仮名)を逮捕。同時に、通り魔事件に関しても犯行を認めた。
○17 事情聴取室(ふたたび)
事件の経緯
S「自供は数時間にもおよんだ。少年A・西慎二郎VS取調官との緊迫した全記録。
(なお関係者のプライバシー保護のため、犯人名や被害者名や自供のセリフや証言はフィクションにさしかえている)」
南沢「いいか、西慎二郎。自分のやったことは全部ごっつう話さなああかんで!!」
西「………そやな。だから話してるやんけ。」
南沢「あとになって証拠がそろうてから「やっぱりおれがやったんや」では遅いんやで?」
西「そや。そや。わかってるがな。」
南沢「恥かかせへんな?」
西「うん。」
N「しかし、西慎二郎は第一の事件と第二の事件と第三の事件は認めたが、第二の事件の当時小学校4年生の撲殺通り魔事件(被害者・大石結菜ちゃん(仮名))については「やってへん!」と嘘を貫き通した。自分ではないと言い張ったのだ。
何故に少年A・西慎二郎は嘘をついたのか?20年目の真実が白日のもとにさらされる。」
南沢「小学生4年生の少女も撲殺しただろう?!!」
西「ぼくが殺ったんは大村淳二君(仮名)だけや!」
南沢「ん?」
西「……きけや。(小声)」
南沢「ん?」
西「きけやー!!!!」大声をだした。
刑事ふたりは「?!!!」驚いて顔を見合わせた。
西慎二郎の発狂のはじまりで、ある。
南沢「……そんな大声ださへんでも聞いてやってるやろ?」
西「……うん。」
南沢「おれがお前に嘘ついたことないやろ?」
西「…うん。」
南沢「俺はお前には嘘はつかへんよ。ほんまに。」
西「うん。そうやね。」
南沢「俺はお前を頭のいいやつだと思ってるで。」
西「……それは世間はそうおもうてないで」
南沢「世間がなんだ。俺がそうおもっとるんやからええやんか?!違うか?」
西「……みんな俺のことをアホやて。」
南沢「みんなはええよ。俺がお前を頭いいておもうてるんやから。お前のばあちゃんもそうだったんやないか?」
西「……ばあちゃん?」
南沢「そうや。お前、死んだばあちゃんを好きやったんやろ?生きてるとき何度もばあちゃんの家に行って慰めてもらって話をきいてもろうたんやろ?お前にとっては砂漠の中のオアシスみたいなもんや」***少年Aと祖母のふれあい映像+(役者演技)
西「…うん。そうや。」
南沢「じゃあ、天国のばあちゃんはお前が嘘をついてるんことをどうおもうてんかなあ?ばあちゃんも「ほんまのこというてえ」っておもってる筈やで」
西「……嘘て。」
南沢「小学生の女の子も殺したやろ?頭のいいお前がわからんことないて。」
西「せやから……殺ったのは○○君(大村淳二君・仮名)だけや。」
南沢「……ばあちゃん泣いてはるでえ。」
N「この後、元・少年A・西慎二郎は小学生の女の子(大石結菜ちゃん・仮名)を撲殺したことを渋々認めた。ながく女児の殺害を否定していたのはくだらないことだった。
殺したのがひとりであれば、ふたりよりは罪が軽くなるだろう、という話だった。
また、自供前にしばらく黙っていたのも「テレビで見た黙秘権をやってみたかった」というくだらないものだった。
南沢「女の子を撲殺したやろう?」
西「…やっとらんがな!」
南沢「学校の防犯カメラにお前の顔が映っとったんやで!」
西「嘘や!……あのときはマスクとサングラスして殴ったからぼくやてわからん筈や……あ!」
南沢「やっぱりやっとったんやんか!!」
N「西慎二郎(仮名)は少女を撲殺したことを認めた。」
西「……撲殺しました。」
N「3月16日午後0時25分、神戸市須磨区竜が台の公園で、付近にいた小学4年生の女児(大石結菜ちゃん・仮名)に手を洗える場所はないかとたずね、学校に案内させた後、「お礼を言いたいのでこっちを向いて下さい」(少年の日記より)といい、振り返った女児を八角げんのう(金槌の一種)で殴りつけ逃走した。女児は病院に運ばれたが、3月23日に脳挫傷で死亡した。」

○18 事件解決 凄惨な事件のストーリー
当時の映像+ジャーナリズム!+写真+映像…*できるだけ自供場面再現(残虐画は駄目)
N「第一の事件。
1997年(平成9年)2月10日午後4時ごろ、神戸市須磨区の路上で小学生の女児2人がゴムのショックレス・ハンマーで殴られ、1人が重傷を負った。
○19 事件は未成年狂人の犯行!絶望と恐怖を恐れるひとびと!
