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レコードが愉しいというお話

つい昨日、新古品ではあるがオーディオテクニカのレコードプレーヤーを父に買ってもらった。
まるで昭和の子どものような(偏見がすごい)感じで喜んでいるのだが、レコードという古き良きものを知ってしまった平成生まれの話を。

始まりは、90年代のバンドを好きになったことだろうか。
そこから趣味嗜好が古いもの、渋いものに向き始めた。
そしてこのnoteにも書き残したが、今年1月にMISIAさんのライブに行き、CDデビューの前にレコードを出していたという事実を本人の口からお聞きした。(何と贅沢な)
「これは気になる!」
とレコード店へ。サザンや松田聖子さんなど知っているアーティストも多く並ぶ中MISIAさんを探すと、「Everything」のクラブリミックスを発見。
さっそくお迎えするが、肝心のプレーヤーはないのでジャケットを眺めるばかり。

そして次は、京都のレコード店へ足を運んだ。
カフェの中で中古レコードも売っているこぢんまりしたお店なのだが、そこで最近聴きたかったジョン・レノンの「Imagine」が入っているアルバム「Shaved Fish」を発見。
意気揚々と帰って、また眺める。
近くのブックオフで見つけた中古のレコードプレーヤーでも買おうかな、と思っている間に、父がスマホのネットショッピングで例のオーディオテクニカをポチリと押していた。

いざ届いて開けてみるが、セッティングの仕方がわからず。父の帰宅後に、一緒に準備をした。
そしてドキドキしながら、レコードをターンテーブルの上に載せる。
今の時代のものは便利で、スタートボタンを押せば自動でアームが動いて曲をかけてくれるのだ。

針が一番端に落ちて、スピーカーから聞こえてきたのは焚き火のような温かみのある「パチパチ」という音。
そして、イントロのピアノ。
これが、至福だ。至極たまらない。
後から見返せば恥ずかしいほどのニヤケ顔で、イマジンを鑑賞。
ああ、いいなぁ、と気づいた瞬間である。

何が良いと思ったのか、素人の勝手な感想を書こう。
・レコードをジャケットから取り出してセットし、針が落ちるまで少し時間がかかるのも逆に良い。
・やはり音に温かみがある。イメージとしては、老舗の喫茶店の中でかかっているBGMみたいな。(?)
・意外と最近のアーティストの方々もアナログ盤を出しているので、昭和の名曲以外もたくさん聴ける。例えばMISIAさんもそうだし、宇多田ヒカルさんやスピッツの最新アルバムなんかも。
しかも最近はレコードのブームも再燃しているらしい。

次は宇多田さんの「First Love」のアナログ盤を買って、CDも借りちゃおうかな、と考えている今日この頃。(なぜ配信にはいかない)
あーこうなったらSixTONESも出さないかな。ソニーならできそう。とも考えている。

ここまでお読みいただきありがとうございました。
mico

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