#101 ついにサウナの聖地へ

サウナが好きになって10年ほどになるが、都内はもとより出張や旅行のタイミングでもサウナへ行くこともあり、少しずつ全国の有名なサウナを攻略している。関東エリアなら、サウナ好きの友だちとサウナ遠征と題して日帰りで遠出することもある。

これまで行ったサウナの中では、静岡の「サウナしきじ」が最も有名でかつ最高な施設だった。そして、先日、ついにサウナの聖地「サウナセンター鶯谷」へ行った。何が聖地かと言うと、都内で現存するサウナ施設の中では最古らしいのだ。しかも、そのプライドか、サウナへのこだわりも強めだとか。ここはカプセルホテル併設のサウナで、露天風呂など浴槽は充実していないタイプだ。昔はサウナと言えばカプセルホテル併設の施設だった気がする。そうなるとサウナーとしては気になるし、しかも昨年から東東京(城東とも言う)の住人になった身としては行かないわけにはいかなかった。ただ、そんなサウナーの聖地だと、混んでいて当然だ。移り住んで間もない頃に一度行ったが、受付で「今は混んでいてサウナに列ができている」と言われ、その日は諦めて帰った。それから、どこかの平日でチャンスを狙っていたところ、先日の金曜日、仕事のキリが良かったので、15時にフレックスで上がることにし、パートナーと一緒にサウナセンターへ行くことになったのだ。

さて、サウナセンターへ着くと、受付で「今は空いている」と言われ、フレックスで上がった甲斐があった。1階の受付の奥がロッカールームで、ここで館内着に着替えて6階のサウナへ向かう。浴場はサウナ1つ泡風呂1つ水風呂1つにペンギンルームという冷え冷えの部屋があり、とてもこじんまりとしている。サウナの種類としてはフィンランド式と言えるのだろうか、80℃台の乾式で熱したストーンにアロマ水をかけるロウリュウによって湿度がしっかりとある。好みの温度よりやや低かったが、10分くらい入れば汗がダラダラになり、その後の12℃くらいのキンキン水風呂でスッキリした。しかし、12℃だと、1分も入れないほど冷たいのでこれも好みより低かった。残念なのは外気浴がほぼできないことだ。浴場の手前にベランダのようなところがあり、そこで外気浴ができる設定だか、すだれのようなもので覆われているので風は吹かず、座れるように置いてある椅子はヌルッとして気持ち悪いので居心地が悪かった。

よっぽとのことでなければ、次に行くことはないが、聖地を体験したことに満足した。今度は駒込にあるロスコへ行ってみたい。

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