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千と千尋の神隠し ”トンネルの向こうは不思議な町でした”

物語は千尋が引っ越しで街を離れ道中で道に迷い込み
不思議な国に入り込んでしまうところから始まる

そこは現実世界とは異なり
カエルが喋ったり
顔がなかったり
仮面を被った妖怪がいたり
また"時間の概念が歪んでる"場所

そう日本の"神々が集まる世界"です

そんな世界で千尋は湯婆婆に"名前を奪われる"
親は豚になり人質にされこの世界に囚われの身になるが
ここで出会うイケメン"ハク"と脱出を試み
最終なんとかお互い名前を返してもらい
現実の世界に返してもらった

実はハクはただのイケメンではなく
神様で"名前を奪われた龍"でした

ハクは"ニギハヤミコハクヌシ"で"白い龍"です
神話の"饒速日命(ニギハヤヒノミコト)"も妻の"瀬織津姫"が龍神説で関わりがある

"名を奪われた饒速日命"

つまり
饒速日命は表向きでは天照大神の孫の天孫族(秦氏)となっているが
実際は須佐之男命の子で"物部の祖"です。

最終的に戦で敗北し名を奪われ
"天照国照彦天火明櫛玉饒速日尊(あまてるくにてるひこあめのほあかりくしたまにぎはやひのみこと)"
という名前になりました
名前でわかるように頭に「天照」というのがついてる
これは敗北したことで"無理やり天孫族"にされたということ
"歴史の改○"です

神道のお話をアニメで表現し
大ヒットさせることができる宮崎駿は天才ですねw
この不思議な町に入る前には
ちゃんと"古びた鳥居"が出てくるし、、、

宮崎駿は気付ける人には気付けるように
ちゃんとメッセージとして描かれている

名前を奪われるということは
自分自身の存在や歴史が消えるということ
"名前は存在そのもの"

僕らでいうインターネットの世界では
名前を変えていることが多いはず

それはもしかしたら自分が自分でなくなり
偽りの自分で自分自身を見失っているかもしれない
僕もE2Cとかでしてたけど”高橋悦史”に戻しましたw
MIXIの時なんか”こけし買いだめ”でしたからねw

どっかの誰かが言うてました
今の時代その人をどんな人間か見る時は
"書類よりSNS"を見るって

インターネットの世界で"信用"を得るには
自分の"名前や顔"を出し本当の情報を出す

でないと湯婆婆に名前を奪われ
"一生囚われの身"かもしれませんね


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