あまる「Bouncing In Shimoda ?（１日目）」
初めまして。静岡県焼津市在住の大道芸パフォーマー・あまるです。
私は静岡市街で『あそviva!劇場』というおでんBAR小劇場を運営しつつ、大道芸のパフォーマンス活動や、大道芸を軸としたイベント企画運営なども行っています。コロナ禍ではこの二年間、手探りながら映像制作企画を進めたりしています。
これまでのマイクロアートワーケーション（以後MAW）での旅人の皆様の旅記録に触れながら、とても刺激を頂いています！
と同時に、静岡在住のアーティストの参戦が思ったよりも少なくて少し驚いています。ありゃりゃ！？そうか、仮にも旅人を名乗るわけですから、それなりの距離感も必要…
いやいやいや！
たとえ近所の駄菓子屋まで徒歩３分であろうとその道程は旅であります。
どんな出会いがあるかしれない。
アサギマダラが飛んでいるかもしれない。
それを「あ、ちょっとでかめの蝶だ」と思うか、
各地を旅する蝶としてその熱量に敬意を払うかは個人の自由であります。
そこに好奇心さえ備えてさえいれば！
素晴らしい旅になるはずなのです。静岡県バンザイ！
ん？
さて！
そんな私ですが、今日からMAWにて一週間、下田市に滞在します。
今日はいわゆる移動日で、
午前中に出発し、着いたころには日も暮れ始めてしまいました。
焼津から下田まで車移動で5時間もかかってしまった。
静岡県は 東へ西へ北へ南へ ど広いのです。
よしよし、十分にこれは旅である。私は旅人なのであります。バンザイ！
さて、
今回の下田の旅のお供を紹介したいと思います。
あそviva!劇場のマスコット、くるくるねにべえ 氏です。
左が私あまる。右がくるくるねにべえ であります。
何がどう くるくる なのかはまたの機会に。
とにかく、今回一緒に旅をする仲間です。
私の妻でパフォーマーでもあり、
あそviva!劇場をともに動かしている相方 ひっきぃ は、今回はお留守番。
夫婦といえども、時には距離感が必要なのであります。バ、バン、ザイ…
ん？
今回、ホストをして下さるのは下田市役所さま。
まん防の影響で、活動時期の延期や、活動内容の大幅な変更など余儀なくされる中、こちらの思い付きかつ急な相談にもスピード感をもって具体的なリアクションをして下さっていて、もう初日から頭があがりません m(__)m
ほんとうにありがとうございます。
これから私は何をするのかというと…
一つは決まりました。
★下田市内でバウンスボールジャグリングができる場所を探す旅！
はい、これであります。
説明します！
バウンスボールジャグリングというのは、ゴム（或いはシリコン等）性のボールを床等に弾ませて操るジャグリングです。バラエティ豊かなジャグリングの世界で、マイナーなジャンルかもしれません。
私はこのバウンスボールジャグリングが好きで、ショーの中でも積極的に取り入れています。何がいいって、そのリアクションです。
投げたボールが、帰ってくるのです。
それだけで感動です。バンザイ！
ただ、どこでもいいわけではありません。
無論、弾む場所と弾まない場所があります。
弾む場所に出会えた時の感動はひとしおです。
下田市内各所を巡りながら、
バウンスボールジャグリングができる場所を見つけ出し、かつ、その感動を何らかの方法で発信できたらいいなあ、と思います。
これが私の旅の目的、の一つとなりそうです。
10数年前に、
ヨーロッパのとある（敬愛する）ジャグリングカンパニーが制作した
Bouncing In Paris という映像作品がありまして。
これはフランスはパリの様々なエリアで
その場所ごとの特性を生かした多種多様なバウンスボールジャグリングが展開される見応え満点のジャグリングムービーです。
よし！これを下田市でやろう！
目指せ！ Bouncing In Shimoda
※ただし一人で
そういう気持ちであります。バンザイ！
本当はほかにもやりたいことはあるのだけども、
感染症対策のもとではかなわぬことばかり。だけど布石だけは残したい！
今の段階では何ができるのかはわかりませんが、
きっと見つかることでしょう。
明日からは早速、
それを見つけるための受信アンテナを立てていきたいと思います。
下田市役所さまの粋な計らいで
明日は他の滞在アーティストの皆様とお会いする貴重な時間をつくれそうです。皆様からのダイレクトな刺激の直撃をあびてきたいと思います。
それではまた明日！
