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【緊急提言】ラジオ日本は、2022年4月改編でラジオ日本NEXTアップカミングを始めるべき!

ラジオ界における競争の重要性

岸田総理爆誕により、市場の自由競争を重んじる新自由主義から「新しい資本主義」への転換が図られる今日このごろですが、健全な競争が成長を促進するということは一つの事実かと思います。

お笑いラジオ界もしかりで、長年続くJUNK・オールナイトニッポン抗争により、TBSラジオは、伊集院光・爆笑問題・山里亮太・おぎやはぎ・バナナマンという超盤石な体制を整えながら、ハライチ・アルピー・空気階段を育成しています。
一方、ニッポン放送も、仁義なき新陳代謝を繰り返しながら、2021年においては史上最強の呼び声も高い1部・2部に飽き足らず、お笑い有楽城→オールナイトニッポン0というお試し枠の育成システムを長年保ちつつ、クロスという新ブランドを立ち上げ、躍進が止まりません。
この抗争により、TBSラジオ・オールナイトニッポン双方がよりブランド力を増すという好循環を築き上げています。

アイドルラジオ界で覇権を握るFMFUJI

アイドルラジオについては、FMFUJIのGirlsGirlsGirls枠が他の追随を許さない1強状態にあります。
20:00から1時間枠のFULL BOOST、23:00から30分枠のRED ZONE、23:30から30分枠のflying highという3部制をしき、打ち切り・新番組スタートを激しく行っています。
一方、ライブアイドル界で唯一無二の人気を誇る26時のマスカレイドの番組をRED ZONEからFULL BOOSTに移動させ、非GirlsGirlsGirls枠の『FES☆TIVE青葉ひなりのひなりんのよるらじ!!』をflying high枠に移動させるなど、評判がよければ、より時間帯のいい枠に移動させる事実上の昇格制度もあり、FMFUJI内で完膚なきまでの育成システムを構えて、アイドルラジオ界で覇権を誇っています。

もちろん、FMFUJIがめちゃくちゃすごい、特に新番組をはじめるアイドルについてセンスを感じまくる、ということに最大限の敬意を払った上での話ですが、1強でいいのかという話はあるわけです。

権力は必ず腐敗する。
もちろんFMFUJIさんにそんなことは絶対ないのですが、アイドルラジオ界という新興業界において、前例がない中で、やはり競争が必要ではないかと思うわけです。

ラジオ日本NEXTアップカミング構想

そこでラジオ日本さんなんですよ。

ラジオ日本NEXTは、2015年からスタートした、月から金は23:00から、土日は22:00からの30分枠です。
「今後のラジオを担う、"次世代パーソナリティ"を集めたゾーン。今勢いのある、今後のさらなる活躍が期待される顔ぶれでお届けします!!」と公式HPで謳っています。
一方、2019年2月の『SUPER☆GiRLS阿部夢梨のナイスゆめり!』の開始以降、一切の入れ替えが行われていません。
しかも、ナイスゆめりは、同時間帯前番組のナイスみやりを担当していたSUPER☆GiRLS宮崎理奈の卒業に伴い、同グループの阿部夢梨が引き継いでおり、実質的な新番組としては、2018年4月の『Chuning Candy Tune Up Party!!』の立ち上げまでさかのぼらないといけません。

確かに盤石なんですよ、今のラジオ日本NEXT。
特にナイスゆめりは、引継枠とは思えない爆発的にラジオとしておもしろい番組で、引継当時いわゆるエース的な存在だった阿部夢梨は、現在ではリーダーを務めており、エース兼リーダーというグループでも重要なポジションになっています。
クオリティの高い一人しゃべり、メンバーやレーベルメイトのアイドルを呼んで、ボケにツッコミ、キス音と、なんでもこなす超人パーソナリティです。

ただ、盤石であることに甘んじた結果、群雄割拠のアイドルラジオ戦争においては、FUFUJIの独り勝ちを許しているわけです。

勝手に忸怩たる思いがあるのは、ラジオ日本は、日本テレビのグループ企業でありながら、日本テレビ・Huluで放送した『26時ちょい前のマスカレイド』でトップライブアイドルから躍進するニジマスをなぜかFMFUJIの看板番組に逃してしまう、まさしく逃した魚は大きい状態になっていることです。
さらに日テレが巨大アイドルイベント@JAMと連携を深める中で、テレビ・ラジオ・ライブのメディアミックス展開を逃しているのもビジネスとしてもったいなさすぎると素人としては思ってしまうわけです。
この点、FMFUJIはいい意味で商売上手で、GirlsGirlsGirlsプレゼンツとして、当時レギュラーを持っていた22/7、虹のコンキスタドール、26時のマスカレイドという夢の競演をRAINBOW Fes.で実現して、リアルイベントのマネタイズに成功しています。

