叶結び(カノウムスビ)
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むすび百科事典-MUSUPEDIA-
水引ライナーLabが制作する水引に特化した結び百科事典。
解説
結び目を表から見ると口の形に、裏から見ると十字の形に見えるので、口+十=叶で叶結びと言われる。結びの形は多種にわたるが、この特徴を含むものを広く叶結びと呼ぶ。
飾り紐でもよく使われる結びだが、水引の特性上、紐と同じ手順ではうまくいかない場合が多く水引独自の手法が必要になります。様々な名前がついていたりしますが、水引ライナーではわかりやすく『叶の字』の周りにできる輪の数で、一つ輪から四つ輪までの結びに分類しました。
口の字の組み方は、それぞれ左回り/右回り、入型/人型、卍/逆卍、と表現されるような2パターンができますが、それぞれの結びごとに水引での結びやすさを優先にどちらかを選択しています。
人型は一つ輪と二つ輪、入型が三つ輪と四つ輪です。(三つ輪は人型でもわりと作りやすい)
それでは、たくさんのパターンを試した中から割り出した、水引において最も美しく本数が増えても結びやすい普遍的な結び方の手順がこちらです。
叶結び(一つ輪)
水引ではあまり見ない一つ輪ですが、ボトル飾りやアクセサリーで活用できそうですね。
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