現場 できるだけ自供場面再現(残虐シーンはなしで)**当時の映像と最新CG
少年が男児の首を置いた神戸市立友が丘中学校。
N「しかし、少年A・西慎二郎(仮名)は「はっきり言って、調子づいてしまった」と供述した」と逮捕後供述している。
○20 マスコミ取材 神戸市須磨区現場 夜 レポート
ニュースでの光景
N+「少年A・西慎二郎(仮名)が逮捕された数時間後、須磨警察署からのニュース報道が行われたが、茶髪の少年たちが後ろでピースサインをしたり携帯電話で電話しているという姿が映し出された。
この光景に対して、神戸小学生殺人事件を考える会が行った調査では、半数以上が「馬鹿・恥知らず」という回答だった。
マスコミの中見美里のインタビューでモザイクの少年少女らは声をよせた。声は加工済み。
少年B「馬鹿の見本市のようやった」
少女A「あの時間に須磨にいるのだから、全員が地元の子やろう。地元にいて、なぜあんなことができるんか。考える頭がないんか?」
少年C「ことの重大さがわかってない。親の顔が見たいわ」
という意見があった。
また、「恥ずかしい・情けない」と答えた10代の回答者も多くいた。
少女B「ピースサインはまだしも、携帯をかけていたのにはびっくりした。友達に『俺、映ってる?』と言ったのやろうが、見ているこっちが恥ずかしくなったわ」
少女C「最近の若者は馬鹿、と言われても仕方がないと思ったわ」
少女D「酒鬼薔薇と同じように、あの少年たちの顔もモザイクでもかけてやったほうがええ。あんなにばっちり顔が映っては、将来に傷がつくで」
などの意見があった。その一方で、「あれが普通の少年」という回答もあった。
中見美里アナウンサー「少年A(西慎二郎・仮名)というひとはどんな学生だったの?」
と、同級生らにきいた。モザイクがかかり、声もかえてあった。
嫌味で悪辣な映像証言となった。それはいらだつ程で、極めて不快でもあった。
瞬きするまぶたがずんと重くなる気がしたほどだったという。
同級生A「悪いやつやった。」
中見アナ「……不良、ヤンキーってこと?」
同級生A「いや。いじめられっ子で。いじめられておかしくなって。一時期ぐれて…」
同級生B「そうや。蛙や猫をぎょうさん殺してたて。ぐれて不良っぽくしたらほんまもんの不良グループに目えつけられて…。」
同級生C「殴られて「ぱしり(使いっ走り)」にされて何かキレてなあ?」
同級生D「次第に学校にこなくなって……頭も悪いし勉強も運動もだめで……アニメや漫画が好きやったな?」
同級生B「そうや。不登校で友達がいないひきこもり。事件がおこったときもみんな「あいつや!あいつが確実に犯人や!」いうて。みんな「あいつがやったんや!確実や!」って。」
同級生A「あいつが捕まったとき、「やっぱり!」ってみんなでいうて」
同級生C「やっぱりかーって。あいつしかおらんもん、あんなことするアホ」
 インタビューがおわってから中見美里は背中が重いように感じた。虚脱感だった。
中見「……犯人があんなちっぽけで未成年の異常者だとは…思わなかった。」
誰からも嫌われるサイコパスの異常者……みんなが「あいつしか(犯人が)いない」と思う社会のクズのような存在……異常者による残忍な犯行…犯行声明の低能による誤字脱字…。
すべてがむなしくなった。


        2 裁判でのサイコパスと少年院でのいじめ
○21 少年裁判所と少年院イメージ 映像と写真フラッシュ!
