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Ash 熱海3日目 「だれと対話するのか」
三日目の日報。
今日も短編小説スタイルで出そうと思っていたけど、意外といろんなことがあって満足いく仕上がりにならないので、とりあえずはメモ程度にあげる。あとでしれっと追記するとおもう。
今日のおしながきはこんなかんじ。
伊豆山神社へ
「走り湯から登っていくコースがお勧めです。足パンパンになりますけど」と、旅人に足パンパンを勧める熱海経済新聞編集長は、優しい顔をしてたぶんちょっとSな人です。
ナギサウラからここまでは、3キロ弱。とりあえず走ってきた。
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走り湯は確かに一見の価値あり。熱海の海底が生きているのを感じる。
![画像1](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74409464/picture_pc_6fc558997e8e93f9825b25b0b0b39ee1.jpg?width=1200)
いざ、伊豆山。
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![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74409580/picture_pc_f8e326045d25c221eda92da573c9eed4.jpg?width=1200)
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74409634/picture_pc_1d37f75f48c03b193f116a9444a2625d.jpg?width=1200)
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74409670/picture_pc_a20293dd7acc45cb6575e1baa20df641.jpg?width=1200)
二頭の龍
伊豆山縁起は、二頭の龍。
伊豆山の地下に赤白二龍交和して臥す。その尾を箱根の芦ノ湖に付け、その頭は伊豆山の地底にあり、温泉の湧く所はこの龍の両眼二耳鼻穴口中なり。
赤い竜は炎を、白い龍は水を司るということです。
ハイキングコース
さらに、本宮を目指す。
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![画像8](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74410476/picture_pc_c1bfdf258acf0cefacb02b3570a0e303.jpg?width=1200)
![画像9](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74410507/picture_pc_8cefc30cc1feab9686966bff2b0dfe2a.jpg?width=1200)
遠かった。
舞台があった。
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誰も来ないので、踊った。
![](https://assets.st-note.com/img/1647500066025-5v2xEj9wqu.png?width=1200)
神様に捧げるにしては不格好だった。我ながら。
さくらやさん
熱海の本日のお湯はこちら。由緒あるお宿の「さくらや」さん。
![画像11](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74413480/picture_pc_a03a0d1e168c8e2ec00d94e9e59e900e.jpg?width=1200)
今回のご縁がなければ、足を踏み入れることもなかったような高級な旅館さん。今回の旅でいくつもの奇跡が重なって、お邪魔することができた。感謝である。
![画像12](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/74413863/picture_pc_9a7ee3c3db40b375474e0578afe1a2c7.jpg?width=1200)
お風呂につかって、思索をまとめようとするけれど…
今日、見てきた光景についてはなにひとつまとまらない。
それはまるで巨大な龍が、空から堕ち、海へ帰って行った跡のようだった。
これはわたしの悪い癖なのだ。
土地にまつわる悲しみに囚われると、とたんに普段の饒舌さが嘘みたいになりをひそめて、思いが体内でぐるぐると渦を巻く。不甲斐ない。
今むしょうに誰かと話したい。
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