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アルバムの曲順は大事かどうか、という話

アルバムの曲順って大事?テレビサイズの歌唱ってアリ?サブスク&シャッフル再生時代の生き残り戦略とは?ヒット請負人と考える(ABEMA Prime)

というアベマの番組に日頃からお世話になっているふくりゅうさんが出演されていたので拝見しました。

↑の中では曲順以外のトピックも議論されていましたが、一応ここでは曲順にフォーカスした話をしたいと思います。

僕は「アルバムの曲順は超大事」と思っている派です。アルバムを聴いていて曲順に作り手の意図が感じられたりするとドキドキしてしまいます。

ただ、アルバム(音楽)を聴き始めた当初から「曲順通りに聴かなきゃ!」「曲順にアーティストの意図が込められているんだ!」と思っていたのか?と問われればもちろんそんなことはありません。

僕は世代的に中学2年の時にCDが出始め、その後のレンタルCDど真ん中の10代を生きてきました。そしてその時代はファミコンを筆頭にした家庭用ゲーム機全盛期とも重なっていたため、ゲームをプレイしている時のBGMとして流す音楽はものすごく密接な関係にありました。

コンポのCDリピート機能やWカセットデッキのオートリバースで延々と音楽をかけながらゲームをやっていました。

当然その聴き方にシャッフルなどは存在せず(CDプレーヤーにはシャッフル機能あったかなぁ)、収録曲順通りに聴くことになるのですが、それを重ねていく中で「曲と曲のつながりがいいなぁ」とかアルバム全体を通じての雰囲気やアーティストの意図?のようなものを(時間をかけて)感じ取れるようになった気がしています。

そんな系譜?を辿った僕にとってはアルバムを曲順に聴くのは当然正であり是だったりするのですが、そう思うようになった根拠はあくまで個人的な経験によるところが大きかったのかなぁ?と今になって思います。

番組は構成上、曲順通りに聴くのがありやなしやの二軸で語られていましたが、それはあくまで聴き手側が語るべきことでそれについての云々をアーティストや制作側に語られてしまうとやや萎えだなぁとか聴く側の自由を削ぎかねないなぁと思ったりもしました。

その意味で僕らのようなファーストリスナーであるべき音楽メディアの立ち位置は重い責務があるようにも感じました。

たとえリスナーのリスニング様式がシャッフルメインに変わったとしても、音楽家が作品(アルバム)にコンセプトや魂を込めて作っていくのは今後も変わらないと思っています。

一方で作り手側が聴き手に「私のアルバムはこう聴くべき」と提示するのも興醒めなので…

「ぶっちゃけ曲は好きに聴いてもらっていいけど、アルバムと名が付く限りはそこに曲順も含めた作り手の想いや意図が詰まっていまっせ」

という理解が作り手と聴き手が持つべき最低限のリテラシーなのかな?と思っています。


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