Give you the moon
真夜中のサイクリングが好き。
小雨の中、レインポンチョをかぶって走るのは尚よし。
私のこの習慣のために、夫がいつも私の自転車を整備してくれている。
満月に一日足りないお月さまが
気まぐれに厚い雲から顔を出した。
雨の一筋が月の前を走って、なんだか気に入る写真になった。
雲の流れが速くて幻想的だった。
ちょっと重いかもしれないけれど
再生してみてほしいな。
私は機械音痴だから
カメラを扱おうなんて思ったことがなくて
【スマホがあるからいっか】
って、それで済ませて来たけれど、
こういう時、「やっぱり良いカメラ欲しいなぁ」なんて思って、
肉眼で見る月とスマホで撮る月の違いをとても残念に思う。
(もしかしたら、スマホでも腕や技術やアプリがあれば
上手に撮れるものなのかもしれないけれど)
残念でも、私にはスマホしか無いし
腕も無いし
なんも無いから、
【無いままで。有るものだけで。在るがままで】
なんでもやらなくちゃいけない。
人生は全てそう。
無いから。
手に入れてから。
その為にあれをしてから。これをしてから。
そんなことしていたら、月もチャンスも雲に隠れてしまうから。
「無いのが自分」と認める事が出来たら
人生はそれでこそ輝いてくる。
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