法務省は従来の矯正教育計画を見直し、収容期間を2年以上に延長した新課程「G3」を新設し、関東医療少年院は、精神科医や法務省教官など専門家で作るプロジェクトチームを編成した。
精神鑑定で家庭における親密体験の乏しさを指摘されたのに対し、関東医療少年院は男性の主治医を父親役、女性の副主治医を母親役に配するなど「疑似家族」を作り上げるという前例のない治療体制が組まれた。更生は一定の効果を見せたように思えたが、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)が入院して1年ほど経った頃、少年院の工作の実科(授業)で、新聞広告のチラシを切り抜いて画用紙に貼り付け、コラージュを制作した時に、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)は乳児の写真を目や耳、手足など部位別に一つ一つハサミで細かく切り刻んで、それを画用紙にわざとバラバラに貼った作品を作って、「精神と肉体の融合」の題を付けて発表した。少年院関係者は「この言葉によって、少年の殺意の引き金がひかれてしまい、それまでやっと積んできた矯正教育の成果がパーになってしまったわけだ」と語っている。
○22 少年院内部 イジメを受ける少年A+奇行+イメージ映像
元・少年A・西慎二郎(仮名)は東岡真と名を変え、少年院生活になった。少年院では東岡真は壮絶ともいえるいじめを受ける。トイレや個室でリンチを受けたりカネをむしり取られたり便所で水バケツをかけられたり、いろいろだった。
そのときの奇行はあった。元・少年Aは上半身の服を脱ぎ、上半身裸になると、
西「きいえええーっ!」と奇声をあげて無心にトイレの壁を殴り続けだした。
血だらけになっても壁を殴る。
教官「やめなさい!64番!やめなさい64番!……やめろ、西慎二郎!!!」
いじめっ子の院生のボスや子分たちは、思わず教官の口から出た少年Aの本名に驚いた。
42番「……西って…?まさかお前があの酒鬼薔薇か……?」
元・少年A・西慎二郎は「そうや。」と拳をとめて、にやりとして頷いた。
48番「……な?!!」
西慎二郎は、そして工作用のカッターナイフを振り回しだした。院生たちを逃がすと教官たちは少年Aを囲むようにして宥めようとした。すると少年Aはカッターで自分の性器を切った。
取り押さえるが少年A・西慎二郎は念仏のような訳の分らない奇声を挙げ続ける。
クレイジーな訳だ。少年院生たちのいじめはなくなるどころかこの発覚により凄惨で過激になる。また、少年Aが好きだった精神科の看護婦だか教官を他の院生が、
35番「色っぽい白いブタ」
と悪口をいうと、キレてまた
西「きえええーっ!」と奇声をあげて、ボールペンでその院生の目をつぶそうとした。
N「異常さは治ってなどいない。
この騒動の後、神戸家裁が「少年の犯罪的傾向はまだ矯正されているとは言えない」と判断を下し、2004年末まで少年院収容継続を決定した。しかし、関東医療少年院は2003年3月に少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)の仮退院を申請している。被害者からは「神戸家裁の判断から半年余という短い期間で突然、少年が変身したとでも言うのか」という批判や疑問の声が上がった。
その後も『FOCUS』には、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)の犯行記録ノートや神戸市教育委員会の指導要録など、本来なら外部に流出するはずのない資料が次々と掲載された。
なお、ワイドショーで少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)の家を映した際、表札が見えたという証言がある。」

