ライアーダンサー/マサラダを聴く
そういえば聴いたことがなかったので聴く!
これ、あるあるの歌だったんだ!初めて知った!みんなが知っていて私だけ知らなかったことを知る度に「ああ、アホだな〜」と「知れて良かった〜」の感情が同時沸きする。不可避のエンカウントイベント。こういうのをこれからできる限り毎日続けようってんだから恐ろしいよね。
音楽的な面で驚いたのが、これがマサラダさんの処女作だということ。え!?そうだったの!?なんか流行ってるなーとは思っていたけど、まさか処女作とはね。声ネタとか音作りとか全体的に素人感がない。なんかの別名義と言われた方が説明がつく。
「結局、なんやかんや上手く収まったらそれは嘘でも別にええやんね。なんか上手く収まってるんやし」のマインド、すごくいい。
最近テトさんがSynthesizerVで出て、めちゃくちゃ流行っているけど、テトさんのキャラクター性を前面に出した曲がそれなりにある気がする。このライアーダンサーもそうだし。嘘から出た誠。
初音ミク登場当時も『架空の声を持った存在』としてのアイデンティティがかなり大きな割合を持っていたけど、最近ではそういうのをあまり見ない気がする。単純に音楽としての道具として人工に膾炙した感じ。テトさんもそうなるのかなあ。なりつつあるんだろうけど。
追記
よく見たら、作曲そのものが初めてというわけではなく、ボカロ曲が初めてとのことでした。そりゃあそうだ……これがマジの作曲処女作だとしたらビックリしちゃうね、本当に。いや、ビックリしていたんですけども。
ただ、初ボカロとしても充分すごいです。これはマジ。