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季節の恵みを活かして
いのちをはぐくむ食卓づくり
子育てごはんの専門家 たみこ先生
こと、横地多実子です。

旬の野菜のエネルギーを活かして

子どもの身長を伸ばしてあげたい
そうお考えの子育て中の方は
たくさんいらっしゃると思うのです。

もし、あなたが
そう願っておられるのなら
旬の野菜のエネルギーを
食卓に取り入れてみませんか?

今の季節なら、筍です。

土鍋で筍ごはん

『破竹の勢い』という諺があるように
筍は勢いよく成長するエネルギーを帯びています。
(と私は捉えています。)

採れたての筍は生でも食べられますが
時間が経つとともにアクが強くなります。
これは、筍の成長に必要な成分『チロシン』が
酵素の働きでえぐみ成分(ホモゲチジン酸)に
変化するからです。

採れたての筍はエネルギーが強いので
たけのこ尽くしのお料理を食べ続けていると
まれに、お腹が緩くなったり
乳腺炎になったりする方もいらっしゃるので
食べ続けるのではなく
季節に数回ほど食卓に取り入れる感じが
おすすめです。

筍 の えぐみ・生臭みは『信号』

わたしにとっては
春が終わるよ。
そらそろ夏が来るよ。
身体に溜まった老廃物を流して夏に備えて。
という『自然からのメッセージ』

自然はいろいろな方法で
わたしたちにメッセージを届けてくれています。

生の筍を見つけたら
ぜひ一本お買い求めになって
お料理してみてください。
ひと手間かけただけのことはあるはずです♪
※水煮ではメッセージは期待できませんので悪しからず。。。

筍の白い粉

ちなみに、、、
筍にくっついている白い粉
気になって洗い流しちゃっていませんか?

あの白い粉の正体は『チロシン』
筍の成長に必要な成分でアミノ酸のひとつです。
わたしたち人間にも大切な栄養素ですから
洗い流さずに召し上がってくださいね。

《牛肉と筍のしぐれ煮》

《牛肉と筍のしぐれ煮》

① 牛肉に醤油と本みりんで下味細
② 銀杏切りにしたタケノコを油で炒める(お好みで鷹の爪を入れても)
③ 土生姜(細切り)を重ねる
④ 牛肉を重ねる
⑤ 水50mlを加えて煮る
⑥ 火が通ったら醤油と本みりんで味付けする

季節の恵みを活かして
『いのちをはぐくむ食卓づくり』
子育てごはんの専門家 たみこ先生(横地多実子)

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