そこで、ラジオ日本さんにご提案なのですが、現在のラジオ日本NEXTは維持しながら、その直後に30分枠の「ラジオ日本NEXTアップカミング」を始めていただきたいのです。

FMFUJIは、3部制に上下を付けていません。
だからこそ、ラジオ日本には、1部2部制をとって、明確に下克上のある上下制をあえてとっていただきたい。
1部(ラジオ日本NEXT)に上がっても、2部(ラジオ日本NEXTアップカミング)に下がっても、話のタネになるわけで、ピンポイントですが、大矢・高見がしかるべきタイミングで2部に移ってグチグチ言ってるのは絶対おもしろいわけですよ。

システムだけのご提案は心苦しいので、当方から具体的なラインナップもご提案させていただきます。

月曜:22/7白沢かなえ

文化放送超A&G+の「22/7割り切れないラジオ」8月~10月のレギュラーパーソナリティでラジオの実力は証明済み。
王道のアイドルトークと安定の進行を見せつつ、ときどき顔を見せる闇白沢でラジオ適正抜群。
月曜1部は、声優アイドルのパイオニアi☆Ris芹澤優さんですので、縦目でのコラボにも期待が持てます。

火曜:虹のコンキスタドール鶴見萌

虹のコンキスタドール1期生としてアイドル業界の表も裏も知り尽くし、今なお虹コンのエースとして輝く鶴見さん。
FMFUJIの征服ちゅうずでぃにピンチヒッター出演するたびに、ずっとブチ切れてたり、愚痴ってたりする絶対ラジオ適性を持っています。
24歳ということで、火曜1部を担当するティーンの阿部ちゃんとバチバチにやりあうことは容易に想像がつくところで、キャリアに裏打ちされたプロアイドル同士のプロレスも期待できます。

水曜:≠ME鈴木瞳美・冨田菜々風

現在、土曜日26:30~27:00にラジオ日本にて放送中の「≠ME鈴木と冨田のりんりん7!」から、鈴木さんと冨田さんを昇格させて、現在のりんりん7枠は、箱番組の「永田詩央里の公認ラジオ」を30分枠に拡大します。
鈴木さんと冨田さんのラジオスキルが半端ないんですよ、進行・ボケ・ツッコミを2人ともすべてできます。
ポスト大矢・高見として、まさに大矢・高見の下の枠で、じっくり育成したいです。

木曜:TaskhaveFun

ライブアイドル業界のトップを走り、つんくプロデュースも経て、確実にメジャーアイドルとしての助走がすんでいる状態のTask have Funは、今しかブッキング不能です。
王道の熊澤さん、口の悪い白岡さん、クレイジーな里仲さんと、3人のバランスも完璧。
次世代トップアイドルになることが確実視される3人をラジオ日本は囲っておくべきです。

金曜:ひだりききクラブ(出雲にっき、すずめ園)

出雲にっきさん、すずめ園さんによる自由律俳句ユニットひだりききクラブ。
せきしろさん、ピース又吉さんと自由律俳句のイベントを開くニューウェーブの女性2人をフックアップするのが、まさにアップカミング。
ラジオスキルは未知数ですが、あれだけの文章力のある2人のトークをレギュラーで聴きたいです。

土曜:高柳明音の生まれてこの方

聞こえます、「高柳明音に2部は失礼だろ!」という声。
確かにそうなんです。
事実上の前身番組「高柳明音の暗黙の了解」が2013年にスタートし、現在はラジオ日本土曜25:30からの30分枠を担当するもはやベテランの域のこの番組。
でもさ、やっぱり時間帯を変えることで、オールナイトニッポン裏被り問題を解決して、マジカルラジオ世代として、若ちゃんとあかねちゃんの競演をラジオで聞きたいんですよ!
あと、高柳さんのプレイヤーとしての優秀さは群を抜いてて、2部だとしてもきっちり受け身をとって、笑いに変えること間違いないです。
そして、2部に高柳さんがいると、他の曜日のアイドルが多分ピリッとします。
高柳さん、大事。

日曜:めにぱら夏野香波

非事務所所属のセルフプロデュースアイドルめにぱらのプロデューサー兼メンバーの夏野香波さん。
事務所所属アイドル、舞台俳優なども経ている苦労人で、アイドルとしてのプロ意識も高いのですが、個人的にそこはかとない闇を感じるんですよ。
是非ラジオでは、その闇を全開にしていだきたい!
そして、ライブアイドル界のバリバリの現役グループとして、業界のリアルな今を語ってほしいです。

どうでしょうか、ラジオ日本さん!
来年4月まで半年ありますので、是非ご検討願います!

FMFUJI GirlsGirlsGirls・ラジオ日本NEXTの令和アイドルラジオ抗争が激化し、切磋琢磨し合う中で、アイドルラジオ業界がさらに盛り上がっていくことを願っております!

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