ボンファイアー風に揺れ

お盆!!!帰省!!!!!


 お盆なので祖父の家にガチ帰省しました。ガチです。母は仕事なので父と兄と(父方の祖父だし)。例年通りお墓参りにも行きました。毎年行くお寺。丘の上にぴかぴかの黒い石が並んでいます。雨は小降りでしたが、迎え火は無事焚けました。(誰も黒焦げにならずに済みました、良かった☺️)
 どうでもいいけど、この迎え火をボンファイヤーと呼ぶのに最近ハマってる。東京ディズニーシーの、『ボンファイアーダンス』というパレード(?)の影響だと思います。このパレード自体はそんなに記憶にないけど、最近テレビで見たかなんかで、この『ボンファイアー』という言葉の語感の良さに囚われてしまった。ボンファイアー囚われの身
 
迎え火というのは、ご先祖様を迎えるための目印として焚くそうです。これがないと先祖さんは無事帰ってこれないんだとか。もし自分が先祖だったら、あの世から現世にはるばる来て、自分の子孫がどこかわからないとか超嫌だな。
なので焚きますボンファイヤー

フリーマテリアルボンファイヤー

 迎え火は小雨に打たれて少しだけじゅうじゅうといっている。その炎は先祖を導くため、風に1/fで揺られている。黒い墓石に炎だけが映っていて、まさしく暗闇の中の道しるべのようであった。
↑これめっちゃ詩的じゃないですか?考えるのに10分かかりました。 10分ありゃあカップラーメンが3.33333333個できるってのによ。
その後お寺の本堂のほうにも行きました。襖に描かれてた昔の坊さんの墨絵みたいなのがめっちゃかっこよかった。羽織ってる袈裟みたいなのが、筆の勢いあるタッチで表現されてんすよ。なんかいいよね、そういうの。あとなんか尺八の生演奏をしてました。りん(お寺や仏壇で鳴らすやつ)とのハーモニーが素晴らしかった。たぶん不協和音だったけど。でも尺八の演奏は気が引き締まる感じでよかったです、本当に。
 祖父宅に帰ってきました。祖父宅には本当にごちゃごちゃ色んなものがあります。どっかの土産物なのか、誰かから貰ったものなのか、いろいろな人形とか、父が小学校くらいの工作で作った変な指の折れた手と顔の粘土細工とか、でっっっっっかい赤べことか、果ては雉?の剥製?とか。
「好きなもん持って帰っていいよ」と祖父に言われたので、虚無僧の竹人形を貰おうとしたのですが、「そんなもんもらってどうすんだ」と、家族に止められたのでやめました。次回までに家族の反対を押し切る自信と勇気を持ちたいと思います。

虚無僧


  夕飯は母もいないし祖父も一人暮らしだもんでお惣菜とテイクアウトの寿司でした。正直微妙でした。味もさることながら、なかなかに冷えてるんですよ。キンキンに冷えた焼鳥っ・・・・・・!ダブルパンチです。悪いほうに。食えたもんじゃないわけでは全然ないんですが、果てしなく微妙でした。寿司もめちゃくちゃ無条件に好きってほどでもないので、まあ冷えた回転寿司はそりゃーね。っていう。
なんか夕飯をディスる所が一番すらすら書けた。プラスの事よりマイナスの事の方が饒舌に語れる私は、たぶん性根が腐ってます。なのでもう終わります。ご清聴ありがとうございました。みなさまの健康と幸福を祈っております。なのでみなさまも私のを祈ってくれ。さよなら

父作。かなり野原ひろし


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