     3 釈放と社会へ 全国逃亡と出版と犯罪隠蔽と
○24 少年Aの鬼両親の態度と偏見 悪魔が悪魔を生んだだけ…
***できるだけ自供場面再現*映像+ジャーナリズム!
N「加害者である少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)の父親はその後文藝春秋より『「少年A」この子を生んで……』を刊行している。事件後、父親は親戚の元へ身を寄せ、また離婚して苗字を改名した。他にも弟二人がいたが、追及を避けるため、別の土地で暮らす手段が採られた。
ある時、被害者への謝罪に関し、警察官(南沢)は少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)の父に対し、
南沢「お父さん、2月10日、3月16日の被害者の名前はご存知ですか?」
と質問した。これに対し、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)の父は答えられなかった。警察官(南沢)は、父親に加害者家族の苦痛を斟酌した上で、それ以上に被害者の家族が苦しみながら生きていることを諭した。
警察官(南沢)は少年A・西慎二郎(仮名)の両親の西慎吾(仮名)と西京子(仮名)を少年自宅で諭した。だが、流石はクレイジー少年の馬鹿親だった。実際の話、元・少年Aの両親は遺族に一切の謝罪もしないし、慰謝料も月8000円くらいしか払わない。まさに馬鹿親。
『「少年A」この子を生んで……』という本を出版して莫大な印税を得ても慎二郎(仮名)のふたりの弟の教育費に遣い、豪遊し、遺族に慰謝料さえまともに払わなかった。」
警察官(南沢)「お父さん。確かにあなたの息子さんが小学生児童を殺したことはあなた方両親の罪ではなく、犯人である西慎二郎(仮名)くんが悪い。だが、人間の尊い命を奪い、殺したんですよ?もし、あなたたちが遺族の立場なら……もし息子さんを同じ犯行で殺されたらどう思いますか?くやしいと思いませんか?馬鹿野郎!って思うでしょう?」
すると西慎二郎の父親・西慎吾(仮名)と母親・西京子(仮名)はキレた。
西慎吾「いい加減にせいや!俺の息子は年少行っておわりなんや!」
西京子「せや!何が遺族や!息子は年少行っておわったんやろ?!!もうおわりやがな!謝罪?慰謝料?何やねんなそれ??!!」
西慎吾「息子は年少行って罪償ったやろ!!なんで慰謝料だかのカネ払わなあかんねん!いい加減にせいや!」
警察官(南沢)「………。」
まるで地獄の鬼親だ。
この態度に遺族団は憤る。
大村淳二君(仮名)の父親・大村康行(仮名)と母親・大村みつ子(仮名)と姉の良子(仮名)は絶望の底に叩き落とされた。つらい環境の中、証言をする。
大村康行「……これはなにひとつ反省も謝罪もしてないな、と。」
大村みつ子「………殺された淳二がかわいそう。」(号泣する。)
大村良子「弟は……殺人鬼に…鬼畜に……命を奪われた。……そう思うしかない…」
少年A・西慎二郎に撲殺された大石結菜ちゃんの姉の大石このみ(仮名)も証言する。
大石このみ「犯人は悪魔で、異常者だから……妹は交通事故で死んだと思うしか……そう思わないと悔しくてやってられない…」
大村康行「元・少年Aはまじめに生きているようにはとてもみえない。いまだに人間の尊い命を奪った殺したということへの反省も贖罪(しょくざい)の心も何もない。ただの悪魔であり、鬼畜……元・少年Aの両親も鬼畜で悪魔……悪魔が悪魔を生んだだけ。」
犯人が少年法に守られていることに関して、「許せない」「納得できない」といった意見が7割を占めた。その一方で、「仕方ない」といった意見も多く、「そうなっているなら仕方ない」「仮に少年法が改正されても、酒鬼薔薇には適用されない。ここまで放置してきてしまったのだから、もう遅い」「おかしいとは思うけど、法治国家とはこういうものでは?」「酒鬼薔薇だけ特例にしたら、秩序がなくなる」などの意見があった。30歳以上の中には「14歳では責任能力がない。成年と同じ処罰を与えるのは無理」と、「守られて当然」という意見もあった。しかし、10代はほぼ全員「許せない」「納得できない」という意見だった。
宮台真司は少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)が『寄生獣』を愛読していたことから少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)の犯罪は「自分の意思であると同時に神に捧げられており、これは弱い人間がノイズに満ちた環境から身を守るための智慧といえるが、年若い少年がこれほど強力な自己防衛ツールを発動したのは母親とのコミュニケーションが原因ではないか」と推測し、高山文彦も少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)が造り上げた奇怪な想像世界の分析により、母親による虐待を大きな原因とし、無理心中に近い行為と指摘、村瀬学はイニシエーションという観点から、境界を意識した人間の行為と考察、岩宮恵子もイニシエーションに関し、学校という異界での試練を挙げた。
