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お笑いとは…ギャグのセンスがなくて困っている

前前回の文章はちょっと真面目になってしまった気がして反省している。
なぜなら、わたしは今とてもギャグのセンスを磨きたい…!
創作をしようと考えてからあれこれ方法を模索し、どんな内容にするか考えたのだが、わたしは文章を書くとき人にウケようとするとどうしても、「なんかちょっと良い話」に逃げてしまう。
ちょっとハッとする場面書いとこうとか、ちょっと感動しちゃうようなこと書いとこうみたいな、ライトなノリで良い話ぽいのを書いている気がする。
そして後で読み返して、うわああああなんだこのドヤ顔で嘯いているような文!うわああああってなるのだ。
こんな風に黒歴史を量産するのは嫌だ。
そう思ったとき、だったらギャグで攻めるしかないんじゃないか?と思った。
なぜならわたしはギャグ漫画大好き人間だからだ。
最近の特におすすめは「吸血鬼すぐ死ぬ」と「月刊少女野崎くん」。
地球にめり込むほどハマって初見では最新刊まで読んでからそのまま一巻から全部読み返した。
無限に周回できる、それが日常系ギャグ漫画…最高…笑いと幸せの永久機関である。

実は最近バンドの活動休止が決まると共に、オタク化したわたし。
バンドの代わりの活動、というよりもオタクを深めるために二次創作がとてもしたいのだがストーリーがどうしても上記したように、歯が浮くような内容になりがちで全てボツになっている。
思い返せば貪り読んできた幾多の二次創作作品の中でも、わたしがファンになりがちなのはギャグセンスの光るものが多かった。
ギャグって個性が出るので、一度ハマるとその作者さんの作品から抜け出せなくなる。

ギャグセンス…わたしにあるだろうか…。
ない気がする…冗談とか言われると本気にとってマジレスしてしまうことが多い。
今度遊びましょう、みたいな定型分の挨拶みたいなやつを言われても、「で、いつにします?」とその場でスケジュール帳を開き困惑されるタイプだ。
う〜ん、頭を捻って思い出すと、わたしは人を笑かそうとするときいつも何かしら辛辣なことを言ったりしている気がする。
おそらく子供の頃シンプソンズを見て育ったせいだ。
アメリカの昔のアニメでありがちなブラックジョークみたいなノリでしか冗談を言えない。
こういうのは文章に残してしまうと炎上しそうなので嫌だ…。

では何を参考にしようかという段階でまたつまずく。
わたしは日本のバラエティ番組が苦手なのだ。
お笑いの番組も嫌いではないのに、突然スッと我に返って何にも面白くない瞬間が10分に一回くらい来てしまい、あの虚無の感情がキツすぎてあまり見なくなってしまった。
笑わそうという相手の感情をぶつけられると、答えてあげなきゃと笑ってしまっているのか、本当に心から面白いのかわからなくなってしまうのだと思う。
実際、20代の頃に芸人と合コンしたり、本業芸人だけどバンドもやってますみたいな知り合いがいたりしたのだが、そのほとんど全員がとにかく会話していてつまらなくて、つまらないのに笑ってあげないと傷ついた顔をするのでとにかく一緒にいると息をするのもしんどかった。
唯一1人だけ面白い会話ができる女の子がいたのだが、確かその子も辛辣でブラックな笑い話をする子だったな(振り出しに戻る)。

snsにも載せられるようなブラックジョーク以外の笑い…、と考えるとやっぱり上記したようなギャグ漫画を参考にするのが一番いいのではないだろうか。
子供も読むような漫画ならコンプライアンスも完璧なはず。
わたし自身漫画の方が虚無の時間もなく終始心から笑っていられる、漫画に感情はないから。
最近読んだ漫画で面白かった描写…、変態…下ネタ…?
わたしが最近特にハマった漫画「ゴールデンカムイ」と「吸血鬼すぐ死ぬ」の共通点、変態が沢山出る、男性がやたら脱ぐ、下ネタ…だ。
これがもう本当に面白くて、しかも女性のわたしが読んでいても傷つかない表現で笑わせてくるのでとにかくセンスを感じる。
変態?変態になればいいのか??
ちょっと待ってブラックジョークよりも危うくないかこれ。
いやいやでも先にも書いた「月刊少女野崎くん」は下ネタではない。
ただ一度変態のことを考えてしまってからだと、野崎くんのどこで笑っていたのかよく思い出せない…ううっ。
おそらくだが、野崎くんでは登場人物それぞれの性癖のクセが強くて、ベクトルの違う性癖の人間たちが関わり合うことで生まれる不協和音とかハーモニーが笑いを生んでいる気がする。
クセのある性癖…結局変態的な方向に向かっているじゃないか。

だがしかし、変態、下ネタはコンプライアンスにさえ気をつければ万人ウケする良さがある。
酒の席でも愚痴を言い合うより、う○この話をした方がよっぽど盛り上がるのと一緒である(個人的な偏見)。
ブラックジョーク以外で手を出せる笑いだと、もはやわたしには変態しか残っていない気がしてきた。
今年は自分の変態性を伸ばそうと思う。
そもそも二次創作ってそういうものじゃないか。
最高だ。

大人だからって型にハマるな、TPOをわきまえることができる大人だからこそ性癖を拗らせていこう…!!2023!!!

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