ドキッとさせるなよ🏩

皆様、私は何を隠そうONCEです。

「なんだよ？ONCE？」
って思ったそこの貴方。

マジＴＴって感じ。

泣いちゃうって意味。解る？

ONCEとはK-POPアイドルのTWICEの
ファンの通名である。

今は声を大にしてONCEである事を
バイト先や芸人仲間にも
公言しまくっている。


さすがは、
世界的顔面偏差値高めダンス歌うますぎ愛嬌もあり仲良しアイドルスターグループ、
TWICE好きを公言すると、
私も僕も好きなんです！！と言う人が
たくさんいる。
ONCE仲間が増えていっている。

しかし、私はONCEになりたての頃、
それを公言しないようにしていた。

特にバイト先では。

それは何故か。

もちろん、なんか恥ずいから。

アイドルをここまで好きになったのも
初めてであったし、
ほぼ同い年の世界的女性達9人を
毎朝YouTubeで再生し、


「生きててくれて有り難いわぁ」
「このMVのビジュ最高だなぁ」
「あー、衣装さん天才。プロすぎ。」
「このMOMOヘアメイク完璧じゃん。」
「03:24」
「TWICEと一緒に生きよう！！」

と思ってるのが見透かされるかもしれないのがとことん恥ずかしいのである。

そうして純度100度の
ONCEでありながらも
ONCEでない顔をするという、
令和版隠れキリシタンならぬ
隠れTWICE担として生きていた。
絶対にバレてはいけない戦いがここにあった。