○25 事件から20年あまり……
****できるだけ自供場面再現+映像+ジャーナリズム!
N「その後の加害者の動き
「元少年A」の手記『絶歌』
詳細は「絶歌」を参照
2015年6月10日、32歳となった元少年が手記『絶歌 神戸連続児童殺傷事件』を太田出版から刊行した。初版10万部。「元少年A」名義となっており、犯行当時及び現在の本名は記載されていない。週刊文春2015年6月25日号によれば、元々は幻冬舎に手記出版を持ちかけていたが、社長の見城徹が自社での出版を断念し、代わりに太田出版を紹介したのだという。手記の出版に対し被害者の遺族は出版中止と回収を求めており、発行元の太田出版は6月17日にウェブサイト上で「『絶歌』の出版について」という見解を表明した。初版が6月28日発行(6月10日発売)であったが、その後も7月10日付で第2刷、7月21日付で第3刷と増刷されている。近畿地方では本書を置かない方針とする書店や公共図書館も一部にある。全国的にも購入を踏みとどまる図書館が多いことから、日本図書館協会では6月29日に図書館の自由に関する宣言に言及したうえで、外部からの圧力によって購入についての判断を左右されることがないよう、全国の図書館に呼び掛けている。
「元少年A」のHP
2015年8月29日の消印で、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)本人から『週刊文春』宛てに送付された手紙の末尾に、〈重要なお知らせ〉とし て「元少年A」のホームページ開設の告知が記され、手紙の内容と共に9月10日に報じられた(『週刊新潮』『女性セブン』『朝日新聞』にも同内容の手紙が送られている)。
「元少年A 公式ホームページ」は、「存在の耐えられない透明さ」と題され、トップページにはプロフィールと、自著『絶歌』の宣伝広告文が掲載される。
ホームページの告知が末尾に付されていた少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)の手紙はA4用紙20枚、2万字以上に及び、その内容は、『絶歌』の出版経緯をめぐる自分自身の「些末な名誉回復」を中心とした自己主張と、当初から出版をサポートしていた見城に対する批判や怨恨が大部分を占めており、被害者遺族への謝罪や事件に対する反省の記述はない。
ホームページも、「少年A」の他者に対する忖度や憐憫の欠如、異常性や危険性が何一つ変っていないことや、自身を本物の〈異端〉として特別視した自己顕示欲の場であるという感想が複数の専門家らから指摘されている。事情を知る出版関係者も、少年A・西慎二郎(仮名)から東岡真(仮名)から伊藤学(仮名)が自身の犯罪だけではなく、『絶歌』出版の経緯そのものも「自分の物語」だと思っていることがうかがえると指摘している。2016年10月、ホームページが閉鎖された。
「元少年A」の有料メルマガ配信と凍結
2015年10月12日、有料のメールマガジン(ブロマガ)『元少年Aの“Q&少年A”』(月額800円、隔週月曜日)の配信を開始し、「元少年Aとよりディープに、魂の触角と触角が絡み合うようなやり取りができるよう、新たに別な場所を設ける」と自身の公式ホームページで説明していたが、同月15日までに凍結された。
○26 蒼天燃ゆ 事件のエンディング
当時の映像+ジャーナリズムから交差しての蒼天燃ゆ……
N「何にせよ、犯行時未成年であったことから鬼畜・殺人鬼・異常者の酒鬼薔薇聖斗こと元・少年A・西慎二郎(仮名)は死刑にもならず、少年法で守られ、名前を変え、整形手術で顔をかえ、関西弁を封印して、日本の地方で暮らしている。そこは何処か?これを観るあなたの街かも知れない。異常者の酒鬼薔薇聖斗はこの日本のどこかで息をして身構えている。
