ストレスをお金で買う時代
SNS、ソシャゲ、動画サービス・・・受動的で楽しめる娯楽が現代には溢れ返っている。思考しなくても快楽物質がいつでも手に入る時代だ、それゆえアイデンティティは薄れていく、自分で選択する機会が圧倒的に減っているからだ。「昔は良かった」なんて言うつもりは毛頭ない。スマホのない生活は不便で耐えられないだろう。人間がAIを使うのではなく、AIが人間を使う時代、これも悪くはないしそのほうが合理的だ。
楽しくないことがご褒美?
現代を生きていると快楽と苦痛の逆転を感じる場面が多々ある。サウナなんかはその最たる例だがアレは心身にストレスを与え続け、そこから解放されたときに快楽を感じている。つまり苦痛が直接的に快楽へと繋がっている。それを耐えて何を得られるわけではない、快楽が溢れかえった世の中では苦痛=快楽となる。筋トレも同じだ。
適切なストレスを与え続ける
快楽はいつでも手に入るが、その分ストレスを感じられる場面が減っている。今の生ぬるいホワイト社会では有益なストレスを感じためには能動的に動かなければいけない。ストレスを感じるためにお金を使う時代だ。
成長のためにストレスは必要不可欠である。それを分かっている人はストレスをお金で買うし、仕事で自らを窮地に追い込んだりする。パーソナルトレーニングやオンラインサロンなんかはまさにそうだ。お金を使い他人を利用し肉体を追い込み、お金を使い仕事をする。
「適切なストレスを自分へ与え続ける」これがこれからの時代を生き抜くための一つのキーワードになる。
まあこれはいつの時代も変わらないんだけどね。
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