れんが虚勢手術を受けた日のこと
れんが去勢手術を受けました。れんくんにとって大きな試練(?)でした。
朝からごはんも食べられず、どこに連れていかれるのかもわからぬままケージに入れられて、とっても不安そうなれんくん。
そんな様子を動画に撮りました。Youtube「ミコれんちゃんねる」にアップしましたので、ぜひご覧ください。
れんは病院に向かうクルマの中でずっと鳴いていました。
「どこに連れていくの?」
「どこかに置いていかれるの?」
「もうひとりになるのは嫌だよ!」
こんな思いがれんの鳴き声から伝わってきます。訴えるような鳴き方。哀願するような鳴き方。
その鳴き声を聞いていると本当に辛くなりました。
大丈夫だよ、れんはうちの子だよ。
そんな言葉がれんに伝わったかどうか・・・
(その日のインスタ)
オス猫の去勢手術は日帰りです。
朝病院に連れていき、夕方には迎えにいきます。
無事に手術を終えたれんですが、病院が用意してくれた毛布の中に頭だけ隠すように震えていました。
本当にごめんよ、れん。
手術の様子を先生から聞きましたが、動物病院の先生いわく、
「普通に生活させて問題はありません。とはいえ大事なタマタマを取ったので、本人の様子を観察してください」
そして「何かあったらすぐに連絡してね」とのことでした。
タマタマ取られてショックだったのかな。
そりゃ、男の子だからショックだわ。このショックは記憶に植付けられるぞ。
だって、大事なタマが紛失してしまったのだから・・・
れんはきっと「あれ?タマタマがない。どーして???」と不思議がったことでしょう。麻酔で意識のないなかで、あっという間に終わってしまったのですから。
れん、でもね。
君が今後かかるかもしれない病気を防ぐ意味があるんだよ。だって長生きしてほしいもん。
ずっとここで一緒に生きていきたいもん。
だからね、事前に君に手術する事言わなくて混乱させたけど、どうか堪忍してね。
手術を終え家に帰ってきたれんを待っていたミーちゃんの「シャー!!!」
ミーちゃんは消毒の匂いに敏感に反応して、れんが近づくとシャーシャー威嚇してました。
「いつものれんの匂いじゃない!変よ!あんたはどこでその匂い着けてきたの?」
「私匂いに敏感なの!すぐわかるの!」
「よその猫たちと悪さでもしてきたの?近寄らないで!!」
まあ警戒心の強い猫ですからその気持ちもわかります。
れんにしてみれば、「えっ?ボク何もしていないのに、どうして?」と思っていることでしょう。
れんくん、ふんだりけったりの一日でした。
去勢手術から2週間経ちました。れんの術後も何の問題もないし、ミーちゃんもシャー言わなくなりました。
よかったよかった。
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