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手作り梅干しはスーパーフード

こんにちは^^
Kitchen Smile Lab. 主宰
子育て食育アドバイザー
横地多実子です。


メルマガ100日実践中!!
本日20日目です。



昨日、
梅干し仕込みワークショップを
開催しました!!


梅干しは1日でできるものではなく

1.下漬け
2.本漬け
3.土用干し

の3工程あるのです。


昨日は一番初めの
【下漬け】の工程を行いました。


完熟梅を洗ってホシを取り除き
塩で漬け込む作業です。


今回使用したのは
栽培期間中化学肥料・農薬不使用の
奈良県産の白加賀梅。


一昨日、受け取った時は
薄黄緑色で少し硬そうに感じましたが
半日常温に置いておくと黄色く熟し
馨しい香りも増してきました。


昔ながらの梅干しは
梅の重量の20%の塩分で
下漬けするのが一般的なレシピです。


が、より柔らかく、
よりジューシーにを目指すなら


梅の実の大きさによって
塩分濃度を加減するのがポイントです。

〜梅の下漬けの塩分量〜

4Lサイズの梅は20%
3Lサイズの梅は19%
2Lサイズは18%
Lサイズは17%
小梅は15%

梅干し仕込み

私は市販の梅干しを
買って食べたことがないので
あまり詳しくないのですが、


一般的な減塩梅干しの
塩分濃度をネット検索してみたら
6%程度のものが多い
とのことでした。



6%と20%

この数字を比較すると
手作り梅干しは
塩分がかなり多いことがわかります。


こんなに塩分が多いのなら
市販の減塩梅干しを買う方がいいね!
と思ったなら、
よーく考えてみてください。


市販の減塩梅は、
高い塩分で下漬けした梅干しを
塩抜きして、調味液に漬けて作ります。

塩抜きすることで
塩分濃度が低くなると、
日持ちしなくなりますので
保存料を加える必要があります。

また、梅の旨みや
栄養素も減ってしまうので
そこをカバーするために
うま味調味料をたっぷり含んだ
梅干し専用の調味液に漬け込んで
製品化することになります。



そもそも梅は、酸味が強くて
そのまま食べられない果実です。

初夏にたくさん収穫できた梅の実を
傷ませることなく、
すべて美味しく食べ切るために

・塩に漬けて梅干しに
・糖分に漬けて梅シロップに
・お酒に漬けて梅酒に
・すりおろした青梅を長時間煮詰めて梅肉エキスに

など、先人たちが試行錯誤しつつ
伝承してきた知恵の結晶が、
梅干しなのです。


市販の減塩タイプの梅干しと
手作り梅干し
どちらが
わたしたちの健康に役立つかは
一目瞭然です。


20%程度の塩分で漬け込み
時間をかけて熟成させ
揉みシソを加えて紅く色付けして
真夏のお日様に三日三晩干す

この工程を経ることで

長期間保存しても変質することなく
私たちの健康を助けてくれる
本物の梅干しへと進化します。

安心・安全な素材で作る梅干しも
天からの恵みと言える
スーパーフード!!

いま、完熟梅がお安く手に入ります。

時間があれば
梅仕事にトライしてみてくださいね^ ^


それでは今日はこの辺で。
また明日、お会いしましょうね ^ ^

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