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三島で2度目のMAW(ホスト:シタテ)

三島ってこんなところ

今や東京から新幹線で43分の位置にある三島。
江戸時代の頃は「東海道五十三次」の日本橋から11番目の宿駅でした。

東西を行く東海道と、伊豆方面南北を行く下田街道が交差する三島宿は、さまざまな旅人が行き交う交流地点だったそうです。

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(東海道五十三次・三島宿/歌川広重浮世絵より)

そんな「宿場町」文化の三島。
徒歩の旅から、車や電車、新幹線と移動手段を変われど、
旅人を受け入れる町であることは今も変わりません。

三島って「適度に街」で「適度に自然」があり「適度に人」がいるちょうど良い町。

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ゲストハウスgiwaサイトより)

飲食店が連なる裏通り、ふと脇に現れる綺麗な小川。
富士山の雪解け水が流れる冷たい川で遊ぶ子ども、川辺で会話する人たち。

少し行ってお洒落なカフェで休憩。
夜のバーでは初めて会った人と意気投合し、
2軒目行っちゃう?なんて会話があったり。
徒歩圏内に町の要素と自然の要素があるのです。

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旅人の多くはそういった土地と人との交流を求めて訪れてくれます。

「シタテ」ってこんな会社

僕は、2019年3月に東京から静岡県三島市に移住してきました。

はじめて三島に訪れたときは「水の綺麗さ」に感動し、「コンパクトにまとまった街」がとても落ち着きました。また、何よりも「会う人がみんなオープン!」という親しみやすい地域の人達が移住の決め手になりました。

現在は、移住に限らず「自分の関わりたい濃度で地域と繋がる」を叶える場をつくりたいと思い、以下の3つの施設の運営を行っています。

①ドロップインも可能なコワーキングスペース
「ワーカーズリビング三島クロケット」
https://www.crqt.work/

②地域とつながるゲストハウス「giwa」
https://www.giwa-guesthouse.com/

③ちょうどいい住居「レジデンス」
月単位の長期滞在が可能。
4室ある家具付きの部屋には、出身も年齢も様々な住人が暮らしています。


まずは数日間の滞在でも、訪れる人が「三島にもっと深く関わりたい」と思うきっかけになれば、「長期滞在」や「移住」に繋がるかもしれません。
「移住」だけを最初からゴールにするのではなく、「結果的に」三島市の関係人口や移住者が増えていくことを目指しています。

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シタテ×アート

アーツカウンシル静岡のマイクロアートワーケーション(MAW)
ホストを務めるのは今年が2回目です。

実は、去年はアートに対して、すこし懐疑的な感情も持ちながら
3名の旅人を迎え入れました。
1人1人が自分の信念(アート)を持ちつつ、地域に関わり、
大なり小なり自分や周囲の人たちに「アートっていいね」というカケラを残して行ってくれました。

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(今も3名は三島と繋がり続けてくれています)

今年は2年目!
9月11日から18日まで、再びアートな旅人が訪れます。
この町でどんなカケラが残るのか、楽しみです。
その様子は3名の旅人の方もnoteに残してくれる予定です。