異常者・酒鬼薔薇聖斗……元・少年A・西慎二郎(仮名)………
おじさんとも呼ばれる歳になった元・少年Aは過去の犯罪をまともに反省も謝罪もしていない。こんな異常者の酒鬼薔薇聖斗が生きている限り、我々の身の安全も平和もない。
異常者の酒鬼薔薇聖斗を断罪せよ!こういってこの物語のおわりとしたい。」
**暗転 クレジット流れて……おわり
参考文献
「少年Aの全貌 供述調書」、『文藝春秋』、文藝春秋、1998年3月。
後藤昌次郎 『神戸酒鬼薔薇事件にこだわる理由—「A少年」は犯人か—』 現代人文社、2005年1月30日、初版。ISBN 4-87798-239-6。2009年6月23日閲覧。
岩田信義 『校長は見た!酒鬼薔薇事件の「深層」』 五月書房、2001年5月28日、初版。ISBN 4-7727-0349-7。2009年6月23日閲覧。
「少年A」の父母 『「少年A」この子を生んで—父と母悔恨の手記—』 文藝春秋、1999年4月10日。ISBN 4-16-765609-4。
産経新聞大阪本社編集局 『命の重さ取材して—神戸・連続児童殺傷事件—』 産経新聞ニュースサービス、1997年10月。ISBN 4-594-02354-1。
朝日新聞大阪社会部 『暗い森—神戸連続児童殺傷事件—』 朝日新聞出版、1998年4月5日。ISBN 4-02-25724-6。
河信基 『酒鬼薔薇聖斗の告白—悪魔に憑かれたとき—』 元就出版社、1998年5月28日。ISBN 4-906631-35-5。
安倍治夫 『真相—神戸市小学生惨殺遺棄事件—』 小林紀興、早稲田出版、1998年10月。ISBN 4-89827-194-4。
高山文彦 『地獄の季節—「酒鬼薔薇聖斗」がいた場所—』 新潮文庫、2001年5月1日。ISBN 4-10-130431-9。
熊谷英彦 『神戸事件を読む—酒鬼薔薇は本当に少年Aなのか?—』 鹿砦社、2001年5月25日。ISBN 4-8463-0414-0。
草薙厚子 『少年A矯正2500日全記録』 文藝春秋、2004年4月6日。ISBN 4-16-365860-2。
今一生 『「酒鬼薔薇聖斗」への手紙—生きていく人として—』 宝島社、2003年10月15日。ISBN 4-7966-3594-7。
土師守 『淳』 新潮社、1998年9月。ISBN 4-10-426501-2。
土師守、本田信一郎 『淳 それから』 新潮社、2005年10月15日。ISBN 4-10-426502-0。
山下京子 『彩花へ—「生きる力」をありがとう—』 河出文庫、1997年12月。ISBN 4-309-01206-X。
神戸小学生殺人事件を考える会 『神戸小学生殺人事件 わたしはこう思う 〜455人の声』 同文書院、1997年。ISBN 4-8103-7439-4。
高山文彦 『「少年A」14歳の肖像』 新潮文庫、2001年11月1日。ISBN 978-4-10-130432-8。
一橋文哉 『未解決 —封印された五つの捜査報告—』 新潮文庫、2011年11月1日。ISBN 978-4-10-142627-3。
鈴木伸元 『加害者家族』 幻冬舎新書、2010年11月27日。ISBN 978-4-344-98194-2。
吉岡忍 『M/世界の、憂鬱な先端』 文春文庫、2003年1月10日。ISBN 4-16-754703-1。

#2000字のドラマ

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