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企業のSNSに炎上はあっても失敗はない。

「失敗はないからやってみましょう!」

SNSマーケティングの会社で働いていると、アカウント運用のお手伝いもするのだが、よくお客さんに「こんな投稿どうでしょうか?」と相談していただく。そんなとき、私は全力で応援するようにしている。

SNSマーケティングとは、企業のマーケティング戦略に基づいてTwitter、Instagramなどのアカウント設計をし、目的に沿って投稿をします。それは一度きりで終わることはなくて、SNS終えると決めるまで続きます。

つまりSNS運用者は売上アップ、ブランド構築のために、日々投稿を考え、投稿してみて、ユーザーの反応を見て、より効果的で、信頼を勝ち得て、売上につながる投稿を模索し続けるんです。

SNSの世界は、現実世界となんら変わりありません。

著名人、クリエイター、政治家、企業もいれば、インフルエンサーと呼ばれる影響力のある人も、ただの一般人もたくさんいます。みなが思い思いに発信しています。

ごはんを美味しく食べる方法だったり、家族の幸せを願ったものだったり、仕事のスキルアップをするライフハックだったり、著名人のある日のできごとだったり。見た人を少し幸せにしてくれるものは、たくさんの人の共感を生み、バズります。

時には、政治的な言動や性にかかわるハラスメントだったり、昭和のままアップデートされない価値観で令和を生きる人にとっての時代錯誤なセリフだったりは、たくさんの人の反感を呼び、炎上します。

そんな世界にいると、企業SNSの担当者は迷子になります。

「こんなのはどうだろう?」「あれ?これは危ない?」「もっと反応を得たい」「売上のためになる投稿って?」と。

私は日々考えている中で出てきたアイディアであれば、なんでも投稿してみてほしいと願っています。

SNSの運用目的に反しない、そして誰かを傷つけたり、反感を買うような内容でないならばぜひチャレンジしてみてほしいのです。(もちろんその判断が難しいから企業にとって予期せずに炎上してしまうのですが。)

仮に、アイディアを投稿してみて、ユーザーの反応が薄くても「このパターンは反応が得られない」という結果が得られます。それは一つの成果であって、失敗ではないんです。

そうそう。つい私たちは忘れてしまいがちなのですが、最初は誰だってなんだって、へたくそなんです。

例えば、メジャーリーグで活躍したイチロー選手だって、最初はお父さんとキャッチボールしており、少年野球であり、甲子園で投げていたんです。野球をはじめたからといって、いきなりメジャーリーグに出れるわけではありません。

当然メジャーリーグに出たって、空振りをすることはあります。10回に7回はあたりませんが、結果をもとに研究して、圧倒的にチームに貢献をしている。

全部が全部当たりません。でも、打率1割、2割に満足することなく、努力を重ねていくことで打率3割という結果を得られたことも事実。

そして「メジャーリーグで活躍する」という目標がなければメジャーリーグに行くための努力ができないように、「成果(売上)をあげる」という目標がなければ成果は出ません。

SNSだってまったく一緒です。

いきなり「成果!」「売上!」はできないんです。最短で、最も成果を出すために努力を繰り返す必要はありますが、ゴールは、今の試行錯誤の延長にあることを忘れてはいけないんです。

百発百中を目指そうとすること自体が無謀なんです。

だからこそあなたの商品を、どんなお客様に情報を届けて、どんな風に幸せになってほしいのか考えて発信したSNSには、失敗はありません。だから届くまで、考えて発信する。をぜひチャンレンジしてほしいんです。私はSNSをしばらく仕事にしてきましたが、このチャレンジ精神がSNSを活用するうえで一番大切なマインドだと思うんです。

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