MMC!
そのグルガンぞくのおとこは しずかにかたった・・・・
マインドマッスルコネクションですと 。
久しぶりにオフィスに出社したが、特に集中力が増すわけでもなく、気づけばエアダスターでキーボードの掃除だけがはかどっているという体たらく。
暇つぶしに、近くにいた、昔ボディビルをやっていたという若手社員(見た目は役員)に雑談をしかけてみた。
懸垂の回数が伸びないんだけど、どうしたらいいかな?
今思い返しても若手を完全にナメたクソみたいな絡み方である。
しかしその若手は冷静にひとつだけ質問をしてきた。
終わった後、腕が疲れていますか?
答えはイエスだった。そして、それで十分だったようだ。
そして静かに語り始めた。
(長くなるので箇条書きにします)
・懸垂で重要な筋肉は背中の筋肉。大きい筋肉なので回数が伸びる。
・おそらく背中の筋肉を使えておらず、腕に頼ってしまっている。
・背中の筋肉は腕や胸の筋肉に比べて意識しづらい。
・意識して筋肉を動かすことが大事。これによりパフォーマンスも、トレーニングの効率も上がる。これを「マインドマッスルコネクション」という。
・おそらく自分にとっての懸垂は、広背筋を意識して行おうとするには強度が高すぎるため、どうしても他の筋肉に頼ってしまっている。
・もしジムトレーニングが可能なら、軽い重量でラットプルダウンをやり、後ろからパートナーに広背筋を触っててもらう(意識しやすくする)のがおすすめ
・もし公園の鉄棒のみでやるのであれば、強度が低い斜め懸垂で広背筋を意識するのがおすすめ
・・・だそうです。こうして書くと当たり前というか、そんなに高度な筋トレ話じゃないんだけど、軽い気持ちで(しかし悩みとしては本当)した質問に対して、ひとつだけの逆質問を補助線としてきれいに問題を整理し、解決方法を「マインドマッスルコネクション」というインパクトのあるワードで分かりやすく説明してくれたのがあまりにも印象的で、思わずnoteに書いてしまった。
無理やりFeelcycleにつなげると、もしフォームをきれいにしたいのであれば、楽に漕げる強度のプログラムでやった方がよさそうだなと。BB1最高。なんだけど、一番フォームをきれいにしたいP3ダブルタイムがBB1にはほとんど出てこないんですよね。