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SixTONESの未来はこっから始まんだ!ってお話

SixTONESさんの記念すべき10枚目のシングル「こっから」。
節目なのにまだここからとか、半ば呆れながらもやっぱりそういうところが楽しくて仕方がない。その情熱はどっからくるのだろうか、そんな彼らの新譜をレビュー。というかほぼ感想。

1.こっから

軽快な生バンドを背に、6人が熱いラップとマイクリレーを繰り広げるミクスチャー・エールソング。
最近ヒップホップをバンドで演奏するの好きですね、SixTONESさん。でもそういうとこ好きです。
応援歌は応援歌でも、前々作の「Good Luck!」のような明るく背中を押す感じではなく、泥臭くても不器用でもいいからとりあえず始めよう、こっからやりゃいいんだよ!みたいなSixTONES流の応援のしかた。
そうそう、歌おうとしたら噛みまくる問題を早く解決したいんだが。無理かな。歌ってる人たちすごいな、と思ってしまう。いや、6人いるからこそなのか?

2.雨

胸をえぐられるような喪失感と孤独を歌った、激しさと静けさの共存するロックバラード。
10作目で「Imitation Rain」を踏襲したような曲が出てきて、やはりSONYは策士だなと。
マイナーコードなのかあえてのメジャーコードなのか全くわからないもはや気持ち悪いメロディーだが、一度聴いたら耳から離れない。
これまた歌うのが難しい、絡みつくようなボーカル。感情を露わにした雰囲気も珍しい。
そういえば漢字1文字の曲って初めてじゃないか。
曲調的にはSixTONESの王道だが、どこか斬新な一曲。

3.Medley from「慣声の法則」at 横浜アリーナ

見てしまったんだ、現地でこれを。日にちは違うかもしれないが。
正直ここしか記憶に残っていないほど、鮮烈に脳に焼き付かせていったメドレー。
ワイルドさと怖さと激しさの塊。そこに隙を与えることなく入ってくる歌の上手さ。
これぞSixTONES。これぞSixTONESのライブ。
言うことはない、これが彼らだ。

4.FIREWORKS

梅雨の「雨」が明けると、夏真っ盛り。
盛大に打ち上げる花火のように派手で官能的な、ラテン系アッパーチューン。
とりあえずAメロの最初が低音樹ラップで始まる曲は、彼の大優勝曲間違いなしということで。
私は打ち上げ花火より、手持ちの線香花火がタイプなんだが。←

5.Tu-tu-lu

チルで爽やかだけど失恋ソングな、ボサノヴァ×ヒップホップ。
彼らって失恋ソングとセクシーソングしか歌えないのかなって思ってしまう。でも毎度お洒落。
アコースティックギター中心のシンプルな音色に、6人の甘くて優しいけどどこか切ないハミングが、何とも言えない絶妙なハーモニーを織りなしている。
私情挟みます、これ好きです。あと珍しい慎ちゃんのビブラートも。

6.ABARERO -Dark Electro Rock Remix-

これがハードロックか、へえ。初めて聴いたけどやっべえな。(個人の感想です)
流石にABAREROは、こうさらに激しくするしかなかったのだろう。バラードにとかできないし。でもぴったり合うのがSixTONESのリミックスシリーズ。
夏フェスとかでこういうぶち上げハードロックやったら楽しそう。

今回もミニアルバムなんじゃないかと思うボリューム。
まだ6月なんだけど、あと半年どんなスピードで突っ走るつもりなんだろうか。
奇想天外で神出鬼没、訳の分からない(褒めてる)SixTONESのこっからに、期待が止まらない。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
mico


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