隠れTWICE担として身を潜め
バイトをしていると、

ある時、不意に一人の社員さんに


「しゅうへいさんって推しとかいますか？」

と聞かれた。
そんなこと聞かれるの珍しいので、

私は存分に反射神経を生かし
即答の食い気味で

「TWICEですｯ！MOMOですｯ大好きｯムフフフフフフフ」

と答えてしまっていた。

我ながら本物のONCEだなと思うと同時に
徐々に心底恥ずかしくなっていっているのに
気づいたら。

言ってしまった、、、

同い年の誕生日2日違いの
世界的スターを
好きと即答兼食い気味で大好き
と公言してしまった。
してもいいだろ別に。
という言葉は置いといて。

まぁ一人の社員さんに言ったところで
私の推しなど誰も興味なく
広まる事はないだろう。

推しを社員さんに聞かれた次の日、
私のバイト先では、
社員パートアルバイトが集まり
仲を深める懇親会が開催された。

私は予定があり不参加であったが
その懇親会ではビンゴ大会やクイズ大会が
行われたらしく大いに盛り上がったそうだ。

このnoteを読んでいる方が
気になっているのは
そのクイズ大会でどんな内容のクイズで
あるのかだと思う。流石に理解している。

それでは、そのクイズ大会で出た
第一問目を紹介しましょう。

☟こちらである。

「アルバイトのしゅうへいさんが、
大好きなアイドルは誰でしょう！！？？」

まさかの一問目である。

参加した全社員の頭の中には

「知る訳がねぇ難すぎるだろてか興味ねぇ。」

が浮かびまくっていたであろう。

後日その問題が出たと
聞いた瞬間の私の脳内メーカーは

「死　死　恥　恥　恥
　恥　恥　🍑　死　死
　死　恥　死　恥　死」

が浮かんでいた。
すいません。モモが俺から離れませんでした。

何を隠そう推しを聞いてきた社員さんは
次の日に行われる懇親会でクイズ大会の
クイズを作成する担当だったのだ。

ONCEである事がバレた私は
バイト先で隠れTWICE担として
生きれなくなってしまった。

そこからはどうにでもなれと思い
ダムの放流か？と思うくらい
TWICE好きを流布しまくった。
ヌフヌフ言いながらTWICEの良さを
みんなに宣教した。

隠れTWICE担から
TWICE教のザビエルに大変身。

あ、ハゲではないです別に。

しかし一つ弊害が起こってしまう。

私はTWICEが好きなだけで
K-popを詳しいわけではないのだ。
グループ名を知っているかどうかすら
怪しいレベルであるのだ。

バイト先や芸人仲間と
TWICEの話をしていると
流れで他のK-popグループの話によくなる。

そうなると、私は専門外すぎる上に
TWICEをこれでとかと思う熱量で話して
いたやつが急にトーンダウンしてしまうと
一緒に話していた側も気を遣って
迷惑をかけてしまうだろうし、
TWICEにも迷惑をかけてしまう。
今度9人に謝っとかなきゃ。

そんなTWICE教のザビエル
(以下私をザビエルとします)として
時給を稼いでいる時に事件は起こった。


あ、ハゲてはないですからね？

ハゲてないザビエルがパソコンに向き合って
カタカタしていると後ろから、
バイトの女子大生が話しかけてきた。

👩🏻「ザビエルさんONCEなんですよね？」

🧔🏻‍♂️「そりゃそうだろ🤦🏻‍♂️(勿論食い気味即答)」

👩🏻「そりゃそう、、？」

🧔🏻‍♂️「女子大生もONCEなの？？」

👩🏻「いや、前はめちゃくちゃONCEでした！」

🧔🏻‍♂️「ONCEって過去形に出来るの？死ぬまでONCEかと思ってた。覚醒剤より止めるの難しくない？覚醒剤やった事ないけど。」

ってな感じに女子大生という名の
女学生と話をしていると、
その子が急にこう話し始めた。

👩🏻「最近、わたし
　　愛撫好きなんですよね。」

🧔🏻‍♂️「(あ.a.A.ぁ、ああいぶぅ！？、、？、？愛撫？？え、本当に！？あいぶ、、あいぶ！？！？が好き！！！？
しかも、最近！？前はそうでもなかっって事、？？)」

私は全力で驚愕し、ザビエル史上一番の
モゴモゴと目がマグロくらい泳いでしまった。

そして私の脳内メーカーは

「え！？この子、痴女！？」

となっていた。

急にこの女子大生が
ハゲてないザビエルに対して、

男女のチョメチョメの前のイチャイチャが
好きと言うのをカミングアウチョした！！！

どういう信仰心！？カルトでも聞いた事ない！

と頭の中で叫びまくっていた。

しかし私は彼女の愛撫好きという言葉に
答えなければいけない。

私は驚愕が蠢いている頭の中から振り絞り

🧔🏻‍♂️「俺も愛撫好きぃ、、、」

と返した。なっっっさけぇない。

そして、その女子大生が何を言うか、
これ以降の会話は他の人に聞かれたら
コンプライアンスどころの話ではなくなり
ハゲてないザビエルが
まさかの逮捕になってしまう。
宣教しにきただけなのに。

ハゲてないザビエルが情けない対応をした後
その女学生はこう続けた。

👩🏻「私は愛撫の中でもウォニョンちゃんが好きでぇ、めちゃくちゃ推しなんですよぉ」

🧔🏻‍♂️「、、、ウォニョン。」

愛撫ではなく、
IVE(あいぶ)というK-popグループの話で
あったらしい。

あっっっぶない！！！

俺がTWICE以外のK-popグループを
知らないというだけで、
危うく、推しの話をしている女子大生に対して
男女のチョメチョメ前の
イチャイチャについて掘り下げてしまう
ところであった。

ハゲてないザビエルは安心し、
そこからその子のIVE愛を全身で受け止めた。

そして帰ってIVEをYouTubeで検索し
色んな動画を見ていたが、気づいたら
TWICEの公式YouTubeチャンネルの企画
Time to TWICEを微笑みながら胸に手を添え
見ていた。ザビエルなので。

やはりTWICEは偉大である。

生きててくれてありがとう。

日本での追加公演お疲れ様。
いつか会いに行くからね。