宝塚のオタクがネルケの舞台を観に行った

ある日イープラスから届いた一通のメール。

↑の舞台チケットと宝塚星組公演をセット販売するよ、というもの。
こうしたセット販売、宝塚OGの出演舞台にはよくあるが、OG出演者ゼロの舞台は珍しい。
どんだけ売れない舞台なんだよ…と思いつつ、星組公演は見たいので、申し込んでみた。


ご用意されてしまった!


前置が長くなりましたが、せっかくなので、見て来たよ!という感想です。

驚いたことがいくつかあったので以下に挙げていきます。

①グッズのアクスタがランダム販売

オタクが大好きなアクスタを、ランダムで売るの!?!?ひどくない!?!?しかも全13種!?!?多すぎるだろ!!!
これは悪徳!と思ってこの界隈に詳しい人に早速LINEしたら

普通でした
すみませんでした


とはならないよ!
だってロビーにいた人がアクスタを10個くらい持って同行者に「私の推しはこの舞台に出てないかも…」って言ってたもん!!!
もう売れそうな人3人くらいだけ作ればいいんじゃないですか?(適当)
それはそれで揉めるの?

②主演以外のキャストに平等に出番がある
宝塚を見慣れすぎているのか、トップ、トップ娘役、二番手、三番手、というような序列がなく、悪役も含め平等に出番と歌が与えられているので、なんとなく混乱してしまう
宝塚は男役中心なんだなと改めて思う

③セットの回転を人力でやっている
↑宝塚も人力のところは人力でやっていると思いますが、あまりにも人が見えているので悪役のキャストかと思ってしっかり見ようとしたらただ動かすだけの人だった

④殺陣をちゃんとやっている
戦闘シーンという名の群舞チャンスがない
殺陣シーン多いし長い

⑤祭りがない
宝塚だと、大体の作品に祭りのシーンが出てくるし、活気ある街の中をヒロインが1人歩きながら歌うシーン等がある
最後に国王と王妃が出てくる絶好の祭りチャンスがあったのだが、お祭りにならなかったので、何故か祭りを欲してしまった
そもそも宝塚だと70人とかいる出演者の出番を増やす為に祭りシーンや街の活気シーンをしてるんだから当たり前です

⑥最後に写真撮影がある
主演挨拶のあと写真撮影タイムです!と言われ皆一斉にスマホを取り出して写真を撮った。
こういうの、他の舞台でもあるあるなの?



その他のどうでもいい感想は以下のとおりです。
①演出をされていたのが元宝塚の演出家で、悪名高き方だったのでかなり警戒していたが、別にヤバい舞台ではなかった。すごく面白いというわけでもないけど。
②主演の俳優さんが特徴的な声で、ひらがなが全て濁点で聞こえる。
最後キャストが手を振りながら客席降り(ハイタッチなし)をしてくれたのだが、その方が段差に躓いてしまい、「テヘ⭐︎」という顔をしていて客席が沸いていたので人気があるのはわかる。
③女性キャストが素敵。特に西葉瑞希さんと七木奏音さんが好きだった。悪役の石井美絵子さんはスタイルが超絶良かった。

以上です。良い経験になりました。

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