多機能高コスパなランバートが私に応える。EastForce LUMBIRT(無印) 10ヶ月使用レビュー

はじめに

このレビューは1作目のEastForce (Black)のレビューであり、後継機種の2.0や3.0、MONSTER LUMBIRTの親といえる製品だ。
2024年6月下旬頃に予約販売が始まるとの事。詳細については以下のURLからYouTubeの紹介動画を視聴できる。
https://www.youtube.com/watch?v=cIoQOsyaRqs


価格

セール時にAmazonで購入した。価格は49,800円から37,800円まで値下がりしており、多機能オフィスチェアとしては破格だ。Keepaを確認する限りではこのチェアの定価は49,800円で固定されている。今年6月に予約販売が始まるEastForce 3.0は39,900円で販売されるらしいので、Amazonセールで37,800円まで下がるのを待たなくてもお得に購入できるだろう。

見た目

3万円台の多機能チェアとしてはとても良い見た目だ。後ろのEastForceというロゴを入れる部分だけはチープなプラスチックだが、普段は見る事は無いしそれくらいしか見た目の安っぽさが無い。
黒色は座らない場所に埃が見えやすいので、こまめに掃除すると椅子に愛着が湧く。
傷も残りやすいタイプの椅子なので、がさつに扱うと見た目にデバフがかかって後悔する事になる。

座り心地

基本的には座りやすい。
あぐらをかくことができる横幅がありお尻部分のプレミアムメッシュとヘッドレストが悪い座り方を矯正してくれる。あぐらを長時間かいていると足に跡がつくのでフットレストを展開する事も多いが、これも快適だ。座る分には最高だ。
リクライニングとフットレストを展開して休めるので、離れたベッドへ移動する必要もなくとても効率的に休むことができる。
夏では暑さを逃す構造のおかげで助かった。冬はPCが暖房代わりとなった。
夏のベタつく時期はアームレストがベタつく可能性もあるのでご注意。

使用時の悩み

横幅が大きいが故にキーボード操作中でアームレストから離れてしまうという悩みもある。著者が所有するHHKB Professional HYBRID Type-S(キーボード)とRollerMouse(マウス)は横幅が30cmであり、腕をほとんど動かさずに操作ができる。
このコンパクトな横幅を実現できる理由はRollerMouse(マウス)をキーボードの手前に置いて使用するからだ。

LUMBIRTは横幅が大きいので、手首を中に浮かせてタイピングしている事も多い。疲れるからと言って無理に乗せようとするとタイピングがしにくくなる。
プレミアムメッシュが1カ月足らずで若干凹み、座面の先端のクッション部分が凸凹するようになるなどして見た目が少々変わってしまった。

まとめ

多機能チェアとしてはとても良いスペックで価格も手が出しやすい。信頼性を買うという点でアーロンチェアやオカムラには負けてしまうが、逆にいえば有名メーカーと比較できる規模のスペックとも言えるだろう。
EastForce(無印)と比べて3.0は徐々に、しかし確実に進化している。
最終形態と称している"MONSTER LUMBIRT"は見た目がカッコいいし、ロマンがある。今後のEastForceの進化を応援しよう。


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