日記　『美しい彼』を観て、心の嘔吐が全然止まらない

1月22日（月）
この日、なんとなく見逃していた『婚活1000本ノック』というドラマを配信で観た。とても面白くて、何よりこのドラマのイケメン幽霊役の八木勇征さんに何だか妙に惹きつけられた。ものすごーくかっこいい。え、こんなイケメンが世の中にはいたのかと。噂には聞いていたのですが……。さっき観たドラマはまだ１話しか放送されておらず、なんとなく八木勇征さんという方が『美しい彼』というドラマに出ていたのもHuluでなんとなーくチラチラと観て知っていたので、この機会にしっかり観ることにした。そこからが本当にやばかった。とある腐女子のドラマで「脳内から大量のおじやが……」という表現があるのだが、それはもう致死量かってぐらいの私の中のおじやが溢れ出た。それぐらいに『美しい彼』はとにかくやばかった。

ドラマ『美しい彼』についての詳しい話は公式ホームページを見てもらうとして、これはいわゆるボーイズラブドラマだ。でも何かが違う。これまでにも腐った女としていろいろ嗜んできた。でも、とにかく心の嗚咽というか、吐き気が止まらない。美しい清居（八木勇征）を愛する平良（荻原利久）の気持ちもよくわかる。本当に二人の周りに漂う空気として存在していたい、と私は初めて思った。あれ、私なんか「透明人間になりたい」って言っていた平良と同じことを言っている気がする。あれ「石ころ」だったっけ（記憶が正常じゃなくて、すみません）。平良が異常なほど清居を愛しているように、私はひらきよコンビ（と言われているらしい）に異常な愛を生み出してしまった。おえええ、自分がキモい。おろろろろろ。吐き気もずっと、このように止まらない。

とりあえず、この日は朝の4時までHuluでシーズン1とシーズン2を一気に観た。布団の中で悶えたことも記憶にある。劇場版はHuluストアでレンタルをしないと観れない、しかも支払い方法に限りがある。やばいやばいやばい。興奮が止まらない！！！腐女子ドラマで言っていた「BLに目覚めたての女子中学生じゃないんだから！」というのはまさにこういうことか。おろろろろろ。おええ……心の吐き気もずっと止まらないよ。誰か助けてくれ、私はとにかく続きが観たい。でもコンビニでiTunesカードをいくらか買わないと、劇場版は観れそうにないし（他にも方法はあるけど、これが一番良さそうだった）。今日はとにかく寝よう。一時間後（その時、朝の4時だから一時間後は朝の5時）に起きてすぐコンビニへ行こう。もしくはペイペイでなんとかしようと思って、とりあえず仕方なく寝た。

起きたら朝の9時。一旦寝たのに、興奮と心の嘔吐は止まっていなかった。Amazonで頼んでいたアラレちゃんコスプレグッズ（あの帽子とあのピンクのお下品な棒と伊達メガネ）が届いた。わーいとは一瞬思いつつも、もう頭も心も『美しい彼』のことでいっぱいだった。訳あって今日は外出ができなかったので、母が仕事帰りにiTunesカードを買ってきてくれた。もちろんお金も払って、私は劇場版『美しい彼〜eternal〜』を観た。途中まで母と見ていたのだけど、これは親と観る映画ではなく、一人で嗜む映画だと後悔した。馬鹿野郎、あったりめーだ！バカ女！！！と自分を殴りたくなったし、親にもいろんな人にも謝罪したくなった。とまぁ途中から一人で観たのだが、やっぱり心の嘔吐は限界を超えても、おろろろと出る。ここまで書いていてあれなのだが、本当にこうなっているのだ。ちなみにこれを書いている今も心の嘔吐は止まっていない。

今やっているドラマに出ている八木勇征さんがなんかもうすごくかっこいいからと、なんとなく観た『美しい彼』。もう今やっているドラマが正直受け付けなくなってしまった、というぐらいに自分がこの『美しい彼』というドラマにハマってしまうとは。怖い、恐ろしい、美しい、このドラマ……。おろろろろろ……やっぱり吐き気も止まらない。
この後、一旦休もう（『美しい彼』から離れよう）と父と娘のハートフルホームドラマの2話を観た。大量に泣いた。もう自分の情緒が怖いというか、わかりません。これはある意味、幸福の混乱なのかもしれない。私もちゃんと病院に行った方がいいのかもしれない、と劇中の平良のように思った。あと自分ってすごくキモいなってこともすご〜くよくわかった一日だった。おろろろろろ……（心の嘔吐一向に止まらず）。