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No.22《面接対策》            Q&A【長野県職員採用試験(行政B)の最終面接対策】についてアドバイスしたいこと 「具体」を「概念」に置き換える力を身に付けて公務員試験に挑もう!!

いつも私の記事をお読みいただきまして、ありがとうございます。

ここ2週間、長野県庁にて県職員採用試験(行政B)の2次選考が行われましたが、受験された学生の皆さん、一先ずお疲れ様でした。
庁内で勤務している私は、緊張した面持ちでリクルートスーツ姿の学生さんを見かけてすれ違うたびに、心の中で「頑張って!!」とエールを送っていましたが、届いていたでしょうか?(^^ゞ

2次選考は集団討論&個人面接(1回目)という内容でしたが、手応えの方はどうですか?
大きな変更等が無ければ、例年通り、来週以降に個人面接(2回目(最終))が実施されますが、私の記事を読んで下さっている方から、タイトルに書いた最終面接への対策(準備)に関する質問を受けましたので、この場をお借りして回答させていただきます。

長野県職員採用試験の面接対策については、No.6【面接選考を突破する際のエントリーシート(ES)や面接カード内容の重要性】について思うこと(12月28日)でも触れていますが、今回はそれとは別に、論理的な思考でとても分かりやすく解説されている就活サイトがありますので、そちらをご紹介します。
私も、都度参考にさせていただく機会があり、代表の平川様に改めてお礼申し上げます。

就活で鍛える、社会人になってからも役に立つ思考法
就活思考 株式会社ヴィジブルート

「Q. 面接で何を聞かれるか不安です。どのような準備をすればよいですか?」
https://visibruitcareer.com/qa/mensetsu-q5

A.  抽象化と具体化、垂直質問と水平質問、を意識してください。」というご回答から、サンプル数はあまり多くないのですが、過去3年間に長野県職員採用試験(行政職)に最終合格した学生さんから提供してもらった面接選考に関する情報をもとに、最終面接の質問内容を集計&分析してみました。
その結果が以下のグラフです。

過去3年間の最終合格者からの情報をもとに筆者が作成
過去3年間の最終合格者からの情報をもとに筆者が作成

水平思考では、他事例の有無の確認、有る場合のWhat & How に関する質問を長所、ガクチカ、自己PR等で5題程度出題されていました。

公務員や民間企業での面接選考の際、面接官が面接カードやエントリーシートには書かれていない内容を訊く行為(いわゆる深掘り質問)に対し、多くの学生さんは事実エピソード(実際に経験した内容)については具体的に回答できると指導しながら感じています。

しかし、その一方で、自分が経験した中から物事の本質を捉えた上で考える能力である「抽象化思考」については、事後報告の面談で「理解や練習が不十分だったことから本番では面接官の意図に沿った回答ができなかった」という反省の弁も耳にする機会が残念ながら多いです。

あくまで私個人による分析結果ですが、長野県職員採用試験の最終面接では垂直思考による抽象化の質問が50%の割合で出題されていますので、今回の質問の回答として、上記で紹介したサイトを参照しながら

・面接カードに書いている具体的な経験エピソードの整理
・経験エピソードから捉えた(学び得た)物事の本質の明確化
◎上記した具体と抽象の行き来 → 言い換えの練習(両思考の強化)

を最終面接対策として準備しておくことをオススメ致します(^-^)
このアドバイスが少しでも参考になれば幸いです。

セミナーに参加された学生さん、この記事を読んで下さっている学生さん、ともに公務員・民間企業の採用選考で内定を勝ち取ることを最後まで応援しております。
がんばって下さい!!

かもしん。